2008年4月

6

Apple Tree
うちの前庭にある、りんごの木です。

お花がたくさん咲きました。











この画像は数日前に撮ったものなのですが、
暖かい日が続いたので、今はもう、はらはらと散り始めています。






りんごの花をこんなに近く、じっくりと眺めたことがなかった私は、
なんだか感動しました。うすくピンクが入っていて、とてもかわいい
お花なのですね。






きちんと実がなるには、お手入れをしなければいけないのでしょうけれど、
この木があると知らずに、越してきた家なので、なんだか嬉しいです。









浮かれた私は、すみれのお花も少しゲットしてまいりました。










アンティークカードを整理していまして、
すみれのカードを目にした影響です。笑。

可愛いですね♪
スノーマン?
先日のブログで、ふれました、

「いかにも、お化けが出そうだな。。。。」 という古いお家ですが、




← ちょうどこんなイメージです。ね、出そうでしょ?笑。






このお宅では、この画像のハウスには、もう誰も住んでいません。
そのまま放置しているようです。

広い同じ敷地内に、新しいお家を建てて、ファミリーはそちらで
暮らしているようです。

だから、お庭の手入れや芝刈りも、何気なく行きとどいています。

普通でしたら、草ぼうぼう、木の枝が家を隠すほどに、鬱蒼としています。






そして、この不思議な物体。

ハロウィーンにちょうど良い感じですが、スノーマン調。
雪が降ると、自動的に、雪だるまですね。




鉄のワイヤーなのか、木の枝で出来ているのか、、、
素材チェックを怠りました~! 

田舎道に、ポツンとあるのですが、古いお家といい、この雪だるまといい、
妙にエンターテイメント性の高いお宅です。

オールド・ハウス
今日は、街中のヴィクトリア時代のおうちのご紹介です。

町の中心がダウンタウンで、そのまわりは、たくさんの古い家が
あります。みんな、かなり、朽ち果てています。

ターコイズカラーの壁のおうち。。。こちらもヴィクトリアンなのですよ。
100年以上前に建てられた、ちいさな、ちいさなハウス。
今はもう、誰も住んでいません。
窓も板が、はられているくらいです。家の基盤も、すでに曲がっています。

二番目は、誰か住んでいるのかもしれません。
昔はきっと可愛いらしいお家だったのだろうな、と想像しますが、
なんだか悲しい姿に見えます。

キャラメルは、今、住んでいるちいさなレンガのおうちを見つけるまで、
色々と不動産をめぐってきました。そして、お仕事の仕入れなどでも
実際のアンティークのオーナーさんから、直で仕入れる場合などは、
そのお宅まで行きます。よそ様のお宅に入る機会が、最近多いのです。
ゆえに、色々とまた考えてしまいます。笑。

(3番目の画像のような)
今でも、当時の職人さんのプライドを守っているような素敵なお家を見ると、
嬉しくなります。でも、たくさんのヴィクトリアン・ハウスは、何十年も見捨すてられた
感じで、取り壊されるのを待っている物件が多数です。








