2009年5月

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サン・ワキン・バレー ~カリフォルニア・ファーム地帯~ 1
素敵なアンティークを求めて、またまた田舎を走行中。
いつも田舎のレポートですみません。ニガ笑

でも、田舎のほうが、アンティークをめぐって、
温かい人との交流や、おもしろいお話を聞けるので
わたしにとっては、大好きなルートなのです。

カリフォルニア内陸部をひたすら走ります。

この地帯は、サン・ワキン・バレーと言い、
色々な農作物の産地で有名なのです。
また、その農場の風景は、本当に息をのむほど美しく、
四季折々の農場の様子を撮った、ポストカードなども出ています。

左の画像は、ぶどう畑。

カリフォルニアならではの、フルーティなワイン、
もしくは、有名なカリフォルニア・レーズン用の苗のようです。

延々と続く葡萄畑の向こうには。。。。

3角屋根の、白いヴィクトリアン・ハウスが、まだ残っています。
この葡萄畑の地主さん宅ですね。

長年の風雨にさらされて、ハウスの木造の壁、
その白いペイントもはげかかっています。

ああ~、このお家、絶対に広い屋根裏部屋がありますね=お宝発見場所。
きっと、曾おばあさんが残した、お出かけ用のドレスやお帽子、
お人形や、手作りのリネンドイリーなどが、何十年も眠っているはず。。。
(よそ様のお宅ですよ。)

わたしの想像、いや妄想は膨らむばかりです。笑

でも、今回の仕入れは、このお宅訪問ではないので、
妄想をかかえたまま、さらに先に進みます。

色々な種類のナッツ林が現れます。

こちらの画像は、アーモンド園のようです。

以前、この道路を往復8時間、日帰りで強行ドライブした私、
あまりに眠くて、道路わきにあった人様のアーモンド園の
木の下に車を停め、思わずお昼寝をしてしまったこともあります。

静かな農園でグー。

目覚めたとき、お百姓さんが通りかかったのですが、
何も言わずに、にこっとして去っていきました。

なんだか、寝ぼけながらも不思議な感動をし、
お百姓さんにココロで感謝し、その場から出発しました。

そんなことを思い出しながらも、目は、色とりどりの
道路わきにある休憩所の看板へ。。。
色々な採れたてのフルーツやナッツ、
また、その素材を使用した自家製のパンやお菓子など
色々なおいしいものが、私を待っています!!

今回は、スナック用に、カリフォルニア・ぺスタチオを1袋購入。
軽い塩味がおいしかったです。(ガーリック味も気になりました)
おやつを食べながらも、まだまだ道中は続きます。
ビショップ ~シェラ・ネバダ山脈ふもとの町~
以前、(3/15のブログ)にて、 おいしいベーカリーのある町として
少しふれたことのある、カリフォルニア内陸部の、ちいさな町、ビショップ。

週末、1泊で行って参りました。
お天気にも恵まれ、青い空がきれいです。

ビショップは、カリフォルニアを南北に横断する
シェラネバダ山脈の東に位置します。

川や湖が多数ありますので、知る人ぞ知る、釣りのメッカ、なのです。
LAから4-5時間。遠すぎず、近すぎず、自然を満喫出来る静かな町。

実は、自然の温泉まで湧き出ているのですよ。
本当に、野原に柵も何もなく、温泉が、池のように、ただそこにあります。

ワイルドです。笑








画像は、のどかなファーム、お馬さん、古いチャーチ、
そして、頂上の雪がきれいな、雄大な山々。。。






その山のふもとにある、川の1つに、まるで手の平にのってしまいそうな
ちいさなちいさな水鳥がいました。まだベビーのようです。

ピーピーピーピー、と大騒ぎしながら、
ベビーにしては、ものすごいスピードで、
あちらこちら、川の中を堂々巡りしています。

どうやら、お母さんからはぐれてしまったようです!

これには、見ていて胸が痛みました。

湖なら、ぐるぐる周っていればまたお母さんに会えそうですが、
こちらは、なかなか流れの早い川、、、。
もたもたしていたら、大きなワシなどに連れて行かれちゃう?

捕まえるわけにも行かず、ただ見守るばかり。

でも、心配しながら見ていてわかったのは、
こんなに小さくてもなかなか賢いのです。

ちゃんとまわりを見て、葦の間に隠れたり、
中州で休んだと思ったら、急に水に入って泳いで
お母さんを呼んでみたり。。。

だんだん大丈夫に見えて来るから不思議です。
大自然の中、このコの本能が、ちゃんと守ってくれるのでしょうか。

しばらく、川辺でのんびりした後、このコの姿もどこかへ消えていました。
無事を祈って、ホテルへ帰還。

その夜は満月で、山の上に位置した月が
まるで花札のように?サマになっていました。
White Things
GW中の日本のみなさま、
いかがお過ごしでしょうか?

もう何年もGWの恩恵をあずかっていない?私ですが、
この季節は、本当にお天気も良くって、心地良いシーズンです。



最近の私は、特に変わったこともなく、
仕入れのショート・トリップに、あちらこちら、、、の毎日です。

本日、あたらしいお品を更新しました。
ホワイトカラーのアイテムがたくさんです。

一見、ホワイトといっても、その微妙なトーン、
材質、デザインとも、本当に様々です。




リネンの白、レースの白、刺繍の白、
シェルの白、ミルクガラスの白。。。。

お日様の光を受けて、本当に美しいお品たちです。





わたしは、白いレース、刺繍、細かいものは、大好きです。
息をのむような、昔の人の手作業のお品なら、尚のこと。





そして、その緊張した真っ白の世界に、ぽちっと赤い手刺繍。





この素朴さに、ほっと和んだりもします。 笑