★ブログ★

432

イタリアのいとこ
先日、友人宅へディナーに招待されました。
このお宅は、ダンナさんがカンザス出身、奥さんがカリフォルニア出身、
今は、可愛い8歳の男の子がいて、犬2匹に子猫1匹、広い芝生のお庭に
白い柵のあるお家。 まさにアメリカン・ファミリーと言った感じです。

ちょうどカリフォルニアから、奥さんのお母さんが、来ていました。
このお母さん、イタリア系3世なのです。彼女のお母さん(2世)
まではイタリア語OKだったそうですが、今では、アメリカにいる
ファミリーは、誰もイタリア語は話せないそうです。

そんな彼女も、1度イタリアへ渡ったことがあるそうです。
自分の母親から聞いた話や情報を頼りに、南イタリアの小さな漁村、
自分の家族のルーツである土地に1人旅立ちました。

自分のいとこ達が住んでいるはずの町に着きました。
タクシーに乗る際、昔に送られて来たイタリアの家族の写真を運転手さんに
見せたそうです。ちいさな田舎町ならでは。なんと運転手さんは、「わかった!」
と言った様子で、彼女をちいさなお家の前まで連れて行きました。

「ここに、自分と同じ血筋のファミリーがいる。」

緊張しながらドアをノックして、カタコトのイタリア語を並べ立てて、
家族の写真を見せて、そこで彼女は、自分のいとこ達とはじめて
逢ったのです。「本当にこの家であっているのかな?」と不安ながらも
壁に並んである、古い写真に気がつきました。

そこには、若い頃アメリカに渡ってきた、自分のおばあさんの
写真が飾ってあったそうです。

そして、さらに彼女の母親の子供の頃の写真、昔に、手紙で送られて来た
いとこ達の子供の頃の写真も。「ここだ!」と、来るべき家に辿り着きました。
その後は、もう、自称親戚がどこからともなく、大勢集まり、
全然わからないイタリア語を浴びて、夜、自分のホテルに戻りました。

翌朝、ホテルの部屋をノックする音が。 まだ8時前です。

起きだして、ドアを開けると、昨日のいとこたちがいます。
ぺラぺラと話ながら、しぐさなどでわかったのが、
「こんなホテルにいないで、家族なんだから、うちに泊まりなさい!!」
なんと朝一番に、彼女を向かえに来たのです! どんどん荷物を運び出し、
チェックアウトさせられ、それから数日間、帰国までいとこのお家で
とても親切にしてもらったそうです。

彼女は、わたしに言いました。
「逢ったこともないような、外国から来たいとこをホテルまで迎えに来て、
そして自分の家に、当たり前のように迎え入れるなんて。わたしなら出来ない。」と。

知らない人を、自分の家に招き入れるのが怖いという、今のご時世+
アメリカならではのコメントでした。それはそれで当然だと思うのです。
反対に、家族なんだから、とドアをオープンして彼女を招き入れたイタリア側も、
それはとても素敵で、自然な家族の行為だと思いました。

自分が育った、常識の範囲から出ることはなくても、
彼女はふと、彼女の母親が生きていた頃のことを思い出したそうです。

近所にいる労働者や、お金があまりなくて、
おなかすかしている人がいると、必ず、夕飯などを
多めに作り、彼らに分け与えていたことを。それを知って、
何人かは、夕飯時にドアの外で待っているようなことも
あったそうです。

「そんな知らない人に、ドアを開けてご飯あげるなんて。。。。」
と言う、まだ子供だった彼女に、母親は言いました。

「自分を頼って、たずねてくる人を追い返すことは出来ないよ。」

彼女のイタリア移民の歴史や、家族を大切にするイタリアの文化
などを聞きながら、飲んでいた赤ワインのせいもあったのでしょうか、
わたしはとても感動して、思わず涙ぐむところでした!笑。

彼女は、イースターが終わる頃、カリフォルニア、サンディエゴに帰っていきます。

画像:木製イタリアン・ギルトBOX 
St. Patrick's Day
今日は、アイルランドのお祭り、聖パトリックの日ですね。

緑の大地と呼ばれるアイルランド、シャムロック(クローバー)カラーをテーマに、アメリカでも、パブやバーで緑のビールを飲んだり、アイリッシュ・ミュージックやダンスを楽しみ、大賑わいの1日です。この日、緑色の服を着ていない人は、みんなにつねられる、という妙な風習が有名ですが、実際みんなふざけてやっています。笑。

この日、グリーンカラーのものを身につけるのを忘れた人の言い訳→「いや~、着用してるんだけど、見せられなくて残念だ。」 (下着で着用していると言い張る。笑)

