先日、ポアンドガーズのレースピースを
お求め頂いたお客様より、お便りを頂きました。
手にしたハンドメイドレースの細かさに感動なさったご様子を
大変嬉しく拝見しました。どうも、有難うございました。m(_)m
そして、そのお便りを読みながら、
”心臓がドキドキした”私のレース体験をふっと、思い出しました。
少し前になりますが、大好きなお友達で、
アンティークディーラーでもあるその人のショップで、
お茶を頂いていました。
ミシガン州出身である彼女は、
アメリカ東海岸~5大湖付近にある豪邸からの
仕入れを常に充実させています。
昔、アメリカ5大湖付近には、鉄道とその湖の水路を
流通経路として、さまざまな産業が栄えました。
そのため、当時は多くのお金持ち・上流社会の人々が集まっていたのです。
そんな古いお宅へのアクセスを持つ彼女。
彼女のショップも、とても居心地の良い、趣味の良い空間です。
クランベリーとブルーチーズのディップに、
クラッカーをほおばりながら、おしゃべりに花を咲かせていると、
突然席をたった彼女。
外にとめてあった車のトランクから、
合成革でボロボロのレトロなスーツケースを持ってきました。
「これは、譲れないのだけれど、あなたに
見せたくって。。。!」
と、言い終わらないうちに、パカーンッ!と
広げたそのボロボロスーツケースの中身は。。。。
ぎっしりつまった、アンティークレースの山!
それも全て、ハンドメイドのクオリティ高いものばかりです。
「アンティークレース・ミュージアムが、
スーツケースにつまったみたい!!」
あまりの美しいお品の数々に、心臓が高鳴りコーフン状態の私。
きっと私の目も、赤く血走っていたに違いありません!笑
彼女とのアンティークレース話に花が咲きます。
「これは、カリフォルニアにいた頃、見つけた品なのだけれど、、、」
と、ポアンドガーズのゴージャスなレース襟を取り出す彼女。
「一緒に出てきたメモを見たら、昔のカンザス州知事の
娘のウェディングドレスについていたものなのよ!」
と、現在カンザスに暮らす彼女、レース襟もしかるべき場所に
戻ったというところでしょうか?笑
いいなあ!と大興奮の私に、彼女は言いました。
彼女の母親、そして彼女と、親子2代に渡り長年少しずつ
集めた品であること。大切に大切に、家にあるリネンクローゼットに
重ねてしまってあるレースや刺繍リネンたちのこと。
娘がいないので、いつかは息子の嫁に譲る、もしくは、
自分のショップで販売していくであろうこと、、、。
美しいものに囲まれているのが幸せ、という彼女が
アンティークディーラーになって、もう25年以上になるそうです。
100年以上前の職人さんたちが、長い時間をかけて、
自分たちでは決して、着ることはなかったであろう
その豪華なレースたちをを綴って行ったこと。
芸術品でもあり、その一本一本の糸の編目に
魂を感じるお品たち。
美しいものを愛でる、心の豊かさの象徴。
彼女や私の中では、その対象がアンティークレースになっているようです。
来月、寒くなる前に、また片道2日間車を走らせ、
カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス、オクラホマ、
そしてカンザスと、6州を超え、彼女に会いに行きます。
また、どんなアンティークストーリーが飛び出すか、とても楽しみです。
お求め頂いたお客様より、お便りを頂きました。
手にしたハンドメイドレースの細かさに感動なさったご様子を
大変嬉しく拝見しました。どうも、有難うございました。m(_)m
そして、そのお便りを読みながら、
”心臓がドキドキした”私のレース体験をふっと、思い出しました。
少し前になりますが、大好きなお友達で、
アンティークディーラーでもあるその人のショップで、
お茶を頂いていました。
ミシガン州出身である彼女は、
アメリカ東海岸~5大湖付近にある豪邸からの
仕入れを常に充実させています。
昔、アメリカ5大湖付近には、鉄道とその湖の水路を
流通経路として、さまざまな産業が栄えました。
そのため、当時は多くのお金持ち・上流社会の人々が集まっていたのです。
そんな古いお宅へのアクセスを持つ彼女。
彼女のショップも、とても居心地の良い、趣味の良い空間です。
クランベリーとブルーチーズのディップに、
クラッカーをほおばりながら、おしゃべりに花を咲かせていると、
突然席をたった彼女。
外にとめてあった車のトランクから、
合成革でボロボロのレトロなスーツケースを持ってきました。
「これは、譲れないのだけれど、あなたに
見せたくって。。。!」
と、言い終わらないうちに、パカーンッ!と
広げたそのボロボロスーツケースの中身は。。。。
ぎっしりつまった、アンティークレースの山!
それも全て、ハンドメイドのクオリティ高いものばかりです。
「アンティークレース・ミュージアムが、
スーツケースにつまったみたい!!」
あまりの美しいお品の数々に、心臓が高鳴りコーフン状態の私。
きっと私の目も、赤く血走っていたに違いありません!笑
彼女とのアンティークレース話に花が咲きます。
「これは、カリフォルニアにいた頃、見つけた品なのだけれど、、、」
と、ポアンドガーズのゴージャスなレース襟を取り出す彼女。
「一緒に出てきたメモを見たら、昔のカンザス州知事の
娘のウェディングドレスについていたものなのよ!」
と、現在カンザスに暮らす彼女、レース襟もしかるべき場所に
戻ったというところでしょうか?笑
いいなあ!と大興奮の私に、彼女は言いました。
彼女の母親、そして彼女と、親子2代に渡り長年少しずつ
集めた品であること。大切に大切に、家にあるリネンクローゼットに
重ねてしまってあるレースや刺繍リネンたちのこと。
娘がいないので、いつかは息子の嫁に譲る、もしくは、
自分のショップで販売していくであろうこと、、、。
美しいものに囲まれているのが幸せ、という彼女が
アンティークディーラーになって、もう25年以上になるそうです。
100年以上前の職人さんたちが、長い時間をかけて、
自分たちでは決して、着ることはなかったであろう
その豪華なレースたちをを綴って行ったこと。
芸術品でもあり、その一本一本の糸の編目に
魂を感じるお品たち。
美しいものを愛でる、心の豊かさの象徴。
彼女や私の中では、その対象がアンティークレースになっているようです。
来月、寒くなる前に、また片道2日間車を走らせ、
カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス、オクラホマ、
そしてカンザスと、6州を超え、彼女に会いに行きます。
また、どんなアンティークストーリーが飛び出すか、とても楽しみです。