2011年7月

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お屋敷拝見!
もう何年も前、このお家の前を通る度に、

素敵だな~、中はどんな風なのかしら?

と、色々とわくわく想像したものでした。

私の住む町の、ダウンタウン近くにある、

ヴィクトリア時代後期の邸宅です。






堂々たる円柱、今も残っているテラスやポーチ。





白いドレスに身を包んだ、ヴィクトリアン・レディたちが
初夏には、お茶会などして楽しんだに違いありません。





数ヶ月前、このお宅の庭先には、”売家”の看板が。。。



そのため、お家の中も公開となったのです。
(画像:不動産エージェントより拝借)

前から気になっていたお家の中を拝見出来る、、、
なんだか、とてもラッキーな気分です。



丸みのあるポーチの屋根、バルコニー、、、
こういったエクステリアの当時の建築装飾個所は、
長い年月の間に、朽ち落ちてしまうことも少なくありません。

こちら、頑張ってまだその姿を残しています。







お家の中も、オリジナルの暖炉が各部屋にちゃんとあります。





昔のちょっとゆがんだ鏡、タイル、そして、天井付近のディテイル
(日本で言えば欄間みたいですね。笑)






大きな柱時計、古い電灯。











天井につるされた雰囲気あるランプ、重厚な家具。。。









ラベンダーカラーのカーテンに、赤い絨毯。。。。。

ヴィクトリアンのお宅だけに許されそうな、
当時らしい、無謀な配色であります。笑







はあ~と甘いため息と共に、ちょっぴりヴィクトリア時代に、
タイムトリップした私でした。







まるで、古い映画のセットみたいです。












そして、裏庭には、ガレージがあります。
このガレージだけでもすごく可愛いのですが、
こちらは、もともと、馬車を駐車した、キャレッジ・ハウスです。
現代でも車3台は入れそうですね。


こういうお家から出る、まさに屋根裏や地下室の中に残されたお宝、、、
キャラメルでも何度もご紹介してきました。



でも、こちらは、ほとんど片付けられてしまった後のようでした。



お部屋もガランとしているところが多かったです。



素敵なファミリーがやって来て、冬には、
暖炉に温かな火が灯ることを祈ります。
りんごの木の巣
家の前庭にあるりんごの木。



りんごの花の季節が終わり、ちいさな実が付き始めた頃でしょうか、



鳥の巣が出来ていました。



お母さん鳥がたまごをあたためていました。



夏まっさかりになり、たまごをあたためているのか、
ゆでたまごにならないよう、冷やしているのか、、、



そんな40度を越すような厳しい真夏日が続いた後、
なんとヒナが孵っていました。



お母さん鳥、ヒナ2羽、せまい巣に、3羽が重なり合っています。



お母さん鳥は、たまごが孵る前、私が近づきすぎますと、
あわてて逃げていました。



でも、ヒナが孵ってからは、私が近くに行っても
まだ飛べないヒナを置いては、絶対に逃げません。


お母さんなんですね。



今朝、今日もどうしてるかな~と、巣を見てびっくり。



とうとう、ヒナも飛び発って行ったようです。



さみしいような、嬉しいような。



残ったのは、カラの巣と青いりんごの実。



今日も39-40度くらいになりそうです。
アメリカンカントリー ~オハイオ州まで~
先日、カンザス州 → ミズーリ州 → イリノイ州 → 
インディアナ州 → オハイオ州へと、片道13時間、
ドライブして参りました。

まだ暗いうちに、カンザスを出発。

あたりが明るくなって来た頃、
ミズーリ州、セントルイス付近に到着。

カンザスとミズーリ州の州境にある、ミズーリ川を超え、
その次には、巨大なミシシッピ川があります。
ここを超えると、次はイリノイ州です。

私の人生、ミシシッピ川にまでやって来ることになろうとは、
本当に想像していなかったので、この川を越えたとき、
なぜか、じいーんと感動してしまいました。


イリノイ州、インディアナ州と、フリーウエイ沿いは、
ほとんど田舎で、平らな大地。のどかな景色が眠りをさそいます。。。






インディアナポリスの都会のビルを見た後、
すぐにオハイオ州へ入ります。




オハイオ州、スプリングフィールドという小さな町にやって来ました。

昔はかなり栄えたようで、古いりっぱな建物が多いこの町。

私の走ってきたこのミズーリ州~オハイオ州のルートは、
1700年代には、フランスからの商人たちが、
この辺りの水辺に生息していたビーバーを捕獲し、
その毛皮を本国フランスで、貴族用に
高価な毛皮小物として販売しました。

ですので、通りの名前など、(得にミズーリ州は)
フレンチの名前が今でも多く残っています。

アメリカではじめての億万長者も、
このファー・トレード(毛皮貿易)で財を成した
フランス系移民だったそうです。



さて、スプリングフィールドの町自体は、小さかったです。
ただ、大学があるので、学生街として、そして、町の人達が、
色々なイベントを開催し、活気を取り戻しつつ、なんとか
サバイバルしている様子に見受けられました。

残っている建物の具合などから、きっと1800年代に、
最盛期を迎えた土地なのだろうなと思いました。










今はミュージアムとなっている立派な1800年代の建物。








中にはカフェもあり、ストロベリースムージーと
サンドウィッチをランチに注文しました。おいしかったです。




リーズナブルなお値段のランチをほおばりながら、
ふとあたりを見れば、昔のままのステンドグラス、
天井にもメタルに模様のついたタイルがはってあり、
こういうの大好きな私は、うれしい限りです。




























外のレンガの小道には、この建物を修復する際に、
寄付に参加した人たちの名前が刻まれています。
































仕入れで2泊しましたが、一番楽しかったのは、
偶然通りかかった、農家のバーン(納屋)セール!






手描きの看板が道路わきに出ており、
セールやってるよ!と知らせてくれます。





セール品は、ガラス類や大工道具などが多かったです。笑



























でも、お品よりも何よりも、青い青い空と、広大な大地に、
本当に気分が良くなりました。

広いっ。

































その後、また、13時間ドライブして、夜にカンザスに戻りました。





途中、給油で立ち寄ったドライブインなどで、

ミズーリのカントリーな風景のポストカードや、

イリノイ州で、アメリカ3代目大統領である

リンカーンが子供時代に過ごした復刻版キャビンの写真、

インディアナの古い橋のある景色、、、

そしておなじみ、カンザスの農家のバーンの写真のあるカード、、、







キャラメルが今回旅したルートに沿って、
ポストカードを10枚ご用意致しました。





★ 7/19日~キャラメルでお買い物頂いたお客様
先着10名さまに、どこかノスタルジックな想いを誘う
田舎の風景のカードを、旅のお土産としてプレゼント致します★

カードはこちらで選らばせて頂きます。
どちらが入っているか、どうぞお楽しみに!!


★ 7/20: 上記プレゼントのカードですが、
在庫分がなくなりましたので、終了致しました。
たくさんのご注文を有り難うございました!!(^^)