エドワディアン・ドレス [VB005]

年代：　1910年頃〜

こちらは、シックなエドワディアンのドレスになります。ナイロン製のようですが、しっとりとした上品な手触りで、シルクやコットン混合の雰囲気もあります。少し光沢があるブラックカラーのドレスです。首部分と袖口には、手縫いでシルクとレースがほどこされています。袖口には、さらに、薄くベルベットのテープもはられて強度を増すよう、細かな点まで配慮されています。そして、肩から前身ごろ、ドレス下方には、幅20ｃｍのゴージャスな黒いレースが張り巡らされています。胸元のくるみボタンのお飾りも可愛いです。後ろは、小さなフックとベルトで留めるようになっています。まさに、メイドさんに留めてもらわないと着用出来ないような、優雅なドレスです。当時は、きっと大きな羽根つきのお帽子などと組み合わせて、お洒落に着用したに違いありません。ロマンティック＆シックな、きれいな作りのお品です。

サイズ：　
肩からスカート裾の丈　1ｍ33ｃｍ
ハイネック突起部分丈　5ｃｍ
首まわり　28ｃｍ
肩幅　38-40ｃｍ
胸囲　75ｃｍ＋
ウエスト　58ｃｍ
袖の長さ　39ｃｍ
袖つけねまわり　30ｃｍ
袖口まわり　21ｃｍ

黒いレース飾り、レース幅20ｃｍ

コンディション：　
特に目立ちませんが、首付近のレース下の薄いシルク地に、消耗・痛みが見られます。

スカート下方の幅広のブラック・レース飾りが、フロント左はしで、カットされて終わっています。（画像に〇く記しました。）右端レースは、スカートはしから後ろにかかる個所で、きれいにスカートの縫い目に入って処理されています。左はしレースの処理、もしくは、レース自体を取り除くなど、お好みで調整してください。

細かな点を上記に記しましたが、このままでも、雰囲気を壊したりすることはありません。また、お品の価値を下げるようなダメージは見当たりません。全体的に大変良好で、驚く程、綺麗な状態です。またドレス全体の形も、エドワディアンドレスの美しい形が良く出ています。