アメリカは移民で出来た国ですが、そのふるさとの国としては、ドイツ系が1番多く、そして2番目がアイルランド系だそうです。大飢饉の災害にあったアイルランド人たちは、新天地アメリカに希望をたくし、1850-1930年の間には、なんと450万の人々が、アメリカに渡って来ています。

国民の5-6人に1人は、何かしらアイルランド系の血筋が入っている計算だそうです。うちのダンナも、アイルランド系の血筋が少し入っています。赤毛の人が多いアイルランドですが、うちのだんなのひげに、赤毛が出ると、「おお、アイリッシュ!」 とへんなところで感動します。

本人曰く 「ストレスだ!」そうで。。。  赤毛がストレス!? 初耳です。笑

Spring
3月に入り、少しだけお天気がマイルドになって来ました。

冬の間、外に出たとたんに、(寒くて)顔が痛い!ということが多かったのです。
野外で、アンティーク・オークションなどがありましたが、
ライブ・オークションは、長丁場。 あまりの寒さに、帰る!と叫んだ私です。笑。

お写真は、裏庭から見える大木にある鳥の巣です。
なぜにまた、あんな高いところに。。。。



雨、雪、氷、突風に耐えてついに春。
鳥さんのおうちは、無事に冬を越しました。木が大揺れに揺れていても、
巣は無事なものなのですね。なんだか感心しちゃいます。




先日、冬の間は閉まっていた植木屋さんがついに再オープンしました。
COX FARM(以前のブログでご紹介した八百屋さん)も、もうオープンかしら?




早速、ちいさな春をお家に取り入れようと、チューリップや、ハーブを購入しました。

嬉しいなあ、、、、春だなあ、、、、。 しみじみ。笑。 
クッキー
美味しいチョコチップを一袋買ってきて、クッキーを焼きました。
チョコチップのパッケージの裏に、クッキーのレシピがありますので、
素直に従います。まず、これで失敗することはありません。笑。
今日も、簡単においしく出来上がりました。

アメリカの多くの子供たちは、18歳で親元を離れます。
ルームメイトと一緒に、アパートを借りたりするのが当たり前なので、
経済的にも、無理なことではないのです。

そんな彼らは、パーティーなどがあると、男女とわずに、
気軽にクッキーを焼いたりしています。お客さんが来る前に、、、、
ではなく、お客さんと一緒に、キッチンでお喋りしながら、
紅茶をいれたり、オーブンの具合を見たりしています。
それがまた、なんとも言えない楽しいひと時なのです。

アメリカンの彼らが親元を離れて、恋しいと思う食べ物の1つが
各家庭で手作りされたクッキー。好みによって、レーズンに
オートミール・クッキーが一番の人もいれば、チョコチップが一番の人もいます。

ちいさな頃のクッキー作りの思い出などに重なって、
大人になってもクッキーは、精神的にやさしい食べ物のようです。
失恋したお友達をなぐさめるのに、話を聞きながら、熱々クッキーを
オーブンから出す友人。。。そんな場面が日常に良くありました。

わたしは大学時代に、クッキーを焼こう!と言う友人とウキウキ
粉を混ぜたりしていたら、みんな焼く前に、クッキーのもとを食べちゃって
(クッキー・ドー、こねて焼く寸前の甘くて美味しい状態です)
焼かずに終わったクッキーの思い出があります。身体に悪そう!?
ビーフ・ジャーキー
チャイルド用やベビー用の、ちいさなシューズ。
ガラス・ボタンUPの、レザーブーツなどは、本当に可愛いものです。
ただ、さすがに”靴”ですので、コンディションの良いものを見つけるのは、大変です。

画像のチャイルド・シューズ。
見た途端に、「ビーフ・ジャーキーみたい!!」 と叫んでしまいました。
その場にいた一同で大笑い。 ぺッタンコ。 トランクの一番したで、
他のものに埋もれて、この状態になってしまったそうです。

その他も穴が開いていたり、擦り切れているシューズをたくさん見ました。

その場にいたご婦人が、

「カンザスのような内陸部では昔、物資が豊かでなかったから、
一足の靴でも、一枚のお洋服でも、ふつうは、何人もの子供が着用したのよ。」
と言っていました。

それを聞いて、ボロボロの靴も、きっと姉妹で履いたり、その後は、
ご近所の子へ受け継がれた様子を思いました。

何人もの子供たちの足を守ったブーツ。
 
コミュニティで助け合って、寒い冬を越し、みんな頑張って生きてきたと
言います。今のように、飛行機もセントラルヒーティングもスーパーもないヴィクトリア時代。

大陸を横断する鉄道が通り、カリフォルニアからのオレンジをはじめて手にします。
当時は、ご馳走だったそうです。

物質的に豊かでなくても、ご近所で助け合ったり、
心はきっととても豊かだったんだろうなあ~、なんて、勝手に想像していましたが、
コミュニティーのみんなで支えあわなければ、生き残ることが出来なかった 
「パイオニア(開拓)時代」 だそうです。

画像: バギーに一緒の双子の兄弟。つるんとした頭が可愛いです。笑。
ウェールズ人のタフィ
Taffy was a Welshman,
Taffy was a thief;
Taffy came to my house
And stole a piece of beef.

