2008年12月

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今年も有難うございました。
2008年もあと残りわずかとなって参りました。
みなさまは、年末年始、いかがお過ごしでしょうか?

通常、感謝祭とクリスマスで、すっかりお休みモードを
満喫したアメリカは、その後、12/30日まで普通に働き、
31日にシャンパンでお祝いして、パーティー+カウンダウン
そして、2日からは、あっさり通常の生活に戻ります。

わたしは、今年は静かに自宅で、温かくしております。
あとは、新年の更新に向けての準備開始と言ったところでしょうか。

今年は、超・朝寝坊のわたしも、早朝に起き出し、
素敵なアンティークを求めて、西へ東へとひたすら車を走らせました。

わたしの2008年の、田舎暮らしを振り返り、
あまりに素敵な出会いが多かったことに、改めてびっくりしています。

素敵なアンティークや、お品にまつわるエピソードに留まらず、
地元アメリカや日本の先輩ディーラー方、蚤の市歴25年のフランスのマダム、
ドールやレースなど、各専門分野の一流の先生方など
びっくりする程の、素敵な出会いがたくさんありました。

そして、お客様から頂く、たくさんのご注文と温かいご声援の数々。
わたしの一番の元気の素 (早起きの素!?)です!!
遠い海外までご注文くださり、本当に有難うございます。

たくさんの素敵なお客様方、わたしを理解しささえてくれるお友達たち、
先輩ディーラーさま、そして、エアメールの発送用のお箱を 
何箱も何箱も、両手いっぱい毎日抱えて出かけていく
わたのオットに、深く感謝したいと思います。
本当に、有難うございました。

*2009年は、1/3頃に、初更新を予定しております。
ささやかではありますが、ちいさなプレゼントもご用意しておりますので
是非、HPをのぞいて見てくださいね。

どうぞ、素敵な年末年始をお過ごしくださいませ。
キャラメルデザイン
Merry Christmas
こちらは、現在23日ですが、日本はもう、クリスマス・イヴですね。





みなさん、ご家族や友人、恋人同士、楽しいクリスマスでしょうか?






お仕事でご多忙な方、静かに1人でお家で過ごす方も
いらっしゃると思います。





しっとり静かなクリスマスも、楽しいわいわいパーティーも、
どうぞ、みなさまがそれぞれ充実した時を過ごしますように!!




Merry Christmas to you!
朝、起きてみますと、、、
窓の外がやけに明るい。。。。


ブラインドとカーテンを開けて、やっぱり!!


夕べから雪がふっているようです。


そいうえば、暖房をかけていたのに、寝る前、なんだか寒かったです。


ぞくぞくとした寒さの後は、必ず雪。


今日一日、わたしの住んでいるエリアは、吹雪くそうです。


お品発送は、滞りなく予定通りです。(笑)


雪の日は、どこも空いていて良い!

ど、妙にポジティブなダンナが、梱包済の発送予定のお箱や包みたちを
さらにおおきなIKEAの袋に入れ、朝、サンタのように出かけていきました。

どうぞ、到着をお楽しみに。。。。
アンティークシューズ
素敵なアンティーク・シューズを、古いお宅から譲って頂きました。

きれいな濃い紫色のベルベットのシューズです。

シルクリボンの刺繍が、きれいにほどこされています。
裏はレザー製。 色々と細かな作業が見てとれます。

そして、靴の中には、ちいさな紙切れが。 

代々、古いお宅に伝わったお品の場合、
このようなちょこっとしたメモが、覚え書きとして、
お品とともに保管されていることがあります。

書いておかなくても覚えている、というのは結構間違いで、
長い年月の間に、誰のだこれは?なんて、同じファミリー内でも
混乱することがあるそうです。

特に、持ち主が3人目あたりから、そのお品の年代も記憶もおぼろけに。
最終的に、わたしのようなディーラーの手に渡ることもあるわけです。

素敵なお品との出会いは、スキップしちゃうくらいとても嬉しい。
でも、最初の持ち主のことなど考えますと、お品を手にして、
胸がきゅんとなることもあるのです。笑

特に、手刺繍や、時間をかけた当時の手作り品には
出会えたことに感動すると共に、胸きゅんと寂しいような思いも。

こんな丁寧な刺繍をした人は、どんな人だったのだろう?とか、
どんな思いを込めて作ったのだろう?なんて、考えすぎ?笑
なわたしです。いつも、お品が素敵であればある程、
なんとも複雑な気持ちになります。

