2008年7月

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Sun Flowers
旅行前に見た時は、かなり大きなつぼみとなっていた、お庭のひまわり。
旅行中に咲いてしまうかな、と思ってはいましたが、なんと昨日開花したようです!

種を蒔いた時は、キッチンの窓からお花が見えるように、、、、
と考えて、種を配置しました。しかし、窓から見えるのは、ひまわりの葉と茎だけ。。。 

おかしい。
外に出て見上げると、もう、屋根のほうまで伸びています。まるで木みたいです。
キッチンの窓など、すでに通り越して成長しておりました。

自慢ではないですが、種を蒔いた日にお水をあげたきり、、、
その後、一回もお水を与えておりません。(自分でひどいと思います。ニガ笑。)

それなのに、きれいに咲いてくれました。

カンザスの、コロコロかわるお天気のせいで、
ちょうど水加減が良いのかもしれません。

ひまわり街道、と呼ばれる場所があるくらい、
ひまわりは、カンザスの州花、そして象徴でもあるのです。

良く育つわけです。。。。笑  
アンティーク・ハウス
わたしのレースコレクションの強い見方、先輩ディーラーの素敵な金髪女性。
彼女は、白いヴィクトリアンのお家を改造したショップに
ところせましと、素敵なお品を並べています。

レースが大好きな彼女、今日も少しキャラメル用に譲って頂きました。

フランスっぽいものも大好きな彼女。ヨーロッパに仕入れに行くの?
と聞いたら、田舎のお屋敷にいけば、まだまだ、おもしろいものは、
たくさん見つかるのよ。。。と。

(わたしの行く田舎と、彼女の行く田舎、どこが違うのでしょうか?笑)


でも、古くから移民を受け入れてきたアメリカは、
世界中のものが、確かに溢れています。


きっと、今日もどこかのお屋敷の屋根裏に、クローゼットに、地下室に、、、、
わたしが大好きなお宝が眠っているに違いありません。


しかし、アメリカ人は、どうして屋根裏に荷物を残したまま
家を売ったりするのですかね?いまだに謎でございます。

古いお屋敷を購入した、新オーナーが、屋根裏から、
前のオーナーの持ち物を発見したり、家具も当時のまま
残っていたり、などと色々あるそうです。

そして、必ずと言って、地元の図書館などに通い、
町の歴史や、そのお屋敷のもとの持ち主の
エピソードなどを調べてまとめていくものです。

そして、自分たちが、いつか家を売ったとしても、
その資料など、オリジナルのオーナーに関するものは
家とともに残して行くといいます。

次の新オーナーに、その家に関する
歴史とエピソードを語り継いでもらうためです。


なんだか、初代オーナーと家の歴史に対して
とても素敵な、尊敬の念だと思いました。
アメリカ西部横断の旅 ~カリフォルニア州に到着~
@このブログは、アメリカ西部7州の旅の様子です。
7/14のブログにさかのぼって、ご覧頂くと旅の流れと同じになります@



やっとカリフォルニアに到着です。



最初、ロスの夫の実家へ顔を出し、その後は、少し北上して義父のボートが
停泊してある港町へ。 サンタバーバラも目と鼻の先です。




ボートで2泊しました。




お天気も良く(カリフォルニアはいつも晴天なのですが)

青い海に、きれいな夕日。。。。




サンタモニカに住んでいた頃は、この海辺の美しい光景も
いつの間にか、日々の当たり前の風景となってしまいました。



今、戻ってみますと、なんて贅沢なことだったのだろう、と感じます。



お天気が良くて、ぬけるような青空やきれいな夕日。

わたしが、今でもカリフォルニアが恋しいのは
このお天気と景色、そして、さらさらとした風なのだと実感しました。



この後、ロスで数日過ごし、所用を済ませ、また帰途に着きました。




帰りは、ミッドウェスト(オクラホマ、カンザスあたり)に入って
お天気は、いつも通りの荒れ模様。稲光や大雨で高速が走れない程です。

オズの魔法使いの舞台が、カンザスであることに納得。

竜巻以外にも、あまりのお天気の激変に、
お空には魔女がいて、彼女のご機嫌で、お天気が変わるんだ!
と、なんとなく思いたくもなります。


今回の旅、あと30分で帰宅、のあたりで体力の限界?だったわたしと夫は、
今度は、飛行機にしようね。。。と情けない言葉を交わすのでした。笑。

それでも、あと一回は、またカリフォルニアまで、ドライブしそうですが。


でも、それは、またいつか別のお話になりそうです。
アメリカ西部横断の旅 ~ネバダ州~
やって来ました、ネバダ州ラフリン。

もうここからロスまでは、車で5時間くらい。

ここまで来ますと、一気に旅の緊張もやわらぎます。




グランドキャニオンを通って流れてくる、コロラド・リバー、
その下流に出来た町が、ラフリンです。

ホテルもみんな、このコロラド・リバー沿いにあります。
私たちの部屋からも、川の眺めがきれいに見えました。



ラスベガスから見ますと、本当に田舎なのですが、
ベガスの華やかさと引き換えに、自然とアットホームな
雰囲気が、なんだか和みます。



義父と祖父母とも、無事に再会。

でも、祖父は、ホテルのカジノのスロットマシーンに
夢中で、あいさつもそこそこ。(笑) 