タフィーはウェールズ人
タフィーは泥棒
タフィーはわたしの家へ来た
そして、ビーフの一片を盗んで行った

今日は、画像のお肉を持って走る、タフィーについて。

一定の簡単なリズムを持つ、このお話といいますか、ポエム。
これは、「ナーセリー・ライム」と呼ばれるものだそうです。
ナーセリーは幼児部屋。そこで、昔々子供に読んだお話(童謡)だったとか。

わたしの持っているペーパーでは、上の英文しかないのですが、
このタフィーのお話、まだかなり続きがあるようです。

その後も、タフィーは色々と盗んでいきます。
盗まれた人が、そのたびに、タフィーの家に行きますが、いつも留守。
ある日、ついにタフィが在宅で、ベッドにいるところを見つけます。
そして、タフィーの頭に火かき棒を投げつけたところで、お話が終わります!
すごい終わり方です。とても、子供に読んで聞かせる内容ではないところから、
やはり、内容より、押韻などのリズム重視であることがわかります。

タフィとは別に、ナーセリー・ライムの代表である、マザーグース。
こちらも、なんだか奥が深いですよね?

(イラストが) 大好きなハンプティ・ダンプティ

この有名なポエムは、、、

Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together again.

ハンプティ・ダンプティが塀の上
ハンプティ・ダンプティが落っこちた
王様の馬みんなと王様の家来みんなでも
ハンプティを元には戻せない

これもまた、せつない終わりです。

どちらもナーセリー・ライムですが、
タフィとは、ウェールズ人を軽視する呼び名であったという歴史があり、
ハンプティとは、ドジで小柄な男の人の呼び名であったとか。。。

ちょっとしたことから、昔の風習や歴史が見えて来ます。
人を軽視するような呼び名であっても、時代が過ぎ、
その言葉の持つ、当時の皮肉な意味は薄れました。

今は昔のお話として、素敵なオールドペーパーに
なって、蚤の市に並べられています!?(笑)

