王様の道
週末に、西の海岸に向けて、山越えをしました。
自宅からこの道を走るのははじめてて、ちょっとした観光気分です。
おお~、景色に山がある!
(以前いたカンザスの景色に、山というものは存在しなかった。。。)
横を走るトラックを見れば、てんこ盛りされたレモンを
運送中。南カリフォルニア~。
さらに山道に入っていきますと、景色はほとんどがオレンジ畑。
たわわに橙色の実をならせていました。
この日はすこし曇っていたのですが、
快晴の日は、ものすごくきれいな風景に違いありません。
この山間の道には、フルーツの直売店などがたくさんあります。
赤いバーン〈農家の納屋)の前に、とれたてイチゴの直売店があり、車をストップ!
このあたりは、ストロベリー・フェスティバルがあるほど、イチゴの生産が盛んです。
でも、わたしの注意はおいしそうなイチゴから、裏庭へと移っていきます。
レンガの小道を歩いていきます。
ここは、1839年に建てられた、ミッション(カトリック教会)の跡があるのです。
今は、隣にある、1920年代建造のお家をミュージアムとして
リフォーム中でした。
ミッションは、敷地のもっとずっと奥なのでしょう。
オレンジをつんだ、農家のトラックがあります。
その奥に見えるとても古い建物。。。。
あれは、納屋なのか、ミッションなのか?
。。。全ての風景が、不思議とちょっと現実離れした世界に見えてきます。
お百姓さんがたくさんいて、とても忙しそうにしていたので、
それ以上先へは行きませんでした。
大きなベル。外灯かと思ったのですが、、、
これには、また別の意味があるのです。
新鮮なイチゴをたくさん購入し、さらに西の海側へと進みます。
ヴェンチュラ・カウンティー、LAカウンティーの北にある大きな海沿いの町。
この町にもミッションがあり、今もミッションを中心にカフェやレストラン、
アンティークショップなどが並びます。週末のこの日は、
ファーマーズ・マーケットや、ブランチを頂く人たちでにぎわっていました。
こちらのミッションは、大きくてお手入れもしっかり!
あらためて、スペイン風建築が、とっても素敵に思えます。
カリフォル二アは、南にメキシコとの国境線があります。
1492に燃えたコロンブスが(笑)南米に渡ってきて以来、
色々なスペイン文化 (メキシコも昔はスペインの植民地)
が、北米に渡ってきています。ロサンジェルス、サンフランシスコ、
都市の名前も、その多くがスペイン語をもとにしています。
このスペイン風アドービ建築、ブーゲンビリアの花、そしてパームツリー。
これを見ますと、ああ、南カリフォル二アだ、と思うのです。
きれいなタイル張りの噴水、色とりどりのお花たち、
マリアさまの像など、本当にきれいな教会の中庭です。
たくさんの人が見物をしていましたが、それでも、
どこか、ココロが洗われるといいますか、す~っとした
キモチになるのは、さすが教会といったところでしょうか。
歴史あるミュージアム、お寺、教会、などは、みんな特別な
雰囲気を持っていて、わたしにとっては、宗教に関係なく、
この独特な雰囲気に、いつもココロが落ち着くのです。
そして、ここにもある、このベル。
実は、こちら、”エル・カミーノ・リアル”
(スペイン語で、王様の道、キングス・ハイウェイ)という意味で、
カリフォルニア州を南北に横断する、
カトリックの布教跡・教会をつなぐルートの目印なのです。
アメリカ東海岸では、母国イギリスからの独立に向けて
頑張っていた頃を前後とする1769年~1823年、こちらの西海岸では、
1日でたどり着ける範囲ごとに、こうやって布教の証である
教会が建造されて、町が栄えていきました。
その中でも、州を横断するメイン・ハイウェイ沿いにあるミッションに、
このベルが”王様の道”カトリック布教跡の目印として
建っています。もともとの古いベルの型をとり、それを
州内555箇所の教会前に、取り付けて行ったそうです!!
カリフォルニア州は、南北に長い州で、おおざっぱに言ってしまいますと
日本の本州くらいの大きさです。北のサンフランシスコと南のロサンジェルスが、
東京ー大阪間くらいの感じでしょうか。あくまで目安ですが。
観光で、何気なく立ち寄ったミッションはいくつかありました。
でも、いつか、南北、全てのミッションを見れたらな、なんて思ったりして。
。。。結構距離ありますね、きっと。笑。
自宅からこの道を走るのははじめてて、ちょっとした観光気分です。
おお~、景色に山がある!
