2009年8月

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ハッピー・ウエディング
ご自身の実際の結婚式に、アンティークのウェディング
アイテムを上手に取り入れていらっしゃる方が
増えているみたいですね。

キャラメルにも、アンティークのヴェールやドレス、
ティアラ、ハンカチなどをお探し中の、”未来の花嫁さん”から、
たくさんのお問い合わせを頂きます。

お便りのやり取りをしていますと、花嫁さんの
幸せが伝わってきて、わたしまで、ニコニコしてしまいます。

ブーケに使用するために、フランスのアンティークレースを
お求め頂いた方、何ヶ月もご検討頂いて、映画の中に見た
同じスタイルのウェディングティアラをご注文なさった方、
ウェディングのハンカチは、サムシング・ブルーは、、、
と、海の向こうからのたくさんのお便り。

一生の思い出になる素敵なお式にするために
アンティークを通して、ちょっとしたお手伝いが出来ること。
キャラメルにとって、本当に光栄なことです。

「人とは違う、自分だけの大好きなアンティークを
お式で身に付け、いつか子供が出来て、、、そして、
その後も(アンティークは)代々ファミリーに、残していけるように。。。」
。。。お客さまの素敵な想いは、とても美しく私の耳に響きました。

皆様、ご結婚おめでとうございます!!

*画像上から: 
すずらん付ウェディングヴェール、オレンジフラワーのワックスティアラ、
1800年代の結婚証明書とシルバークロス、アールデコ時代の、
すずらんのブーケを持ったブライドのフォト。
ちょっと一息
ここしばらく、なぜかバタバタと忙しい日々でした。
お仕事の合間に、ふとお部屋の中を見回すと。。。

あれ? 
家の中にあった、お花が、みんな盛りを過ぎてクタッ!
これではいけません。いそいそと、近所にお花をゲットに出かけました。

野菜やフルーツと同じように、並んでいる中で、
一番、元気で新鮮そうなお花を選びます。

素朴な白いブーケを選んで、お部屋のあちこちへ飾りました。
ちょっと幸せです。(^^) 

さあ、また頑張るぞ!
走っています。
今年は、1月のカンザスからカリフォルニアへの
引越しに始まり、カリフォルニア内の小旅行を数回、
6月には日本へ里帰り、そして7月は、またカンザスへ、、、

もう、落ち着く暇もない程、移動の多い年。。。汗。

なぜか、次から次へと、自然にそういうプランになってしまいました。

先週は、カリフォルニア内を北上して、
また、ヨセミテ国立公園近くまで行って来ました。

一泊する予定が、用事があまりに早く済んだので、
無理してその日のうちに帰ってきてしまいました。

自宅で、自分の枕で眠るのが一番です!(笑)


ところで、田舎に行きますと、やはり古いお家が
残っているので、胸きゅん、でもあります。

なぜ胸きゅんかと言いますと、だいたいこういう
お宅で、何代も同じお家に住んでいるファミリーは
もう、お宝(アンティーク)の山を地下室に、屋根裏に、
やれ、外にある古い小屋の中に、、、、と抱えています。

そういうお品をファミリーから、思い出話などを
聞きながら仕入れるのが、大好きです。

アンティークは、そのお品自体だけではなく、
お品を通して見えてくる、当時の人々の生活など
その夢のあるストーリーが、本当の価値だと思っています。

そして、そういうお品を見ながら、
今から100年後、私がすでに旅立った後に、
私が生きた跡って、一体、何が残るのかな。
なんて、漠然とですが、思ったりもします。

20歳そこそこ、飲み会で大騒ぎしているお馬鹿な
私の写真が、100年後は、アンティークフォトとして
知らない人に見られちゃうのかな?とか、ですね。(恥)

何時間も、運転していますと、そういうへんなことを
考えてしまいます。。。笑。

でも、結局は、100年後の心配より、
今日、一日、一日を一生懸命生きればいいんだなと、
当たり前の考えに戻ります。

そんなことを思いながら、車の外の景色を見ますと、
夕日に照らされた風車が見えます。砂漠の山に
これでもか、これでもかと、回っています。

風力発電の風車です。

野原を歩く、牛さんの群れの向こうに、
壊れかけた農家のバーン(納屋)の向こうに、
クルクル回っている風車です。


わたしも、クルクル回りながら(?)
どこかで、何かの役に立っていればいいな、
なんて思いが、頭の中にふっと浮かびました。


お空がピンクに染まる頃、
砂漠のジョシュア・ツリーの影がきれいでした。
写真の中の少女たち ~フレンチ・ポストカード~
今週ご紹介予定の、アンティーク・フレンチカードです。



ちょっぴりプレビュー。



当時の美しい少女たちの写真のポストカード。



巻き毛の可愛いお顔はもとより、その着用している
ドレスの豪華さには、目をみはります。



細かいレースがびっしりあるドレス。。。



お花を携えてポーズをとる幼いレディたち。



おしゃまな幼女というより、その表情は
どっきりする程、大人びていたりします。



整った愛らしいお顔に、きれいな巻き毛、
リボンとレースとお花に、うめつくされたその表情の下は、、、
一体どんな子供達だったのでしょうか。



今となっては、知る由もない、
ポストカードの中の、永遠の美少女たち。



当時のモノクロ写真は、こういった淡い色を
あとから、スタジオて足していったものが人気でした。
カラー写真の技術が、また発達していない時代です。



ふんわりしたドレスは、何色だったのか。

この子の瞳は何色だったのか。

リボンは、花は、、、



全部わからないほうが、楽しいこともあるのですね。



そんな古き良き時代の、写真のポストカードたち。



今回は、12枚ご紹介予定です。どうぞ、お楽しみに。
ウィリアム ~アリゾナ州、山間のちいさな町~
先日行ったカンザスの途中に寄った
アリゾナ州、フラッグスタッフやセドナの近くにある
ちいさな町、ウィリアムです。

ここには、前回、とっても雰囲気の良かった
カフェがあったり、夏でも涼しい風が吹く
とても気分の良くなる、素敵な場所でした。

旧街道のルート66沿いの町で、栄えてきたようです。
リゾートな感じですね。



そしてこの夏、半年ぶりに通った町は、、、

かなり風貌が変わっていました。

メインストリートの店は、そのほとんどが
なくなっており、店舗貸し出しのサインが。

私の大好きだったカフェも、跡形もなく、
少しさみしい思いをしました。涙。





気を取り直して、何かカメラを向けるものはないか、、、
と見てみましたところ、ある古い建物の窓からせクシーなお姉さんが。

ホテルのようです。

昔の娼館をイメージしたのでしょう。

やけにエンターテイメント性の高いエクステリア。
その名も ”レッド・ガーター!!” セクシーです!

ブルーに濃いレッドのデザイン。

そして、偶然なのか、計画済み?なのか
外には、ブルーのトラックが駐車しています。

。。。お姉さんは、近くで見るとちょっとコワイですかね?





今度、この町を訪れるときは、またメインストリートに
活気が戻っていますように。。。
と、ココロより祈ったわたしです。