良かったね、タフィーにハンプティ!  (あ、タフィーは犯罪者だ。)
スプリング・クリーニング
アメリカは、春に家中のお掃除をする習慣があります。

その名も、スプリング・クリーニング。

日本の年末の大掃除に似ています。




まだ春ではないのですが、春を待ちわびるキャラメルは、
クローゼットの中を整理しました。 

ピンク・フラワーとペイズリーのボックスを見たら、心は春♪




色々なものが、クローゼットから出てきます。ドラえもんのポケットも顔負けです。

全て専用のお箱に収めた後は、お気に入りだけをきれいに、
見えるところへと並べていきます。

リネンやファブリックも、見やすく取り出しやすくなりました。



可愛いシャビーシークな、収納ボックス。

おリボンまで付いているのもあります。

こういうのには、特別なものをしまってみます。

お箱を開けるのが楽しくなるようなもの。レースとかシルクリボン、ボタンなど。。。




やっと思い通りに整理されました。これで、必要なものにもすぐに手が届きます。
目にも楽しいクローゼット~。



結局、ピンクとホワイトのお箱が使いたかっただけですね。
お掃除という、大義名分のもと。。。。笑。
コーナー
今日も雪ではじまった一日です。

でも、朝早くから予定があったので、しっかりと出かけました。

雪がふった町並みは、本当にきれいに見えます。

リバーサイドのヴィクトリアン・ハウスの美しさには、ドキドキしました。


そんな道を通りながら、地元ディーラーである、ベッキーのセールに行きました。

ベッキーは、お孫さんもいるのですが、彼女自身が少女みたいな愛らしい雰囲気の人。

巻き毛が、大変可愛い女性です。

いつも、"BECKY"と入ったエプロンをつけて、笑顔で迎えてくれます。笑。

さすがに雪の日の今日は、静かなセールでした。彼女も、今日はのんびり。

わたしものんびり。笑。外も雪で静かです。

ベッキーの素敵なお品を見た後は、郵便局に寄っただけで、すぐに帰宅しました。


いくつか、彼女のところでめぐり合ったお品をダイニングルームの
隅に、ディスプレイしてあります。

アーモンド形のカタマリ。モールドです。
1900年代初期のモールドは、本当に迫力あります。ふたもついています。

牛さんマークの木の板は、何かの箱だったようです。
今はどちらも、お役目ご苦労さまでしたと、ダイニングの壁で休んでいます。


白いストーンウェアは、最近、少し集めました。
ちいさめピッチャーが可愛いです。ポテっとした、温かみのある、ちょっといびつな
感じも古いものならではです。






朱色のフラワーにピンクのふちが可愛い、ヴィンテージのホーロー。
昔の輸入品ですが、雰囲気あります。





世界のお料理の本をしまってあるキャビネット、発見時は
へんな茶色のスプレーペイントがまだらで、悲しい姿でした。

やすりをかけたら、トップだけグリーン、下には白いペイントが
出てきて、色んなカラーにペンキ塗られたんだなあ、と歴史を感じます。

結局、やすりをかけまくった後、これはこれで、いいかな~、と、
もう、わたしがペンキを塗ることはなく、リフォームした椅子と一緒に、
コーナーに置かれました。







以来、落ち着いてるコーナーです。笑。



ニュートン
週末は、NEWTON という町へ行ってきました。
わたしのいる町から、北へ車で1時間程です。

(ちなみに、わたしのいる町はカンザスで、いえ、多分アメリカ大陸でも真ん中です。笑)

前から、NEWTONは古い町並みがきれいだよ、と言われていましたが、
カンザスの田舎=小屋&トタン屋根の建物 と想像してしまい、
あまり期待はしていませんでした。小屋も風情があって好きですけどね。

でも、行ってみたら、なかなか可愛い町です。
線路を渡るまでは、普通のショッピングモールや、新興住宅街でした。
そして、この線路から先が、古い町の中心です。



茶色のレンガの建物は、駅。人もたくさんいて、活気がありました。
色々な流通が盛んな感じがしました。







白い建物は、ワイナリーでした。










空気は、キーンと冷たかったのですが、お日様の光がキレイです。





古いお店の前を通りかかって、昔たずねたロンドンをふと思い出しました。





ちょっとした裏通りに、こういう感じの建物が多かったような気がします。



















教会もりっぱです。









このレンガもはげて、石がむき出しな感じが、いい雰囲気。
でも、しっかりサテライト・ディッシュはつけています!










すぐに一周終わっちゃう小さな町でしたが、
かわいい、ドイツのミニドールたちをつれて帰ってきました。

今は、お部屋のディスプレイとなっています。
★1891年のバースディプレゼント★
今日は、たくさんのヴィクトリアンなお品を更新しました。

その中でも、キャラメルが感動?したお品が数点あります。

ひとつは、パンジーが手描きで描かれている、古いハンカチケース。
ハンカチケースは今の時代となっては、本当にハンカチを入れるとは思いませんが、
それでも、その優雅なデザインたちは、こちらでも人気のアンティーク品です。

今回のお品は、そのデザインもさることながら、オリジナルのタグ付きなのです。
パンジーの絵のタグをつけて、当時ショーケースに、誇らしげに並んでいたのでしょう。

タグの裏には、多分お誕生日のギフトとしてこれを貰った年、
そしてその子の名前が、英語で入っています。
年は、1891年。 これを贈られた女の子は、タグをつけたまま、
大切に、、、きっとおばあさんになるまで、大切に保管していたのだと思います。

送った人の気持ちや、少女が、きっと一生手放さなかったであろうハンキーケース。
(トランクに入れたきり、忘れていた可能性もありますが。笑)

と、また過去のドラマにひたっていて、ハッと思い出しました。

今日は、大切な人のお誕生日です!! 

ハンキーケースのギフトはないですが、電話します~!笑。
レート石鹸
冬休み中に、訪れたロサンゼルスでは、なかなかの珍品にめぐり合えました。

明治時代から、沢山の日本人が、アメリカへ渡っています。
だから、日本のアンティークものも、この太平洋側のカリフォルニアには多いはず。

それがまた、古い日系スーパーの片隅に、ちょこん、なんて置いてあったりするのです。
アンティークものが、、、。笑。

キルト作りが大好きなアメリカンの義母と、日系スーパーでお買い物中、

「ねえねえ、これどうかしら?」と、古い帯を見つけて、ご機嫌な様子の彼女。

夏っぽい、きれいなブルーとホワイトの麻風な帯。

さっそく、イヒヒ。とゲットし、家に帰って帯の縫い目をほぐしていきます。
(彼女は、キルトに使用したいので、帯として布をとどめいてる気はさらさらなし。)

中から、紙が出てきました。あー、帯の芯ね~。って、ボロボロの紙を見ます。
義母が、その紙を開いて見て。。。

その場にいた数人で、顔を見合わせてしまいました。

中から出てきたのは、なんともまあ、レトロなポスター。

何も言わずに、顔を見合わせ、そのまま私の手の中へ。
(みんな、わたし好みと知っています。笑)

この紙、石鹸のポスターみたいです。とてもセクシーな女性が描かれています。


調べてみましたら、明治11年(1878年)創業の平尾賛平商店というお店の品。

この石鹸は、大正13年(1924年)に、発売されたようです。フランス語の
クリーム(LAIT)という意味で、クリーミーな石鹸という意味だそうです。

このレート石鹸を調べていく中、色々な当時の石鹸や化粧品などの
情報が出てきます。

わたしが気になった他社商品は、マルセル石鹸、と、たまごシャンプー。
どちらも、想像を掻き立てられるネーミング!