このおじいちゃん、数ヶ月前まで、腎臓を悪くして入院していたとは
とても思えない程、ハッスルしています。 杖をついていましたが、
トイレやレストランに入るたびに、杖を忘れて出てきます。
杖、いらないくらい元気なのですね。笑。

ホテルのお部屋も、ニューリアルが売りのお部屋だったので
とてもきれいで、ぐっすりと眠りました。

次は、いよいよカリフォルニアです。
アメリカ西部横断の旅 ~アリゾナ(3)~
アリゾナ州セドナ付近、まだまだ空気は涼しいです。

ここは、山の中の旧街道、ルート66沿いの町です。









ちょっと休憩して、カフェで、エスプレッソを頂きました。

砂漠の暑さとはうって変わり、シャツ一枚では寒いくらいです。
カーディガンが恋しかったのは、久しぶりです。

カフェのトイレに入りましたら、洗面所のミラーに大きく文字が書かれています。

”BE KIND TO OTHERS, SMILE.”

人に優しく。微笑んで。ですね。

なんだか、改めてミラーに言われますと、ふーむ。です。

これを毎日見ているであろう、カフェのお姉さんは、確かにとても親切でした。




その親切だったお姉さんに教えてもらった、町で唯一のアンティークショップです。

地域ごとにアンティークにも、確かに特色が見られます。

この町は、、、と楽しみに(ココロはスキップ状態)ショップに急ぎます。










!? びっくりしましたよ、等身大のインディアンの人形がベンチにおります。

中は、ちいさいスペースながらも可愛いものが、並んでいました。
ドアでは、よぼよぼの猫が、迎えてくれました。

オーナー夫妻いわく、(アンティーク・猫)だそうで。。。

このご夫妻に、どこの出身と聞かれ、だんなが、カリフォルニアと言いましたら、
こちらのご夫妻もカリフォルニア。ニューメキシコで出会った女性ディーラーは、
もとはカンザス出身、、、、みんな広い大陸、引越しているのですね~。
なんだか、とても元気付けられます!

わたしたちが、店を出る頃、アンティーク猫は、いびきをかいて
椅子の上で眠っていました。


さあ、ガソリンも十分に補充し、次はネバダ州です!

道端にあった、へんなオブジェにさよならし、ネバダ州最南端、
アリゾナとカリフォルニアにはさまれた、ちいさなカジノリゾートである
ラフリンへ。 

同じネバダ州のラスベガスが、大人のカジノリゾートとすれば、
ラフリンは、川や湖のフチにホテルがならび、ボート遊びやジェットスキーが
出来る、家族で楽しめるリゾートです。

ここでは、カリフォルニアの義父、そして祖父母と落ち合う予定です。
アメリカ西部横断の旅 ~アリゾナ(2)~
アリゾナの砂漠の中に突然現れた、ストーン・ショップ。
ターコイズやアメジスト、色々なストーンがあります。



でも、ここのお勧めは、この”木”だそうです。

太古の樹木が、年月を経て石のように固まり、きれいな模様を作り出しています。
砂漠の中で見つかるのでしょうか?



さすがに、これを抱えて帰るわけには行きませんが、
たまご型に、可愛くカットされたものがあったので、
ロスの、だんなの両親へのおみやげにゲットしました。




このショップは、本にも載ったくらい、有名なのだそうです。←店主談。

そして、店主は、ダチョウのタマゴを食べたことがあるか?

と、レジの横にあった高さ20cm以上のタマゴを
わたしの、手のひらにのせました。

おもちゃのタマゴ?と思ったくらい、不思議な感覚です。
恐竜のタマゴといいますか、、、、。

まだまだドライブは続きます。タマゴはちょっと、、、と
躊躇するわたしたちに、じゃあ、庭にいるダチョウにえさはどう?
と、1カップ4ドルで、えさを与える権利を得たのでした。



わたしの頭の中では、この猛暑の砂漠の中で、なぜ、ダチョウに餌を?
しかも、お金を払ってまでする作業であろうか?

でも、だんなは嬉しそうに、ダチョウにはなしかけて、餌を与えています。

彼らはなかなかおりこうさんで、ちょっとしたすきに、
餌が入っている赤いカップをすっと、くちばしで
奪おうとします。

みんな、おいしそうに、食べていましたよ。










この奇妙な体験のあと、山道へ入りました。

濃い緑の木々が並び、空気もすーっと涼しくなります。
しっとりとした空気が、砂漠で乾燥したお肌にやさしいです。

なんて、気持ちがいいのだろう!と思いましたが、それもそのはず。
ここは、フラッグスタッフという町で、すぐ近くには、世界でも有数の
マグネティック・フィールド(いわゆる磁場ですか)のある、セドナという
町があります。

