カーンヴィル (2)

カーンヴィル (2)
* ブログをさかのぼって、カーンヴィル (1)からのお話の続きです。



砂漠を超え、丘を超え、山を越えて、湖を超え、
山間のきれいな川沿いにある町、カーンヴィルに到着しました。
2時間くらいのドライブにしては、かなり地形に変化がある道のりでした。



学校のグラウンドを一周するくらいのノリの、ちいさな町の中心です。



20件のお店があるかないかです。

そして、そのうちの半分は、アンティークショップ!

さらに、そのうちの数件は、お休み。
(田舎のショップは、いつもこんな感じ。。。)

そして、残りも午後4時30分には、閉店時間!!


夏時間で日も高いのですから、がんばろうよ~と思う
私のココロとはうらはらに、のんきなショップ・オーナーさんたちは
のんびり新聞を読んだり、近所の何々さんが、具合悪いらしいよ、
なんて電話で話していたり、のどかな村の一日という感じです。



通りの建物は、西部劇に出てきそうな古い印象です。



この町の中心は、1848年に、もっと川の下流にあった集落が
ダム建設で、この上流に移ります。

ゴールド(金鉱)が発見され、全米のみならず、
世界中からカリフォルニアへ人々が殺到した
カリフォルニア・ゴールドラッシュと同じ時期です。

この町付近でも、地元でウィスキーが生産され、バーが並び、
金鉱発掘作業で疲れた一攫千金を夢見る、男の人たちののどを潤したそうです。



今でも、町を流れるカーン・リバーでは、川の中に多少のゴールドが
残っているらしく、金鉱発掘作業の権利を売買したりしているようです。
(あまり、残ってはいないでしょうが。。。)




三角屋根で、きれいに修復された昔のおうちがありました。
背景になる山が印象的でした。こちらは、きっと100年以上前から
変わっていない景色なのでしょう。








リバーサイドには、B&B ベッド&ブレックファストもあるようです。





しーんと、しずかな空気の中、青い空がきれいです。





これから、地元の資料館と、川辺を回っていきます。