走っています。

走っています。
今年は、1月のカンザスからカリフォルニアへの
引越しに始まり、カリフォルニア内の小旅行を数回、
6月には日本へ里帰り、そして7月は、またカンザスへ、、、

もう、落ち着く暇もない程、移動の多い年。。。汗。

なぜか、次から次へと、自然にそういうプランになってしまいました。

先週は、カリフォルニア内を北上して、
また、ヨセミテ国立公園近くまで行って来ました。

一泊する予定が、用事があまりに早く済んだので、
無理してその日のうちに帰ってきてしまいました。

自宅で、自分の枕で眠るのが一番です!(笑)


ところで、田舎に行きますと、やはり古いお家が
残っているので、胸きゅん、でもあります。

なぜ胸きゅんかと言いますと、だいたいこういう
お宅で、何代も同じお家に住んでいるファミリーは
もう、お宝(アンティーク)の山を地下室に、屋根裏に、
やれ、外にある古い小屋の中に、、、、と抱えています。

そういうお品をファミリーから、思い出話などを
聞きながら仕入れるのが、大好きです。

アンティークは、そのお品自体だけではなく、
お品を通して見えてくる、当時の人々の生活など
その夢のあるストーリーが、本当の価値だと思っています。

そして、そういうお品を見ながら、
今から100年後、私がすでに旅立った後に、
私が生きた跡って、一体、何が残るのかな。
なんて、漠然とですが、思ったりもします。

20歳そこそこ、飲み会で大騒ぎしているお馬鹿な
私の写真が、100年後は、アンティークフォトとして
知らない人に見られちゃうのかな?とか、ですね。(恥)

何時間も、運転していますと、そういうへんなことを
考えてしまいます。。。笑。

でも、結局は、100年後の心配より、
今日、一日、一日を一生懸命生きればいいんだなと、
当たり前の考えに戻ります。

そんなことを思いながら、車の外の景色を見ますと、
夕日に照らされた風車が見えます。砂漠の山に
これでもか、これでもかと、回っています。

風力発電の風車です。

野原を歩く、牛さんの群れの向こうに、
壊れかけた農家のバーン(納屋)の向こうに、
クルクル回っている風車です。


わたしも、クルクル回りながら(?)
どこかで、何かの役に立っていればいいな、
なんて思いが、頭の中にふっと浮かびました。


お空がピンクに染まる頃、
砂漠のジョシュア・ツリーの影がきれいでした。