アイリッシュ・ボグオーク、ヴィクトリアン・ボタン [BogOak１]

１８００年代　アイルランド

古いボグオーク製のボタンです。
ボグオークは、何百年〜何千年もの間泥炭地帯に埋まり、固く炭化した樫の木などのことです。ヴィクトリア時代に流行したモーニング・ジュエリー（喪に服すための黒いジュエリー）に使用された素材の一つです。当時の古いロザリオやジュエリーに見られる素材ですが、ボタンでポツンと見つかるのは、なかなか珍しいかもしれません。

こちらは、大きな西洋の館のようなモチーフが手彫りされており、小さなボタンの中に、雰囲気ある世界がぎゅっとつまっています。独特の手触りや質感は、やはり他の木製やガラス製のボタンとは、一線を引いています。指輪や小さなブローチなどに加工し直しても素敵ですね。

雰囲気あるボグオークボタン、ボタン・コレクターの方、またジュエリー加工をなさる方などに、是非お勧めのとっておきのお品です。

サイズ：　直径　1.6ｃｍ、あつみ　（太い個所で）約5ｍｍ

コンディション：　素材、加工とも、大変古いお品ですが、ダメージ等もなく良好なアンティーク・コンディションです。