今日のお写真

今日のお写真
100年前のファミリー・ポートレート(家族の集合写真)を見ていますと、
当時はカメラマンを呼んで、家族は全員正装しての、大行事だったのだろうなあと
しみじみ思います。

子供は動いてぶれている、おじいちゃんは目をつむってしまった!など
かなりお気の毒な写真が多いのですよ。
そのまま豪華にフレームされているので泣けてきます。
今のようにデジカメでチェックして、撮り直し!
なんてことは出来なかった100年前。

目をつむっていたら、それはそれで、100年後、こんなよその土地から来た
外国人(わたし)に見られて、あーだこーだ言われてしまう訳であります。笑

そんな中、今日は完璧なおしゃれさんの写真をご紹介。
冬の精?のようなコーディネートの巻毛の美少女です。
このお写真も、普通の古いおうちからのものです。
誰かのひいおばあさんの若い頃のお写真だったりするのでしょうね。
まるでモデルみたいです。つま先まで完璧!



そして、ふわふわとしている大きめバッグ(?)を見ると、、、、
ビスクドールが付いています。どこの子でしょう?





そして次は、普通のカップルの写真かと思ったら、
なんと結婚式の写真のようです。





ウェディングドレスは着ていなくても、しっかりとヴェールをかぶって、
胸にはコサージュを。りりしい(?)花嫁さん。









そして、最後は、ちょっとめずらしい写真です。

ゆるめに結い上げた髪、大きく開いた胸元、そして直立不動でない
リラックスしたポーズ。ダンサーや女優さんなど、ショービジネス系の
女性だったのではと思います。

ましてこの時代のカンザス(保守派クリスチャンの州で
大変きびしい規律が多かったのです。)では、めずらしい写真だと思いました。

この辺は、移民や住民のご先祖さまは、ドイツ、イギリス、フランスからが
ほとんどで、教会を中心のコミュニティーでした。

昔に、お酒反対~!と、高級ホテルのバーに石を投げつけた、
ガチガチ保守派のおばあさんもいました。(どちらが酔っ払いか?)
と思うくらい、このおばあさん、何回もこれをやったそうです。

と、話はずれましたが、、、、

金髪でなく濃い髪の色、そしてこの胸の開いたドレスは、
当時、びっくりものだったと思います。

裏に彼女のことが少し英語で記されていました。
どこの踊り子さんだったのだろう?とドキドキ読んでみたら。。。

{ヘレン、犬好きで何匹も飼っていた} とそれだけ。笑。

鼻の下の切れかかったライン、あとでフォトショップで
きれいにしてあげようっと。