2008年9月

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祝!大将
ロサンゼルスには、大好きな大将&マミーさんがいます。

このご夫婦、ロスのアーティスト、もしくはちょっとだけ
アートをカジッタ、私のようなもとデザイン学生には、
ゴッドファーザー的存在なのです。大将を中心に、いつも
わいわいがやがや、日本人、アメリカ人、国籍を問わず
人が集まります。

大将(とみんなが呼んでいる安在氏)は、若い頃ブラジルへ渡り、
その後南米各地で生活し、スペインへ。

お子様の教育のため、最終的な棲家をアメリカ、カリフォルニア州の
ロサンゼルスに選びます。

この方、普段は、おいしいお料理を作るシェフなのですが
実は、ものすごいアーティスト。スペイン在住のとある有名画家さんなど
彼には頭が上がらないとかなんとか、(笑)うわさもある程です。

実際、彼の作品を初めて拝見した時、その頃の私は
スランプ。絵なんて描けないし、(今もあまり描いてないのですが)
生活自体がスランプでした。笑

でも、大将のおしゃべりに語りかけてくるたくさんの
絵を見せてもらって、私は本当に感動しました。
そして、優しい口調の大将ご夫妻に、とっても癒されました。

日本にいる、自分の両親に、イメージを重ねてしまったかもしれません。

それからは、ダンナと私、夫婦揃ってお世話になっています。

いつもおいしいご飯をご馳走してもらい、大将の新作を見せてもらい、
久しぶりに日本から集まっている、クリエーターのお友達たちとおしゃべり。。。

大将のもとでみんな楽しい時間を過ごします。

土曜日から、大将の南米時代を中心とした作品が
ウェストLAのアートギャラリーで展示されています。

おめでとうございます!

*画像: 大将の絵、
大将宅: スペインのアンティーク家具、
ポルトガルの砂糖ツボ、大将ご友人作の絵
そして、スペインの彫刻。マミーのおはじき。



来年は、ゆっくりご挨拶に伺いますね!!

おめでとうございます。
インローガーデン
日曜日にお休みより、戻ってまいりました。


色々な予定がつまっていて、あっという間のロスでの4日間でした。


カンザスでは、色々な秋の虫が大合唱中、少し秋を感じていたのですが、
ロスについたら、まだまだ夏!と言わんばかりの、元気が出るお天気です。



そして画像は、夏らしい?義母のガーデンです。



紫の袋状のものは、通称:ブレインフラワー。本当の名前はわかりませんが、
お豆の花が巨大化したような、南米産の植物です。

お花ひとつが、30-40cmはあります。









むーっといるこの犬は、最近ファミリーに加わった、グレートデン。

ブルー系グレートデンなので、
ブルー、→ インディゴブルー、→ ”インディ” という名前になりました。

実は、昨年に白黒のグレートデンを老衰で亡くし、
今年になって、またまた巨大な犬が恋しくなったダーリンの両親が
見つけてきた子です。馬のように走っていますが、本人まだ子供。

とっても元気で遊びたい盛りのようです。







大好きなプルメリアの花。










グレープフルーツ?










そして、こちらは、長いサボテン。













その前には、大きな研ぎ石が。


これ、日本のアンティークと聞きましたが、本当でしょうか?






こちらは、気立ての良いルーシー。
最近、動きが鈍くなり、身体の具合でも悪いのかしら?
とちょっと心配していました。でも、ご飯となるとものすごいダッシュ!
巨大なグレートデンを押しのけてやって来ます。。。。。安心しました。







オレンジの明るいお花、フルーツ、カラフルな義母のガーデンでした。


カンザスの私のガーデンは、帰宅後、雑草がりっぱに育っていました。。。

お手入れしよう。
行って来ます
今週いっぱい、LAに行って来ます。


帰宅後は、たくさんのお品をUP予定です。


どうぞ、お楽しみに!


