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リトルロック #2 ~ジャンク屋さん~
先日のリトルロック訪問、ランチ後に立ち寄ったジャンク屋さん。




アンティーク、ジャンク、、、、と書いてある看板に胸をときめかすわたし。





西部劇に出てきそうな建物に入りますと、ランプやらシャンデリアやら
天井が落ちそうなくらいぶらさがっています。




ブコツで味のあるお品が多数です。

でも、キャラメルのアンテナに引っかかるものはなく、
そのまま帰ろうとしたら、”裏庭も見逃さないように!”
と立て札があり、素直に従いました。





裏のドアを開けてビックリ!!




もうそこは、まさにジャンクヤード!




1人蚤の市状態!??




古いお家からの窓枠やドア、(結構こういうの大好きなんですが、笑)

ミシンの台として作られた、アイアンのフレーム、

巨大なスケールや、シェルフ、ドアノブ、、、、
馬車の車輪まで!??もう数え切れません。








だんなに言わせますと、レアなクラシックカーの
細かいパーツも山盛りあったそうです。







まさに、”わたしのジャンクはあたなのお宝” 




見る人によって、ジャンクにもお宝にもなる、巨大な裏庭でした。




これ、一通り物色するのに、何日かかるだろうか、、、、?



と、ふと頭の片隅によぎった思いでした。笑
リトルロック #1
わたしのいる町カリフォルニア州、パームデールは、
ロサンゼルス郡のはずれに位置しています。

町自体は、とっても便利。たくさんのきれいなお家が立ち並び、
色々なショップやモールもあり、快適な新興住宅街です。

南へ行くとLAの都会エリアへ。北へちょっと車を走らせると、
以前いたカンザスに負けない、大自然がそこにあります。


今日は、リトルロックという、ちいさなショップが数件あるだけの
砂漠の入り口にある町へ行ってきました。

まずは、ナショナルパークの山を登って行きます。

カラカラと乾燥した砂漠の山です。

でも、しばらく曲がりくねった道を運転して行きますと、、、


まるでご褒美のように、青いきれいな湖が現れます。

しーんと静かで、本当にきれいな場所でした。



人にもほとんど会いませんでした。



あまりにきれいで、ゆっくりゆっくり運転します。



!?

木の上に何かいます。

これはまさにアメリカの国章である、ハクトウワシではありませんか!







アメリカ生まれのだんなですら、動物園以外で
こんな風に近くで見たことはないと言います。

何だか嬉しくなって、浮かれて山を下ります。





ふもとのリトルロックの町には、ヴィクトリアンのお家がありました!!




カンザスのそれと異なるのは、お庭にパームツリーがあるところでしょうか。










この後、ランチのため、”チャーリー・ブラウン”という
お店へ出向きます。




このお店は、国道沿いの何でも屋。



お土産品から、バーベキューランチ、新鮮なタマゴや野菜、ナッツ類、
地元産のはちみつ、ビーフジャーキー、アイスクリーム、なんでもあります。





これでもか、これでもか、と押し寄せてくるカラフルな看板。





店内は、たくさんの人々でにぎわっていました。




そして、BBQランチ。実は、期待していなかったのですが、
すっごく美味しかった!!

バーベキューのお肉は、口の中でとろけるように
やわらかかったです。

またこれを食べに、この町に来てもいい。と思ったほどです。




カリフォルニアは、ご飯が美味しい。

食材がとても新鮮。これだけで、西海岸に戻ってきて良かった。。。涙。




最後には、ギフトショップ!の文字とともに、
恐竜が、、、。

意味不明ですが、もう何でもいいです。笑
引越し ~大陸横断の模様~
夜、カンザスのおうちのお掃除を全て終え、
(コーヒーのせいか)テンションの高いわたしとダンナ、
前回の旅と同じに、夜のうちにカンザス-オクラホマ州を
通過しました。本当は、翌日、早朝出発予定だったです。笑

テキサス州に入ったところで、とても近代的できれいな
ドライブイン+休憩エリアがあったので、車をとめ、
そこでいきなり、グーグーと仮眠をとりました。

↑全然計画性なし。

国立公園らしき敷地の横にあった休憩所。(なんだか贅沢な?)
朝の目覚めとともに、広大な大地が目の前に現れます。

何もない景色の中をどんどん西へ進みます。
大きな長距離トラックが、ブンブンと通り過ぎて行きます。

飛行機でカンザス(ウィチタ)からカリフォルニア(ロス)までは、
コロラド州デンバーなどでの乗り換えを入れて、大体5時間かかります。

直行便ですと3時間なのですが、今では、その存在すら謎の直行便。
利用客が少なく、なくなったウワサ。

今回、荷物も多いので、車でノロノロと大陸移動のわたしたち。
西海岸到着まで2日+かかりそうです。

大きなトラベルセンターで、ランチ休憩です。

ここは、トラックの運転手から、普通の乗用車での旅行客、
たくさんの人々でにぎわっています。

長距離の運転手さんたちは、ここでシャワーまで使用できるのです。
アナウンスで、トラックナンバー、ほにゃららさん、
シャワーが空きました。と店内にマイクの声が響きます。

