ジョアンのクリスマス

ジョアンのクリスマス
ジョアンさん、、、義母を中心としたブティークのお友達です。

”ブティーク”は、仲良しの奥様方が集まり、ハンドメイドのキルトや小物、
クッキーやパウンドケーキ、ジャムなどを販売する季節事の行事です。

イースター、ハロウィーン、クリスマス、、、などの前に、
素敵な大きなお家を開放し、可愛い手作り品をみんなで販売します。

画像は、そのブティーク仲間である、ジョアンさん宅の12月の様子です。

冬でも暖かい南カリフォルニア、お庭にもカラフルなお花が咲いています。

そして、中に入ってびっくり仰天!

サンルームの一角(4畳くらいでしょうか)に、
ちいさなスノータウンが出来上がっています!

サンタさんや、町の人々、丘や素敵な建物、
スケートリンク(電気が入りますと、人形がくるくる滑り出します)
そして、夜になると、内側からきれいにライトアップされる町中のお家たち。


どどーんと現れたその様子は、まさに、小人の国のクリスマス!!
彼女が、長い年月をかけて、大切に集めてきたコレクションたちです。


12月になり、これらを箱から取り出すのが何より楽しいというジョアン。
日本のお雛さまのような感覚でしょうか。

毎年、本物のクリスタルのクリスマスオーナメントを
大切に1つずつ増やしていく人や、年ごとに、まったく
違ったテーマで、お家を飾っていく人、、、。

みんなそれぞれ自由に、クリスマスの
インテリアを楽しんでいるようです。







日本の恋人たちのロマンティックなクリスマスとは異なり、
こちらのクリスマスは、家族で集まるホリデーです。





クリスマスの朝、ツリーのしたのプレゼントをみんなで
集まって開けたり、ゆっくりとブレックファストを頂く雰囲気は
どこか、日本の元旦の朝のような空気なのです。





留学生だった頃のわたしは、こういったホリデーシーズンになりますと
ちょっぴり、(ああ、家族は日本なんだ)と寂しい気分になったりも
しました。笑

それでも、お友達や恋人の家族におよばれして
1人で過ごしたことは、あまりないかもしれません。




今は、実母より?頻繁に電話をくれる義母や、
横で、テレビを見ている(笑)オット、気が付いたら
わたしは異国の地で家族を持っていました。







。。。人生は不思議です。笑






ジョアンさん、今年も今頃は、スノータウンのお箱をあけて
にんまり、ディスプレイにうかれているに違いありません。