ガブリエル・デストレ

フランス、アンリ4世の愛妾であった、Gabrielle d'Estrées  (1571年 - 1599年) のポートレート銅版画です。

この女性、単なる愛妾ではなく、アンリ4世の政治的・宗教的アドバイザーでもあり、プロテスタント派だった彼をカトリックにしてしまった程とか。

すでに既婚だったアンリ4世を離婚されるには、離婚に厳しいカトリックに対して、子供がいない場合は離婚もあり得る、と例外を作り、自分が妃の座に就こうとしました。

アンリ4世もその意向を示していましたが、実際には、結婚式も戴冠式も執り行われる前に、彼女が若くして亡くなってしまったそうです。

アンリ4世に深く愛されていた彼女。

早すぎる死は、毒殺だったとの噂もあったそうです。

まさに映画になりそうな短く太く生きた女性。そんな彼女の華やかなりし頃のイメージ画」

、、、襟が凄いですね。(〃艸〃)


★有名な受胎を告げる絵画、こちらの右側のモデルはガブリエル、左側が彼女の妹だと言います。
(画像はお借りしました)


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