CDから、枕、お土産品、Tシャツやパンツ、スナック、ジュースは
もとより、色々なものが何でもここで揃います。

わたしとだんなは、アメリカらしいカロリーたっぷりの
ランチを済ませ、また、広大な景色の中を
テキサスからニューメキシコ州に向けて走ります。



途中、廃墟となった建物などがありますが、
それ以外は、ほとんど何もありません。地平線くっきりです。



















岩山が見えてきて、平坦な大地に終わりを告げると
いよいよ、ニューメキシコ州です!! 山が見えて嬉しい~。
地平線ばかりですと、どうしても飽きちゃいます。





イエローのウェルカムボードにチリのイラスト。
ニューメキシコに入りました。






ゆっくり走る長い貨物列車を横目に、丘などを超えていきます。







サンタフェよりもずっと南の大都市、アルバカーキを
過ぎたところで、宿泊予定のホテルへ。








ホテルより10分くらい西に、1600年代建造のカトリック・ミッション跡があります。
小高い丘の上、数百年の時をへてたたずむ、白い壁のアドービ建築の教会。
ここがアメリカであることを一瞬忘れてしまいます。








雨が降りそうで降らず、お天気に恵まれたドライブでした。








旧街道であるルート66沿いのホテルでぐっすり眠り、
すっかりパワー回復したわたしたち。
朝、ホテル前にウロウロしていたわんちゃん。どこの子かしら??
ポケットに入っていたアーモンドクッキーをあげました。










アリゾナ州に入ります。
さらに高い山が現れました。数日前に雪がふったようです。

このマウンテン・エリアはとても寒かったです。
のろのろ運転のわたしたちは、そのまま夜の山越えとなりました。

ひたすら走り続けます。

以前の旅では、ネバダ州にまで立ちよったのですが
今回は、時間も体力も?そんな余裕はありません。笑



夜中過ぎに、真っ暗な中、新天地であるカリフォルニアの町へ無事到着しました。

わたしたちの新居となる町は、LAメトロポリタンより、
東北へ1時間くらいの郊外にあります。

また、少しずつ、まわりの様子などブログに綴ってまいります。。。

←この山は、アリゾナ州フラッグスタッフ近辺です。寒ッ!
引越し カンザスからカリフォルニアへ
わたしがお仕事をしていた、カンザスのお家。

東と南に大きな窓があり、まぶしいお部屋。

雰囲気のある白い木枠の窓が好きでした。
(2重窓で外側は金属製でしたが、、、)



いつもこの窓辺で、お品の画像を撮っていました。








オリジナルのガラスのドアノブ。






白いドアやトリムが映えるように、グリーンのペンキをせっせと塗ったものです。






入居当初は、やすりをかけて、ニスを塗装する予定だった床ですが、
とうとう、このまま引越しとなりました。←怠け者のわたし。
とても古いハードウッドフロア。キズも汚れも最後には、気にならなくなっていました。




お庭にあった大きなりんごの木。
ご近所のお話によると、1回も実がなったことがないといいます。
わたしたちが移り住んだ最初の年に、数個赤い実がなりました。
2年目には、鈴なりです! 
なんだか、とっても、おめでたい気分でした。笑




家具も全て処分し、お掃除を終えてガラ-ンとなった
お部屋を見た時、ちょっと胸がきゅんとしました。

でも、感傷的になったのもほんの一瞬、この後、アメリカ大陸6州を再び運転。
いよいよサンサンと太陽の光が降り注ぐ、”サニーカリフォルニア”
(お天気の良い南カリフォルニア州の通称)に向けて、出発です!!
大陸〈半分)横断、再び!
新年の更新後、ご無沙汰しておりましたキャラメルです。
みなさま、元気にお過ごしでしょうか?

今月末からお休みを頂くのですが、なんと引越しなのです!
2年半の、本場カントリー暮らしに終わりを告げ、
大好きなカリフォルニアに帰還でございます。

カンザスに来る前は、何でも揃い国際色豊かなLAにいました。
10年もいて、ちょっと飽きちゃった。。。なんてワガママに思っていたのです。

そして、2年半前、ダンナのお仕事の都合で、ここにやって来ました。
本当に、人生予想外の出来事でした。いきなり、ポーンッ!と
アメリカの真ん中に放り出されたようでした。

飽きたどころのお話ではありません。
寒いわ、暑いわ、気候からしてビックリしました。

日中、Tシャツ一枚で良いお天気から、夜、雹が降り、明け方にかけて
雪。なんてことも日常茶飯事!竜巻警報も経験しました~!