私たちよりずっと昔に誕生して、今もここにあるアンティーク。

何人の人に愛されたのかしら?と、タイムトラベル気分に入ります。

わたしは、こういうお品にまつわる、エピソードを
探すのが大好きで、このメモももちろん調べました。

さて、今回のメモは、、、

”この靴は、サラ・ジェーン・ホール、もしくは、ホールおばあさんに属する”

と、英語の鉛筆書きがあります。それ以外は、何もありません。

カンザス州内で、サラ・ジェーン・ホールさんを調べました。
記録で同名の人は、1人だけ。いました!!

しかも、この靴の年代とほぼ合う、1800年代の方でした。

現在、カンザス州の、スミス郡というところで、だんな様の
トーマス・ホール氏と並んで眠っているそうです。

生まれは、1853年、亡くなったのは1933年。
記録によりますと、この方のだんなさまも、
サラ・ジェーンと同じ、1933年に亡くなっています。

これ以外は、まったくわからなかったのですが、
このシューズ自体は、1800年代半ば~頃のお品かと
思われます。”風と共に去りぬ”が舞台になった頃、
遠い昔の時代です。

メモと、実際の記録がクロスしました。

彼女のおばあさんに関しては、何の記録も見つかりませんでしたが、
もう、1700年代生まれの、かなり昔の方かと思われます。 

ちいさなメモをクリアな袋に入れ、靴とともにそっとしまいました。

いつ、どんな方のもとへ、旅立っていくのでしょうか。
今は、わたしのクローゼットでお休み中です。
ジョアンのクリスマス
ジョアンさん、、、義母を中心としたブティークのお友達です。

”ブティーク”は、仲良しの奥様方が集まり、ハンドメイドのキルトや小物、
クッキーやパウンドケーキ、ジャムなどを販売する季節事の行事です。

イースター、ハロウィーン、クリスマス、、、などの前に、
素敵な大きなお家を開放し、可愛い手作り品をみんなで販売します。

画像は、そのブティーク仲間である、ジョアンさん宅の12月の様子です。

冬でも暖かい南カリフォルニア、お庭にもカラフルなお花が咲いています。

そして、中に入ってびっくり仰天!

サンルームの一角(4畳くらいでしょうか)に、
ちいさなスノータウンが出来上がっています!

サンタさんや、町の人々、丘や素敵な建物、
スケートリンク(電気が入りますと、人形がくるくる滑り出します)
そして、夜になると、内側からきれいにライトアップされる町中のお家たち。


どどーんと現れたその様子は、まさに、小人の国のクリスマス!!
彼女が、長い年月をかけて、大切に集めてきたコレクションたちです。


12月になり、これらを箱から取り出すのが何より楽しいというジョアン。
日本のお雛さまのような感覚でしょうか。

毎年、本物のクリスタルのクリスマスオーナメントを
大切に1つずつ増やしていく人や、年ごとに、まったく
違ったテーマで、お家を飾っていく人、、、。

みんなそれぞれ自由に、クリスマスの
インテリアを楽しんでいるようです。







日本の恋人たちのロマンティックなクリスマスとは異なり、
こちらのクリスマスは、家族で集まるホリデーです。





クリスマスの朝、ツリーのしたのプレゼントをみんなで
集まって開けたり、ゆっくりとブレックファストを頂く雰囲気は
どこか、日本の元旦の朝のような空気なのです。





留学生だった頃のわたしは、こういったホリデーシーズンになりますと
ちょっぴり、(ああ、家族は日本なんだ)と寂しい気分になったりも
しました。笑

それでも、お友達や恋人の家族におよばれして
1人で過ごしたことは、あまりないかもしれません。




今は、実母より?頻繁に電話をくれる義母や、
横で、テレビを見ている(笑)オット、気が付いたら
わたしは異国の地で家族を持っていました。







。。。人生は不思議です。笑






ジョアンさん、今年も今頃は、スノータウンのお箱をあけて
にんまり、ディスプレイにうかれているに違いありません。