州知事の娘のポアンドガーズ・レースカラー（襟） [PDG100]

年代：　1800年代　　ベルギー

丈も幅もたっぷりゴージャスな、まるでショールのように大振りの素晴しいポアンドガーズのレースカラー(襟）です。大きな薔薇モチーフは、花びらが２重の作りのポアンドローズ/ローズポイントであり、昔のレディは、香水を染みこませたコットンをこの花びらの個所に、そっと忍ばせたそうです。

優雅でお洒落な上流社会のレディだけが、着用できた贅沢なお品、ポアンドガーズ。　こちらのお品も、実は1800年代、当時のカンザス州知事の愛娘が、彼女の結婚式で着用したウエディングドレスを飾っていたものなのです。ドレスは、すでに違うお宅へ旅立って行ったそうですが、このレースだけは別に、最後まで大切に保管されていました。知事の娘さんのウエディングドレスのレース、、、上流社会のお嬢様の持ち物。どこを見ても、丁寧で素晴しい出来具合のお品です。100年以上前の結婚式で着用された、まさに、ミュージアムクオリティの逸品です。

ハンドメイド・ニードルレース、お色は、エクリュです。

サイズ：
平らに広げた全体：　たて65ｃｍｘよこ67ｃｍ
内回り（首周り）：　85ｃｍ
レース幅：　19ｃｍ
薔薇モチーフ：　大きな個所で、直径約5ｃｍ

コンディション：　全体的に大変良好です。
細かな点ではありますが、ごく薄い変色スポットが少しと、背景ネットレースに、２ｍｍのホールが１つあります。どちらも、美しさを損ねるようなものではありません。ほぼ完璧な、ミュージアム・クオリティーの素晴しいお品です。