*画像: 前回の旅で出会ったお品たち
ハーパー
先日、自宅より南西へ車で一時間、人口6500人、
ちいさなファーミング・コミュニティー(農村)である、
ハーパーという町へ行ってきました。

仕入れのため、ライブオークションを目指してのドライブ。
相変わらず、小さな町ならではの広告とともに。

オークション会場:水色のウエアハウス

このいい加減な説明で、どうやってオークション会場へたどり着くか。
コツは、会場を探すのではなく、どこに車が密集して駐車しているかです。
静かな小さな町で、車が何台も停まっている=何かあるぞ、となります。
そんなこんなで、無事に会場にたどり着きました。

水色のウエアハウスは、トタンで出来たような建物で、
その隣には、牛舎のようなものがあります。

わくわく、どきどき、会場にならんだお品の下見をして行きます。
1800年代後半から現代のものまで、色々なお品が並んでいます。

が、今回、落札がはじまり、びっくり!
ものすごい高値でどんどん落札が進みます。
となりの席の地元の方とお話をしていて、この高値落札が続く謎がとけました。

会場にいる町の人はみんな農業で生計をたてています。
そして、この季節、みんな小麦の収穫を終えたばかり、
1年で1番、住民のお財布がふくらんでいる時期なのだそうです。

ちいさな町には、アンティークショップどころか
十分な雑貨屋さんもありません。だから、ライブオークションは
住民唯一の楽しいショッピングの場。
みんな、頑張った自分へのご褒美に、たくさんアンティークを
買って行きます。

この町の小麦が、その後オレゴン州のポートランドへ渡り、
そこから、日本へもたくさん輸出されているのです。

カンザスの風にゆれる小麦畑は、もう見飽きるくらい見てきました。
時にはその果てしない光景に、感動したり、うんざりしたり。笑

でも、それが日本の母親の手に届き、キッチンで調理されていると思うと、
なんだか不思議で嬉しい気持ちになりました。

オークションの後、住宅街を通りましたら、
ちょうど金髪の可愛い、6-7歳くらいの女の子が、
あるお家から出てきました。郵便ポストの手紙を取りに来たようです。
そして、私たちを見たかと思うと、元気に手を振りました。

カントリーにいくと、このように、子供が無邪気に手をふってくることがあります。
明るく純粋な心が伝わってきます。 

自由の国と言われるアメリカ、
でも、時が止まったような内陸部や南部などの田舎では、
まだ人種差別や、男女差別、古い因習等、根強く残っているのです。

そんな時に、こんな可愛い子に出会いますと、これからの未来、
きっと、まんざらでもないと思います。

。。。ユートピアは、こんな片田舎にもある!?笑

画像:オールドペーパー類、
グリーンの1800年代手縫いチャイルド・ドレス、
レンガの廃墟
嬉しい便り
りんごの始末に困り(!?)今日は、アップルパイを2つも焼いてしまいました。

と言いましても、市販のパイシートを使って、さささ~の、にわか手作りパイです。
一番大変だったのは、りんごの皮むきでした。笑。

カットしたりんごに、シナモン、シュガー、ナツメグ、ミント、
バニラ、レモンジュース少々をまぜて、冷蔵庫で一晩寝かしました。
翌日、しっとりといい感じです。

それをパイ地に盛って、適当な飾りをつけオーブンに入れました。
こんがり焼けたパイは、甘さ控えめ、りんごの風味も良かったです。


そんなパイのにおいが漂う中、
懐かしいお友達から電話がありました。


このお友達は、うちがご飯の用意をしていると
偶然やってくる、ザ・タイミング男でして(笑)
ロスにいた頃は、いつもみんなでご飯を食べていました。

また、とてもおいしそうにもりもりと食べてくれます!
そして誉め上手。ディナーのご馳走のし甲斐のある、お友達です。

あまりの、突然の連絡に、きっとパイのにおいがロスの彼のもとまで
届いたのだろうか?とダンナと話してしまいました。笑

近くにいたら、食べにおいで!パイを取りにおいでよ、と言えるのですが
それが出来ないのが、さみしいですね。

いったん帰国していた、カレッジ時代の日本人同級生たちが、
みんな偶然に、今ロスに集まっています。

アートの先生や、絵の展覧会などを一緒に開催した、友人グループです。
色々なお友達のニュースは、田舎でのんびりしている私には、ココロの活性剤です。

また、わいわい出来る日が来るといいな~。

と、絵を描こう描こうと思いつつ、真っ白で何も描いていない、
お部屋の片隅にある、カンバスを見てしまいました。



頑張ろう。