そんな中、道を通っていて、いつもドキッと目を向ける大邸宅です。

このように、きれいに修復されたお宅を見ますと、非常に嬉しいものです。

すごいですね。新しい息を吹き込まれたら、こんなに素敵になります。

まだ、修復されずに残っている、大邸宅はたくさんあります。
みんな「出そうだな。」←お化けが。笑。という雰囲気です。






この、白い大邸宅などは、まるで風と共に去りぬの、スカーレットが
玄関から、飛び出してきそうです。

1階の広いテラスでは、レースの白いドレスに大きなお帽子姿の、
上流のご婦人たちが、お茶会などをしたのでしょう。








想像するだけで、優雅です。
チャイルド・ドレス
週末は、アイロンがけがたまっています。




自分のお洋服でも、オットのシャツのアイロンがけでもなく、
アンティークのチャイルド・ドレスのアイロンです。




画像は、お洗濯後、自然乾燥させて乾いた山盛りのドレスたちです。
コットンの白さがまぶしい! フリルが可愛いなあ、、、と眺めていて飽きません。




ドレスのアイロン中も、

「成長の早い子供のドレスでも、こんな丁寧に作ってあって。。。」

「ここに、こんな飾りがある!」 

アンティーク・リネンやドレスのお洗濯同様、
アイロンがけ作業も簡単に、わたしを100年前に、
タイムトリップさせてしまいます。



歴史やアートが好きですから、アンティークとこうして、
じかに触れあうことが出来て、とてもハッピーだと感じます。




それにしても、

「昔の、鉄製の重いアイロンを使う時代でなくて、ホントに良かったよなあ。。。」

と、ちょっと邪道な思いも頭をよぎります。 笑。
ファームハウス
数日前に、仕入れで通った道からの眺めです。
遠くにちらほらと、見えるファームハウスたち。
画像の白く大きな建物は、バーン(納屋)です。


何もない畑の中を走っていますと、眠くなります。


そんな中、赤いバーンが突然視界に入ります。手前が新しいもので、
その横に少し見えているのは、一代前のバーンのようです。

広い敷地の中に、先祖代々のバーンが建っている、ということも良くあります。
斜めになっていて、危ない!と思うような100年以上経っているものから、
現代の鉄筋もののバーンまで色々と。

曾おじいさん、おじいさん、父親、そして自分の代のもの、
と言ったところでしょうか。

地域によっては、石を土台に沢山使っていたりして、
なかなか風情があったりします。素敵、石造りだわ!と
思ったわたしですが、別に石がカッコよかったからではなく、
昔、その辺りは、木材が豊富になかったからだそうです。
資源の問題だったのですね。

カンザスは太古の昔、泥質に水があった土地です。
ジャングルみたいに森があり、今の草原地帯は、
その森林の名残!なのだそうです。
こういう草原に生きている、自然の草花や、ちいさな虫たちも
大切な研究資料なのだそうです。

大地が乾燥したから、ジャングルみたいな森が、草原地帯になり、
これがさらに乾燥すると、アリゾナ州やネバダ州みたいな
乾いた砂漠地帯へと変わっていくそうです。

アメリカの内陸部は、リサイクルや環境保全運動などに、積極的ではありません。
こんな自然あふれる田舎にいたら、実感はないかもしれませんが、
いつか、草原が砂漠になる可能性もあるわけです。

そうなったら、曾おじいさんのバーンも、砂漠の中ですか。。。
見たくないですねえ。。。
町中、ホワイト!
去年も気になった、大木に咲く白いお花たち。
確か、ナシ科のお花だったと思います。でも、実はならないそうです。

日本のサクラを見られない私にとって、サクラの代わり?な気分。
白い花が、そこら中、咲き乱れています。
一夜明けたら、町中真っ白! くらいなスピード開花でした。

それとも、キャラメルが忙しさにまぎれて、外に目をやる余裕が
なかったのかもしれません。きっと、わたしの知らないうちに、
木の芽も膨らんで、今咲くぞー! と言っていたのだと思います。

どこの通りもこの花でいっぱいです。ちょっと嬉しくなります。
あとは、木蓮やアーモンドのうすいピンクの花がきれいです。

うちの前庭には、実はりんごの木があるのです。
去年1つだけ (笑) 実がなっていて、りんごだと知りました。
トリたちに、散々食された後の実でした。おいしかったのね~。

今日は、お天気が良かったので、バジルの苗を外に出して出かけました。
帰ってきたら、根こそぎなくなっていました。←トリかリスの仕業です!涙。

春で嬉しいのは、私だけではないですね。虫も鳥もリスも木も花も、みんな元気。

カンザスは激しく四季があります。
春と秋が短めですが、それでも、確かに四季がある。

昔、まだ日本に住んでいた頃、
「日本のトクチョウは?」 とイギリス人の友達に聞かれて、
「四季がある!」 と答えたら、笑われました。
「世界中に、四季がある国はたくさんあるよ。。。」 と。
そーなのか。と、まだ10代だった私は思いました。

でもね、「日本くらいきれいな四季は、そんなにないですよ!」
と今なら言い返せるかな?←ジャパンびいき。笑。