東欧のツボ

東欧のツボ
先日、フリーマーケットに行ってきました。

お天気も良く、のんびりと歩いていますと
横を歩いていただんなが、いない!?

振り返ると、出店しているディーラーと
おしゃべりに花が咲いているではありませんか。

じゃあ、とわたしも足を止めて、その辺りをウロウロ。


ガツン、、、


。。。。?


にぶい音がして、下を見ると、古ぼけたつぼが落ちています。

やりましたよ、だんながしょっていたバッグが、陳列されていた
そのディーラーの商品に触れ、つぼが棚から落下。ぎゃあ。

平謝りで高いつぼを買い取るだんなですが、
このディーラーさん、かなり優しい方で、
壊れちゃったんだし、、、と、とても安くしてもらったようです。笑

割れてみて、これで初めて ”キャラクター”
(アンティークならではの特色)がついたでしょ。世界に1つだよ。

と、ディーラーの調子の良いポジティブ解釈に、みんなで爆笑。

帰宅後、落ち着いて見てみましたが、なかなかいい雰囲気。

さて、このお品ですが、1880-1890年頃、ウクライナあたりで
水汲みなどの運搬に使用されていたつぼ。
まわりにメタルのワイヤーがくるくると巻かれているので、
今回、落ちても粉々にならず、形を保っております。

あんなことがなければ、気が付かずに素通りし、
きっと連れて帰ることもなかったでしょう。

これも、何かの縁。笑