(以前いたカンザスの景色に、山というものは存在しなかった。。。)
横を走るトラックを見れば、てんこ盛りされたレモンを
運送中。南カリフォルニア~。
さらに山道に入っていきますと、景色はほとんどがオレンジ畑。
たわわに橙色の実をならせていました。
この日はすこし曇っていたのですが、
快晴の日は、ものすごくきれいな風景に違いありません。
この山間の道には、フルーツの直売店などがたくさんあります。
赤いバーン〈農家の納屋)の前に、とれたてイチゴの直売店があり、車をストップ!
このあたりは、ストロベリー・フェスティバルがあるほど、イチゴの生産が盛んです。
でも、わたしの注意はおいしそうなイチゴから、裏庭へと移っていきます。
レンガの小道を歩いていきます。
ここは、1839年に建てられた、ミッション(カトリック教会)の跡があるのです。
今は、隣にある、1920年代建造のお家をミュージアムとして
リフォーム中でした。
ミッションは、敷地のもっとずっと奥なのでしょう。
オレンジをつんだ、農家のトラックがあります。
その奥に見えるとても古い建物。。。。
あれは、納屋なのか、ミッションなのか?
。。。全ての風景が、不思議とちょっと現実離れした世界に見えてきます。
お百姓さんがたくさんいて、とても忙しそうにしていたので、
それ以上先へは行きませんでした。
大きなベル。外灯かと思ったのですが、、、
これには、また別の意味があるのです。
新鮮なイチゴをたくさん購入し、さらに西の海側へと進みます。
ヴェンチュラ・カウンティー、LAカウンティーの北にある大きな海沿いの町。
この町にもミッションがあり、今もミッションを中心にカフェやレストラン、
アンティークショップなどが並びます。週末のこの日は、
ファーマーズ・マーケットや、ブランチを頂く人たちでにぎわっていました。
こちらのミッションは、大きくてお手入れもしっかり!
あらためて、スペイン風建築が、とっても素敵に思えます。
カリフォル二アは、南にメキシコとの国境線があります。
1492に燃えたコロンブスが(笑)南米に渡ってきて以来、
色々なスペイン文化 (メキシコも昔はスペインの植民地)
が、北米に渡ってきています。ロサンジェルス、サンフランシスコ、
都市の名前も、その多くがスペイン語をもとにしています。
このスペイン風アドービ建築、ブーゲンビリアの花、そしてパームツリー。
これを見ますと、ああ、南カリフォル二アだ、と思うのです。
きれいなタイル張りの噴水、色とりどりのお花たち、
マリアさまの像など、本当にきれいな教会の中庭です。
たくさんの人が見物をしていましたが、それでも、
どこか、ココロが洗われるといいますか、す~っとした
キモチになるのは、さすが教会といったところでしょうか。
歴史あるミュージアム、お寺、教会、などは、みんな特別な
雰囲気を持っていて、わたしにとっては、宗教に関係なく、
この独特な雰囲気に、いつもココロが落ち着くのです。
そして、ここにもある、このベル。
実は、こちら、”エル・カミーノ・リアル”
(スペイン語で、王様の道、キングス・ハイウェイ)という意味で、
カリフォルニア州を南北に横断する、
カトリックの布教跡・教会をつなぐルートの目印なのです。
アメリカ東海岸では、母国イギリスからの独立に向けて
頑張っていた頃を前後とする1769年~1823年、こちらの西海岸では、
1日でたどり着ける範囲ごとに、こうやって布教の証である
教会が建造されて、町が栄えていきました。
その中でも、州を横断するメイン・ハイウェイ沿いにあるミッションに、
このベルが”王様の道”カトリック布教跡の目印として
建っています。もともとの古いベルの型をとり、それを
州内555箇所の教会前に、取り付けて行ったそうです!!
カリフォルニア州は、南北に長い州で、おおざっぱに言ってしまいますと
日本の本州くらいの大きさです。北のサンフランシスコと南のロサンジェルスが、
東京ー大阪間くらいの感じでしょうか。あくまで目安ですが。
観光で、何気なく立ち寄ったミッションはいくつかありました。
でも、いつか、南北、全てのミッションを見れたらな、なんて思ったりして。
。。。結構距離ありますね、きっと。笑。