リトル・レッド・スクールハウス

リトル・レッド・スクールハウス
本日は、ダンナの父の船が停泊しているハーバーまで
山を越えて、行ってまいりました。

いいお天気でクルージング!!というわけでもなく、
お船のメインテナンスの手伝でやって来たダンナです。

実際、とても風の強い日で、ハーバーに停泊している船は
みんなお休みモード。たまに、ヨットなどが行きかうくらい。
あまり、人気もありませんでした。


義母もわたしも、ボケーッとその辺を歩いたり、
早く彼ら終わらないかしら?なんて感じで、待つこと数時間。

ランチを食べたり、結局午後になり、全て終わりました。






日のあるうちに帰れるから、山間のフルーツスタンド(フルーツの直売店)
へ行こうね!と、まるでそれだけが楽しみで、ついてきたのか?
と、思わず自問してしまうような私ですが、意気揚々と帰途につきます。




オレンジ畑の中を走っていきます。




のどかな農場や、パームツリーの栽培!(カリフォルニアらしいです)
をしている土地などを横目に、何軒もある、フルーツスタンドの
中から、今日はここにしよう。と車を停めます。








こちらのお店の裏は、全て広大なるオレンジ畑です。
畑から続いて、オレンジを計ったり、箱につめていくコーナーがあり、
その前にお店を構えています。


まさに、摘みたてがどんどんお店に並んでいきます。


ボコボコと大きなオレンジや、グレープフルーツの入ったダンボール箱。


ダンボール1箱、6ドルと表示されています。


グレープフルーツ12個くらいは入っていそうですね。
オレンジなら2ダース、24個はあるでしょう。


こんなにいらないよ~~~、と嬉しい悲鳴をあげながら
結構、買っちゃってる、お客さんたち。笑


わたしたちは、ポテト、アボカド、ズッキーニ、そして、たくさんのイチゴをゲットしました。




でも、何よりもカラッと晴れたお天気、そしてフルーツ畑に囲まれた
豊かな土地の空気を吸っているだけで、元気が出で来るようです。



大量に積まれている古ぼけた木箱たち。

オレンジの収穫用の箱のようです。








お店の横には、ベンチなどもあり、バラやラベンダー、
色とりどりのお花のコーナーもありました。
ここで、買ったばかりのフルーツを
おやつに食べているファミリーもいます。






買い物を終え、車の中、フルーツの匂いが広まって、
まるで、アロマセラピー状態!?で、上機嫌で道を進みます。











あっ!と叫んでいるうちに、過ぎてしまう景色ってありますよね。






ここを通る度に、あっ!と叫び、いつも通り越してしまっていた、
赤いヴィクトリアンの建物へ。前から、可愛いな~っと思っていた
ちいさな建物です。





正式名をサンタ・クララ・スクールハウスという、この建物は、
その昔、この近辺の農家の方々が、子供たちに、きちんとした学校を!
と希望して建てられたものです。1879年が始まりだそうです。



最初は、ちいさな1つの教室に、学年もバラバラな子供たちが一緒に
お勉強をしたそうです。寒い日でも、(靴がなく)裸足で歩いて登校する
子供たちもいたそうです。 

この学校最初の先生は、ミス・セワード、という女の先生だったそうです。


赤毛のアンとか、大草原の小さなおうちのローラの行った学校
みたいだったのでしょうか。



1896年に、現在のこの可愛いベルタワー付の建物が完成します。




オレンジ畑の広がる山間にある、赤い可愛い学校。




ヴィクトリアン・チルドレンたちが、地元のおさななじみたちと通った学校。




そして、現在も、たくさんの小学生たちが、
このリトル・レッド・スクールハウス(通称)へ
昔と変わらず、毎日通っています。

今でもシッカリ現役の小学校でした。 なんだか、嬉しい!笑