シルバースプーンとオールドペーパー

シルバースプーンとオールドペーパー
何代にもわたり、同じ家族に受け継がれた、古いお家に
行って来ました。それぞれの時代ごとに、ファミリーの写真も
たくさん。。。


何気なく見つけた、ちいさな女の子の古い写真。
そして、ちいさなベビースプーン。
ベビー誕生のお祝いの1つに、シルバースプーンがあります。
まさに、”銀のスプーンを持って生まれてきた”という
フレーズを実行する訳ですね。これからの人生、生活に困らず
いつも豊かでいられるように、、、との願いが込められた
素敵な贈り物。シェルの絵柄がしゃれています。

この子が使ったのかな?もっと年代が後かな?などと
さらに写真を見ていくと、、、とても優しそうな女性の
写真がありました。大きな帽子でおしゃれをしています。

!?この鼻、大きなアーモンド型の目。。。
これって、先ほどの写真のベビーが成長した写真???
似てますよね?

もう、こうなって来ますと、さらに
色々手がかりが見たくなります。



でも、このベビーに関しては、これ以外見つかりませんでした。
時間がなかったので、残念。それでも、オキュパイド・ジャパン
の、可愛い天使のフィギュリンがあり、それをゲット。




そして、あさっての方角を向いて、ポーズをとっている
女性の写真も。こちらは、昔の白黒写真に、
手描きで色が足されている古いものです。
ヘアースタイルからして、前の写真の女性よりは、
年代が後のようです。白薔薇のコサージュが素敵。



帰宅後、フィギュリンの底を良くみましたら、
底にあるまるい穴の奥に、何やら古い紙が入っています。
ん??と、無理やり取り出します。

英語で何か書いてあります。
”1957年6月に、ロサンジェルスに行った際に、
買ってもらいました”とあります。

太平洋側のカリフォルニアは、日本からの輸入が盛んだったに
違いありません。そこでの旅行で、この天使の置物を
おみやげにしたのですね。

年代的に、上のあさってポーズの女性が、これを書いたとしても
おかしくはないなあ。と、また考えてしまいます。←もう、エンドレス。

日本→ロス→カンザスと、私と同じルートでこの町へ
やって来たこのオキュパイドジャパンを手にし、そして中の
メッセージを50年後に取り出して読む。
アンティークにあるそれぞれのストーリー。ロマンですねえ。
オキュパイドジャパンのほうが、私より早く里帰りするのかな?