でも、明治・大正の頃、石鹸は高級品。
日露戦争中の頃、軍以外ではあまり使用出来なかったとも、ありました。

今は、おしゃれな液体ソープになったりして、きれいな色やボトルにおさまった石鹸たち。

知人で、色々な石鹸を試してみて、一番いい!と最後にたどり着いたもの。。。

なんと、牛乳石鹸 だそうです!

アレルギー質なお肌を持つ彼女も、この石鹸を使うと、カイカイがなくなるそうです。

赤箱、青箱も可愛いですよね♪ ってパッケージに弱い私。

ずっとなくならないでいて欲しいなあ、、、と牛のロゴの牛乳石鹸を思うのでした。
古い新書
新しくゲットした、アンティークの本のお話です。

いつもは、本の表紙・中身のイラストや字体の素敵さで選んでいます。

紙も古く弱っているし、古い英語の表現読解が面倒くさい!ので、
内容は読まずに、イラスト見ながらすぐに、グー。←眠ります。笑。

でも、今回、非常にしっかりとした本を見つけました。
初版は、1895年だそうですが、こちらは、1920年代の再発行もの。
紙もしっかり、字も読みやすいです。

ゆっくり、きちんとお話を読んでみようかな。。。とページをめくっていきます。
ええと、この本を見つけた時に、中にアンティークカードがはさんであったなあ、、、
と、先人が残した私物を本の中から、見つける私。

これがいつも楽しみ。

肝心のお話はそっちのけ、ポストカード・チェックが先!
しおり代わりのポストカード2枚。。。
1つは、紙のはじがなくなっています。(薔薇のカード)ああ、これは、
本を読みながらはじをかじっちゃいましたね?というカードです。

そして、もう1つは、可愛い女の子のカード。こちらはキレイな状態です。

カードからして分かったのは、この本の持ち主であった女の子は、
NAOMI DIXON (ナオミ・ディクソン)という名前で、1924年当時、
イリノイ州に住んでいた、ということです。

カード差出人は、彼女の伯母から。伯母さんは、USアーミーの
基地在住だったことが、消印から分かります。(軍の郵便局使用ですね)

ふーん、、、、と見ていくなか、カード2枚のほかに、薄紙が折りたたんで入っています。

これは、何かしらん?と開けてみてビックリ。
彼女の学校の、1924年の9月2日-10月10日の試験結果のようです。
学校の成績表!笑。

そして一番したには、担任の先生の名があって、
ご両親あてのサインの覧があります。

要は、ちゃんと両親に成績を見てもらい、サインをもらって
また、先生に提出して、私は親にちゃんと成績表を見せました。
という紙。(しっかりしてます~)

肝心の成績は、、、、全部85点か90点です。笑。
クラスも1日だけしか欠席してませんし、ナオミさんは、
きっと、まずまずの優等生だったのかと思います。

ナオミさんの成績の良さに安心し、過去の持ち主の詮索を終えて
すっかり大満足。本、まだ読んでません!?
ココロの栄養
最近、フランスのオールド・ファブリックへのお問い合わせが、とても増えました。

可愛いプリントものから、フランスならではのブロケード(織模様入り)のお品まで、色々ありますよね。

コットン、シルク織入り、リネンに可愛いプリント、、、、

白地にグレーブルーのラインに、お花のアクセントは、なんとアンティークのベッドカバー。ロココ風のデザイン復活のものです。裏地やタッセル・トリムも豪華です。しっかりしつつもしんなりと、、、歴史がつまったお品です。




そして、もう旅立って行きました、ピンクのタッセルと、薔薇模様が可愛いかった、
フランスのリネン。ラブリーなプリントです。




細かな作りのレースや、リボン。

乙女心をくすぐるお品たち。









折りたたまれた、古布たちや、キレイに巻かれたリボン。
どこでどういうお品に、生まれ変わるのかと、考えるのも楽しいものです。




私は、リネンをジャブジャブと手洗いするのも、ハッピーですが、
きれいな布が重なった横からの層(レイヤー)を見るのも、
ひそかなココロの栄養。笑。




「バスケットに、やまもりの毛糸玉を見ているのが、一番しあわせ。」
という、編み物好きのキャラメル母。 




それぞれの、お気に入りをとおして広がる、素敵な時間や可能性たち。

アンティークの場合、古い媒体を通じて、新しい可能性が生まれます。

なんだか、不思議な感覚です。

冬休み
冬休み中に撮った、LAの画像の続きです。

ロサンジェルス国際空港に着いて、何気に飾ってある写真を見て、あれ?
この港と停泊中のお船たち、、、どこかで見たことが?

