カーンヴィル (5)

カーンヴィル (5)
* ブログを数日さかのぼって、カーンヴィル(1)から続けてご覧いただけます。

さて、いよいよカーンでの1DAYトリップも終わりです。
山陰の場所は、かなり薄暗くなって来ました。




帰り道の途中、オニックスという小さな町を通り過ぎました。
画像は、この近辺唯一のジェネラルストア。いわゆる雑貨屋さんですね。
こちらは、1851年からある、古い古いお店です。

昔は、こういった雑貨屋さんが、郵便局代わりでしたし、
卵やミルクのデイリー食品から、パンや小麦、お砂糖、
そして農具やお洋服まで、何でも取り揃えていました。












そして、一瞬、???と思って車を思わず止めてしまった場所があります。


こちら、昔のおうちの跡なのですが、どうしてこんな姿になってしまったのか。。。



石造りの暖炉が2つ、そして、敷地のまわりにある納屋などは無事です。
雷が落ちて焼けてしまった跡なのでしょうか?











レンガや川辺の石を積み上げた暖炉から、とても大きなお家で
あったことが分かります。











グランドピアノの焼け焦げ。












キッチンのストーブも、静かにそこにあります。








石炭をくべてあったバケツの跡。。。。










のどかな一日のあとでこれは、ちょっと悲しい光景でした。




でも、なぜこうなってしまったのか?ここにいた人たちはどうしたんだろう?




と、また私の想像を果てしなく、膨らませる光景でもありました。。。








まだ西日の当たる山間に出て、農場をいくつも通り越して行きました。

行きに出会った、熱い視線の牛さんは、もうお家に戻ったようです。