科学でも証明されているくらい、”気”が良いのです。
山からは自然なお水がふんだんにわきでていて、
大自然の中を流れ、マイナスイオンたくさん!なイメージでもあります。

観光客たちは、このセドナの自然にふれると、何か人生を変えるような
不思議な体験をするといいます。

今回は、セドナを楽しむことはなかったのですが、
いつかまた、ゆっくりと行きたいなあと、思いました。
アメリカ西部横断の旅 ~アリゾナ(1)~
ニューメキシコ州の白っぽい岩山の砂漠が終わると、

今度は、赤い岩山が見えてきました。

アリゾナ州です。




道端に咲いていた黄色いお花。
(可愛い!と写真をとっていますと、横には、”蛇に注意!”との立て札が。。。)



アリゾナの観光案内所があったので、入ってみました。
ネイティブ・アメリカン(インディアン)の歴史や、それに
ちなんだ名所情報などが展示されています。



ターコイズやシルバーのインディアン・ジュエリーもありました。






さあ、ここから先の高速沿い、岩山のふもとは、
全てお土産やさんの看板攻撃です!

カラフルで、これでもか、これでもか、と色々な看板が
目に入ってきます。









でも、こんなすごい岩山を見てしまうと、
ああ、昔はこういうところで、インディアンたちが
生活していたのに違いない、と思わずにはいられませんでした。






画像にはないのですが、{家族全員でモカシンを履こう!}
というすごい看板もありました。笑


でも、どこかで可愛いアンティークの、
子供用モカシン・シューズが見つかればいいなあ、
なんて思いながら、アリゾナ州に入ったのでした。
アメリカ西部横断の旅 ~カンザス、オクラホマ、テキサス、ニューメキシコ~
今日は、旅の写真の整理を始めました。

気が付いたのですが、、、カンザスからニューメキシコの写真がほとんどない!

それもそのはず、夜中にカンザスを出て、暗いうちにオクラホマ州を通り過ぎ、
テキサスに入ってやっと朝日が見えたのです。

まぶしー!と朝日の写真を撮り、そのまま
ドライブインのレストランで、ハッシュブラウン、スクランブルエッグ、ベーコン、
と、もろアメリカン・ブレッククファスト、そしてコーヒー3杯!!





一気に目覚めた私は、だんなに代わり、運転手として
ニューメキシコ州にある町、アルバカーキまで、一気に500マイル走りました。






アルバカーキにお昼前に到着しました。カンザスを夜中に出たので、
ちょうど10時間くらいのドライブで、旅の中途地点まで来たことになります。

岩山や石ころの砂漠地帯にある町です。町自体は大きく都会でした。
人は、インディアン系や、南米系の方が多かったです。そして、
ここでは、前から行ってみたかったアンティークショップへ足を運びました。

不思議なのですが、そこには、日本の大正時代くらいの着物などが、
たくさんあるのです。

それも観光みやげ、といった品ではなく、日本人が持参してアメリカにやって来た。
というイメージのお品ばかりで。。。外を見渡せば、日系人もたくさん歩いています。
ちいさな通りには、テリヤキ、スシ、テンプラ、とレストランがたくさんあり
アジアン・マーケットまであります。???

きっと調べたら、日系移民の歴史が見えてくるに違いありません。
ニューメキシコ、、、南米のスペイン系文化を強く残す、サンタフェで
有名な州ですが、以外な発見でした。




また、ショップにいた女性アンティークディーラーとお話をしていたら、
なんと、もともとカンザス出身の方だそうで!妙に話に華が咲きました。
そして、色々と教えてもらったり、とても親切にしてくださいました。


わたしは、なぜかこういう偶然が多く、ロスでも、レストランのバーに
座っていたら、話かけて来た隣の席の男性が、自分の母方の遠縁の人だった!
なんてこともありました!!

その後、ホテルにチェックインし、グーグー爆睡!
気が付いたら、もう夜。。。

明日は、アリゾナ~ネバダです!

それにしても、砂漠の町は、くちびるが乾きました。

*画像:テキサスの朝日、お馬さん
*ニューメキシコの岩山、ルート66のサイン、カトリックのミッション、
アドービ建築の小さなお家。
戻って参りました~!
昨日の明け方に、アメリカ西部7州ドライブより戻って来ました。

カンザスより南下し、オクラホマ・シティから、フリーウェイのナンバー40にのり、
延々と西の果てのロスまで行ってきました。

途中、旧街道である有名なルート66に、ちょっと寄り道したり、
大雨にあったり、反対に砂漠のからから気候の地域もあり、
夕日のきれいな海辺も見ました。

テキサスでは、夜中のフリーウェイでポリスに呼び止められました!

今は、まだ旅の経験が、頭の中で、ごちゃまぜになっています。

少しずつ、ブログで旅の様子をUPしながら、自分でも
今回の旅の経験を頭の中で、しっかりと消化して行こうと思っています。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

道中、たくさんの素敵なアンティークとも出会いがありました。
可愛いものをたくさん車につんで帰ってきましたので、こちらも、どうぞお楽しみに!!

画像:ルート66