と思ったら、義父の(前のブログでしゃがんで潮干狩りしてます 笑)ボートではありませんか!

彼は、普段はビジネスマンなのですが、週末は、ボートを走らせております。
テレビの撮影にも(ベイ・ウオッチと言い、昔はオシャレなドラマだったようで)
にも出たことがある!と言うので、きゃー、すごいとミーハーに言いましたら、
「麻薬密輸船で、最後に爆破される役の船」とか、「南米から違法移民を乗せた船の役」であるとか。。。。ニガ笑。 爆破はCGでヨカッタ、と胸をなでおろします。笑。

そして、ダンナの実家へ到着です。










カラフルなお花が咲き乱れるガーデンへ。。。













ゆずまでなっていますよ。








スクーターは?(あ、猫の名前です)
こちらは、アイアン製猫ちゃん。





いました、くるりと丸くなり、箱に入っています。
いつ見ても、美人さん。←ヒイキ目。




そして、初登場、ブラックラブの、パティ。とてもスイートなコです。





おりこうさんの、ルーシー。
頼んでいないのに、お手をして来ます。(りこうなのか?)
結構重いコであります。 この上目遣いで、おやつを貰うのですね~。






温かいし、お散歩行こうかな! 

なんて、思える日々でした。(実際、ロスの暮らしは、車中心で、歩いて2,3分の場所へでも車移動が当たり前なのですよ。)隣の通りに行くのに、車に乗るのがロス人、と冗談まであります。。。笑。何が起こるかわからない、都会ならではの、車で移動が一番安全、ということであります。 色んな土地ごとの決まりがありますね。。。。





明けまして、おめでとうございます!
皆様、新年、明けましておめでとうございます。

昨年は、アンティークを通して、素敵な出会いが沢山ありました。
皆様、本当に有難うございました。

今年も、楽しいお品を探してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

さてさて、LAでの、冬休みを終え、昨日カンザスへ戻って参りました。

左の一番上の画像は、LA出発前の日、、、、なんと吹雪状態で、前が見えません~。これでは、飛行機も飛び立たないのでは?と心配しましたが、一夜明ければ、びっくりするほどの晴天。



モグラのように、玄関から道路まで、道を(雪を)かき分け、空港へ向かいました。





飛行機から見下ろしたカンザスの大地。
いつもの何もない(いや、農地があるのですが)大地は、きれいに雪化粧です。








普段は、茶色のパッチワークみたいな大地なのですよ。


←こんな感じです。


最初にこの大地を見たとき、LAに返してくれ~~!と心の中で叫びました。
今は慣れてしまい、ああ、本当に四角だの○だの、ぱっきりとわかれた大地だわ~と1人感心しています。ひとつの升目のはじに、ファームハウスがあって、あとは農地、と各升目ごとに地主さん宅と農地が、延々と続く、、、、まさにそれが、カンザスの大地なのです。


前から一度撮ってみたかった、アメリカ大陸の画像。

カンザスからカリフォルニアですと、ちょうどアメリカ大陸西側半分の画像になります。







パッチワークみたいな、平らな大地が終わると、今度は険しい山が続きます。

コロラド州あたりからネバダ州かと思います。グランドキャニオンも近いですね。













そして、雪がなくなって、岩山の砂漠が近くなるころは、ネバダ州、
ラスベガスの近くへ。















最後の大きな山を過ぎると、いきなり住宅街が広がります。
もう、カリフォルニアへ入ったことをあらわします。







それからは、もう、ぎゅっと建物ばかりです。カンザスのパッチワークと比べますと、本当に人口密度が濃いですね。



見えてきました。ロスのダウンタウンのビル街です。
このビル街の中に、日本領事館も、リトル東京もあります。チャイナタウン、メキシコ人街、ユニオン・ステーション、、、、
ありとあらゆる人種、文化、歴史がごちゃまぜになっています。









