ビーフ・ジャーキー

ビーフ・ジャーキー
チャイルド用やベビー用の、ちいさなシューズ。
ガラス・ボタンUPの、レザーブーツなどは、本当に可愛いものです。
ただ、さすがに”靴”ですので、コンディションの良いものを見つけるのは、大変です。

画像のチャイルド・シューズ。
見た途端に、「ビーフ・ジャーキーみたい!!」 と叫んでしまいました。
その場にいた一同で大笑い。 ぺッタンコ。 トランクの一番したで、
他のものに埋もれて、この状態になってしまったそうです。

その他も穴が開いていたり、擦り切れているシューズをたくさん見ました。

その場にいたご婦人が、

「カンザスのような内陸部では昔、物資が豊かでなかったから、
一足の靴でも、一枚のお洋服でも、ふつうは、何人もの子供が着用したのよ。」
と言っていました。

それを聞いて、ボロボロの靴も、きっと姉妹で履いたり、その後は、
ご近所の子へ受け継がれた様子を思いました。

何人もの子供たちの足を守ったブーツ。
 
コミュニティで助け合って、寒い冬を越し、みんな頑張って生きてきたと
言います。今のように、飛行機もセントラルヒーティングもスーパーもないヴィクトリア時代。

大陸を横断する鉄道が通り、カリフォルニアからのオレンジをはじめて手にします。
当時は、ご馳走だったそうです。

物質的に豊かでなくても、ご近所で助け合ったり、
心はきっととても豊かだったんだろうなあ~、なんて、勝手に想像していましたが、
コミュニティーのみんなで支えあわなければ、生き残ることが出来なかった 
「パイオニア(開拓)時代」 だそうです。

画像: バギーに一緒の双子の兄弟。つるんとした頭が可愛いです。笑。