ファームハウス

ファームハウス
数日前に、仕入れで通った道からの眺めです。
遠くにちらほらと、見えるファームハウスたち。
画像の白く大きな建物は、バーン(納屋)です。


何もない畑の中を走っていますと、眠くなります。


そんな中、赤いバーンが突然視界に入ります。手前が新しいもので、
その横に少し見えているのは、一代前のバーンのようです。

広い敷地の中に、先祖代々のバーンが建っている、ということも良くあります。
斜めになっていて、危ない!と思うような100年以上経っているものから、
現代の鉄筋もののバーンまで色々と。

曾おじいさん、おじいさん、父親、そして自分の代のもの、
と言ったところでしょうか。

地域によっては、石を土台に沢山使っていたりして、
なかなか風情があったりします。素敵、石造りだわ!と
思ったわたしですが、別に石がカッコよかったからではなく、
昔、その辺りは、木材が豊富になかったからだそうです。
資源の問題だったのですね。

カンザスは太古の昔、泥質に水があった土地です。
ジャングルみたいに森があり、今の草原地帯は、
その森林の名残!なのだそうです。
こういう草原に生きている、自然の草花や、ちいさな虫たちも
大切な研究資料なのだそうです。

大地が乾燥したから、ジャングルみたいな森が、草原地帯になり、
これがさらに乾燥すると、アリゾナ州やネバダ州みたいな
乾いた砂漠地帯へと変わっていくそうです。

アメリカの内陸部は、リサイクルや環境保全運動などに、積極的ではありません。
こんな自然あふれる田舎にいたら、実感はないかもしれませんが、
いつか、草原が砂漠になる可能性もあるわけです。

そうなったら、曾おじいさんのバーンも、砂漠の中ですか。。。
見たくないですねえ。。。