いきなり、カンザスの雪景色をもう一度。

←これから、、、




晴天にパームツリーのロスですからね。

本当に、差が激しいです。笑。















ビーチにも行きました。

港の入り口付近、向こう岸は高級アパートです。

そんなセレブな場所を背景に、潮干狩りしている人が、、、

夕方になりますと、引き潮になり、ハマグリがとれるそうです。

スコップどころか、大型シャベル、そしてどこにあったの?
といいたくなる、おおげさな長靴を履いて、かなり本気でハマグリ探しています。

。。。うちのダンナとダンナの父です。笑。





とれて見ると、なかなか大粒。貝もキレイです。
後で知り合いに持っていったら、ハーブと一緒にパスタに入れるそうです。
とても、喜んでもらえました。








わたしは、海辺でのんびり、船が行きかうのを眺めたり、かもめを追いかけたり、
カヌーに入った、うろこ状模様とおしょうゆ会社のロゴがレトロだわ~、と写真撮ったり、、、







のんびりモードで、久しぶりのLAのお天気を満喫しました。










Angeles
LAに出発前のキャラメル、あたふたと準備に追われております。
それと言うのも、ダンナの父方の家族がものすごい大人数!!

ダンナの父方の祖先は、100年以上前に、お船に揺られて、カリフォルニアの
サンフランシスコへ到着したのでした。(船でってところが、なんだかロマン?笑)

日系3世の義父は、なんと6人兄弟(しかも全員男!)2世のおじいちゃんに脱帽!
ですので、その6人兄弟がそれぞれ家庭を持って、その子供たちが結婚して、、、、
ともう、エンドレスな家系図が構成されつつあります。それぞれの結婚相手も
白人だの、ラテン系だのロスらしいグローバルさ。

日本のお顔の人から、最後はもう、え?親戚?みたいな人まで、
色んな従兄弟たちがいたりします。

ですので、クリスマスはその中へ、ダイビングに行くようなもので。。。笑。
楽しくもあり、ものすごいエネルギーを必要とするホリデーシーズンです。

そんな中、日ごろから大変お世話になっている、
日本の方より素敵なお箱が届きました。

中から出てきたのは、、、かわいいカードをはじめ、コットンバッグ、
ミニバラのつぼみのポプリ、シルクとリネン地の編み編みショール、
そして、手作り(というレベルではなくプロ)の、ポーチや巾着類。
全てアンティークのお着物の布が素材かと思います。

この布たちを見たとき、わたしの中にあった、祖母への思い出が
溢れてきました。子供の頃、祖母の箪笥の中を見せてもらうのが
大好きでした。レトロなジュエリーや、着物類。それぞれに、
これはいつに作った着物、これには、こういう思い出がある、と
説明され、4~5歳だったわたしは、幼いなりに理解し、へえ~、
なんて明治女である、祖母の若かりし頃を想像したりしました。
祖母の、水色の缶に入った、浅田飴水飴を食べながら。

わたしのアンティーク好きは、彼女からの影響が大きいのだと思います。

懐かしい朱色の布地、やわらかな手触り、当時の思い出とつながって
ざわざわしたココロが、落ち着いてきます。

思えば、このギフトを送ってくださった方と、最初にお話をさせて頂いた
きっかけは、その方が、わたしの祖母の実家付近に、現在お住まい
なのを知ったからでした。思い切って、お話したら、もともとは
東京のマダムとのこと。でも、田舎の自然を楽しんでいらっしゃる様子で
とても元気なこの方に、いつもパワーを頂いていました。

祖母がめぐり合わせてくれた、天使みたいな方です。
そんなことを思いながら、おもわず胸に抱きしめたお品たちでした。

みなさまのまわりにも、いませんか?
天使みたいなタイミングで、やってきてくれる素敵なひとたちが。

***いつも当HPをご覧の皆様へ***

今年も、キャラメルデザインをご利用いただきまして、有難うございました。
どうぞ、素敵なクリスマスとお正月をお過ごしください。
年明けには、戻りますので、またHPでお会いしましょう!

Merry Christmas & A Happy New Year, 2008!
Caramel Designs
もうすぐ里帰り
今年のクリスマスから年明けまでは、ロサンゼルスの
ダンナの実家で過ごします。

どこからともなく現れる、猫のスクーターに会って、、、





あたたかな西海岸の日差しの中、義母のお庭でゆっくりして、、、






大好きな輸入食品のたくさんある、スーパーに行って、、、






冬でも、道行に咲いているお花を楽しみながら、ビーチへお散歩。

と、想像は膨らみますが、スーパーとか、住んでいた頃の日常生活ですね、これ。

普通がきっと、一番幸せ?
シーズ・キャンディ
もうすぐクリスマスですね。

この季節、色々なキャンディ・ギフトの詰め合わせが、店頭に並びますね。

こちらでは、飴もチョコレートも、まとめてキャンディーと呼びます。
わたしは、アメリカのお菓子は、チーズケーキとアイスクリームと
チョコチップクッキー以外は、マズイ!と思っていました。

だから、この老舗キャンディ屋のシーズキャンディにも、あまり興味はありませんでした。

ある日、知人が行きたいと言うので、一緒にお店に入りました。
ショッピングモールの中にある、このシーズ・キャンディのチェーン店、
ショーケースの中のチョコ、どれでも、いくつでもお試しが出来ます。
非常にあぶないお店です。笑。

お試しで1つ食べてみて、、、!?甘くない!

