年代 1800年代 フランス、パリ、メゾン・サジュー
今では、その愛らしいデザインが人気で、日本でもすっかり定着したサジューの手芸用品です。今あるデザインは、1800年代のものを元にしているものが多数ですが、こちらは、その100年以上前の当時のサジューで販売されたモノグラム帳です。なんとも言えない哀愁漂う表紙、中身のモノグラムの愛らしさ。。。4つのデザインのアルファベットをお楽しみ頂けます。ちょっとセピアがかった感じもなんとも言えません。手芸家の方、古い紙もの大好きな方、デザインやアートのアイディアとして、、、微妙な青みが素敵な表紙だけでも、すでに立派なアートのよう♪
【メゾン・サジュ―】
1830年代に、ジャック・シモン・サジュー氏が、パリのシテ島で手芸用品店を開店。開店当初は、主に刺繍図案を販売。
それまで貴婦人のたしなみであった手刺繍が、庶民へと広まるのに一役買ったサジューですが、1900年代半ばに手芸の人気が下火になり、ついに閉店となり、120年の歴史に幕を閉じました。
2000年代になり、その老舗の手芸店を蘇らせたのは、アンティーク手芸コレクターのフレデリック・クレスタン・ビエ女史です。
新しくなったサジューが米国に先行販売し始めた頃、米国在住だったキャラメルもサジューに卸の相談をしたことがありました。当時フレデリックさん自ら、書類やポストカードを送ってくださり、今でも大切に持っています。
サイズ
閉じた場合の全体 14cmx9.7cm
表紙含まず、8ページ分あり。モノグラムは4種類セット
モノグラムが1つ入っている1マスのサイズ 3.1cmx2.9cm
コンディション 表紙などに年代経過の感じが出ていますが、モノグラムの箇所はとても綺麗です。全体的にこの古さの紙ものとしては、大変良い状態かと思います。
サジュー、1800年代当時の、オリジナルのブロイダリーデザイン帳 (アンティークを元にした現行品ではありません)
紙製