2010年9月

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季節の移り変わり。。。
海辺で開かれる、フリマに行って参りました。


この日はどんよりした空、灼熱の夏の後ですので、ちょっと有り難い気分。

このフリマは、平日水曜日に開催されている、
ちょっと変わったフリマです。さすがに、人もあまりいなく静か。

あまりアンティークが並ぶわけでもなく、
色々な生活感あふれる家具や、大工道具とか、
水道の蛇口とか(笑)、ケータイ用ケースとか、
駄菓子、植木などが販売されています。

古い車を売っている人がおりましたが。笑











人も少なく、アンティークもなく、私のアンティークハンター!?の
本能がすっかり気をそがれ、リラックスモードのフリマでも、(笑)


これならばと、納得出来るもの。





カリフォルニアの、フレッシュなお花たち。





元気な気分にしてくれます。










もう、夏は終わりだけど、小さめのひまわりの
あざやかな黄色が、輝いて見えました。






そして、そのひまわりに負けていない、
能天気なデザインの、駄菓子のパッケージ!
メキシカンのおじさんが売っていました。










今日はもう帰ろう!帰途に着きます。





せっかく遠くまで来たので、
いつものフルーツの直営店に立ち寄りました。
















夏には、お花畑だった土地も、
今は何か違うものが植わっているようです。











大きなアボカド、オレンジ、キャベツ、ズッキーニを購入して、
さらに田舎道を進みます。



















遠くにゴロゴロしているオレンジの物体たち。

ああ、そうです! ハロウィーン用の大きなカボチャ!


ジャックオランタン用のカボチャたちが、収穫の時期を迎えています。


ああ、本当にもう、秋なんだな、、、と胸がキュンとしました。


カボチャの大群を見て、カンザスでの田舎暮らしを思い出しました。


もう、向こうは寒いのかな。。。きっと。
ジェネラル・ストア
昔々、ちいさな町に必ずあったジェネラルストア。




日本式に言えば、よろず屋さん、雑貨屋さん。




田舎町では、このジェネラルストアで、生活必需品は、
ほとんどまかなえたと言っても、過言でないようです。




子供達は、大きなスケールで、キャンディを測り売りしてもらい、
主婦たちは、ミルク、バター、パンなどの食料品をはじめ、
お裁縫の糸や布、お洋服の型紙まで調達したお店です。




男性達は、タバコやパイプなどと共に、
村のニュースなどもゲットした場所。




郵便局代わりもつとめていたジェネラルストア。




赤毛のアンなどのお話の中にも、出てきたタイプのお店。
マシューが肥料を買い、アンのはじめてのパフスリーブ・ドレスの
布地や製作など、こういったお店で、頼んでいた記憶があります。




でも、町の過疎化にともない、ストアは閉店になったり、
町が発展すればしたで、大きなデパートや量販店が登場。




1950-60年代以降、”マム&パップ・ショップ”
(近所の、ママさん&パパさんがやってるお店、という意味)と
呼ばれるような個人経営のちいさなジェネラルストアの数は、
低下の一途をたどりました。




でも、山間の田舎町などに、ひっそりとカフェなどになり、
現存しているストアは、わずかですがあります。




その古さから、町のミュージアムや、
資料館などに改装されているお店もあったり。




アメリカには、ジェネラルストア・アイテム専門の
コレクターさんが沢山います。まるで子供の頃の
思い出探しのように、今ではもう、アンティークか
ヴィンテージ品となった懐かしい雑貨たちを集めています。




つわものさんになりますと、自宅のガレージや地下室、
はたまた自室全体が、ジェネラルストア状態! 




壁に取り付けた、これまたアンティークの陳列棚には、
少しずつ集めた昔の商品のパッケージが並んだり、
デコラティブな作りの重厚なキャッシュレジスターが
置かれていたり。。。壁には、ホーローや板の
看板がかけられていたりします。




彼らにとっては、メモリーレーン ~思い出街道まっしぐら~ 
胸キュンなディスプレイたち。




今回、そういった1900年代初め~1960年代頃までの、
ジェネラルストアで購入出来たような、素朴な商品パッケージや
ボックスなど、数点ご紹介致します。




大変状態の良いものが多く、なかなかレアになったお品などもあります。
今でも、色あざやかなラベルデザインたちは、お洒落で新鮮にさえ見えます。




お店のドアを開けると、チリリンとベルが鳴り、
お店の奥から出てくる、オーナーの“パパさん”や“ママさん”の笑顔。 




きっと昔は、世界中のどこの田舎町にもあった光景なのでしょう。




日本にも。




角のたばこ屋のおばあちゃんとか。




コンビニが町中に、あふれる前の時代。