ホワイトチョコの中に、アップルやその他のフルーツが入っていて、
パイ味のものや、サマータイムという、くるみがたっぷりコーティングしてあるもの、
中はムースみたいな甘さ控えめな味のチョコ。

これならいける!と今では、店頭で新しいお味を試すのが楽しみになりました。

もちろん、まったり甘いミルクチョコなど、色々なお味がありますが、
わたしは、サマータイムをいつも注文します。
ぼそぼそとしたクルミの感じが日本の何かの和菓子みたいです。

だんなは、ノルマンディーという、ダークチョコが大好き。
オーダーすべきは、ノルマンディーなのに、いつも注文時に口から出る言葉は、、、

「”ナポレオン” を1ダース詰め合わせて。」 ←適当なオーダー。

お店の人もまた、何十個とチョコのあるショーケースの中を
「ナポレオン、、ナポレオン、、、」 って探しちゃってます!!

ありそうでない、ナポレオン・チョコ。
今日のお写真
100年前のファミリー・ポートレート(家族の集合写真)を見ていますと、
当時はカメラマンを呼んで、家族は全員正装しての、大行事だったのだろうなあと
しみじみ思います。

子供は動いてぶれている、おじいちゃんは目をつむってしまった!など
かなりお気の毒な写真が多いのですよ。
そのまま豪華にフレームされているので泣けてきます。
今のようにデジカメでチェックして、撮り直し!
なんてことは出来なかった100年前。

目をつむっていたら、それはそれで、100年後、こんなよその土地から来た
外国人(わたし)に見られて、あーだこーだ言われてしまう訳であります。笑

そんな中、今日は完璧なおしゃれさんの写真をご紹介。
冬の精?のようなコーディネートの巻毛の美少女です。
このお写真も、普通の古いおうちからのものです。
誰かのひいおばあさんの若い頃のお写真だったりするのでしょうね。
まるでモデルみたいです。つま先まで完璧!



そして、ふわふわとしている大きめバッグ(?)を見ると、、、、
ビスクドールが付いています。どこの子でしょう?





そして次は、普通のカップルの写真かと思ったら、
なんと結婚式の写真のようです。





ウェディングドレスは着ていなくても、しっかりとヴェールをかぶって、
胸にはコサージュを。りりしい(?)花嫁さん。









そして、最後は、ちょっとめずらしい写真です。

ゆるめに結い上げた髪、大きく開いた胸元、そして直立不動でない
リラックスしたポーズ。ダンサーや女優さんなど、ショービジネス系の
女性だったのではと思います。

ましてこの時代のカンザス(保守派クリスチャンの州で
大変きびしい規律が多かったのです。)では、めずらしい写真だと思いました。

この辺は、移民や住民のご先祖さまは、ドイツ、イギリス、フランスからが
ほとんどで、教会を中心のコミュニティーでした。

昔に、お酒反対~!と、高級ホテルのバーに石を投げつけた、
ガチガチ保守派のおばあさんもいました。(どちらが酔っ払いか?)
と思うくらい、このおばあさん、何回もこれをやったそうです。

と、話はずれましたが、、、、

金髪でなく濃い髪の色、そしてこの胸の開いたドレスは、
当時、びっくりものだったと思います。

裏に彼女のことが少し英語で記されていました。
どこの踊り子さんだったのだろう?とドキドキ読んでみたら。。。

{ヘレン、犬好きで何匹も飼っていた} とそれだけ。笑。

鼻の下の切れかかったライン、あとでフォトショップで
きれいにしてあげようっと。
100年
ほとんど着用されることのなかった、薄いスリップドレスたち、

トランクの中につめこまれ、何十年も過ごしました。

ピンクに繊細なレース、クリーム色のシルクトリム。

ちいさな女の子なら、誰でも着用出来たという訳ではないお品です。


袖を通されることのなかった、質の良いドレスもあれば、

擦り切れるまで着用された、ちいさな質素なコートもあります。










シルクフラワーのついた繊細なボンネット。

キッドレザーのちいさなちいさな靴。





脱ぎ捨てた女の子は、どこへいってしまったのでしょうか。













今もまだ、残っているヴィクトリア時代のおうち。



森の中の一軒家だったのが、気が付けばもう町の中心がすぐそこに。



長い眠りから目を覚ますためか、
うすいラベンダー色のペンキを壁に塗ってもらいました。








*お写真: 町の南はずれのヴィクトリアン・ハウス