その他、いざ、カンザスに来て、びっくりしたのは、
日本人はめずらしいようで、みんながわたしをじい~っと見つめるのです!
服装も、ロスのノリでいたので、奇妙に目立っていたのかもしれません。。。

真っ赤な燃えるような赤毛に、透き通るような青白い
くらい色白なお顔をした少年が、じい~~~!っと、
わたしを見つめていたこともありました。
純粋に、ただビックリして、といった感じです。

わたしも、そんな燃えるような赤毛は、めったに見たことが
なかったので、びっくりして。。。お互いに無言で見つめあう。。。
(場所は、スーパーマーケット)なんて、こともありました。笑

観光で訪れた、アーミッシュ・タウンでは、
他の白人さん観光客に、勝手に写真を撮られたり、
こちらもまた、不思議な世界でした。

ロスの価値観とは、まったく異なる内陸部、
良いことも、わたしの中の常識では!?な
摩訶不思議なことも、本当に色々ありました。

わたしにとっては、一生の地にはなりませんでしたが、
キューピーのアオハタ・マヨネーズの広告のような
広大なカンザスの大地。まさにカントリー(そして、ふるさと)
というイメージなのだろうなあ、と、果てしなく続く小麦畑を眺めたものです。
夜は、空の星がくっきりきれいでした。

どこに行っても、色々な人がいて、色々な出来事があります。
今度はどんな新生活が待っているのかと、わくわく楽しみなわたしです。

キャラメルHPのほうは、引越し後、インターネットが
入り次第、またブログで、旅の様子や新天地の様子など、
色々お話して行きたいと思っています。

しばらく留守に致しますが、どうぞ、宜しくお願い致します。 m(_)m



*画像:リボンの結び目いろいろ
新年、明けましておめでとうございます!
日本のみなさま、新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は、大変お世話になりました。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

このブログを書き込んでいる今現在、
こちらは、まだ12/31日の夕方です。
世界中のカウントダウンを見ていますと、みんな息を飲んで
その瞬間を、、、、!と、緊張感が伝わってきます。

わたしの場合、アメリカは(特に西海岸にいた頃)は、
テレビで各国のカウントダウンを見つくし、すっかり緊張感もなくなり
だらけた頃、〈日本時間で言えば、元旦の夕方)に、
やっと新年を迎えるという、時差のためちょっとマヌケな気分?でした。笑

どうぞ、楽しいお正月をお過ごしください。
2009年がみなさまにとって、素敵な実りある1年と
なりますよう、お祈り申し上げます。

A Happy New Year! 2009! (^^)

キャラメルデザイン
今年も有難うございました。
2008年もあと残りわずかとなって参りました。
みなさまは、年末年始、いかがお過ごしでしょうか?

通常、感謝祭とクリスマスで、すっかりお休みモードを
満喫したアメリカは、その後、12/30日まで普通に働き、
31日にシャンパンでお祝いして、パーティー+カウンダウン
そして、2日からは、あっさり通常の生活に戻ります。

わたしは、今年は静かに自宅で、温かくしております。
あとは、新年の更新に向けての準備開始と言ったところでしょうか。

今年は、超・朝寝坊のわたしも、早朝に起き出し、
素敵なアンティークを求めて、西へ東へとひたすら車を走らせました。

わたしの2008年の、田舎暮らしを振り返り、
あまりに素敵な出会いが多かったことに、改めてびっくりしています。

素敵なアンティークや、お品にまつわるエピソードに留まらず、
地元アメリカや日本の先輩ディーラー方、蚤の市歴25年のフランスのマダム、
ドールやレースなど、各専門分野の一流の先生方など
びっくりする程の、素敵な出会いがたくさんありました。

そして、お客様から頂く、たくさんのご注文と温かいご声援の数々。
わたしの一番の元気の素 (早起きの素!?)です!!
遠い海外までご注文くださり、本当に有難うございます。

たくさんの素敵なお客様方、わたしを理解しささえてくれるお友達たち、
先輩ディーラーさま、そして、エアメールの発送用のお箱を 
何箱も何箱も、両手いっぱい毎日抱えて出かけていく
わたのオットに、深く感謝したいと思います。
本当に、有難うございました。

*2009年は、1/3頃に、初更新を予定しております。
ささやかではありますが、ちいさなプレゼントもご用意しておりますので
是非、HPをのぞいて見てくださいね。

どうぞ、素敵な年末年始をお過ごしくださいませ。
キャラメルデザイン
Merry Christmas
こちらは、現在23日ですが、日本はもう、クリスマス・イヴですね。





みなさん、ご家族や友人、恋人同士、楽しいクリスマスでしょうか?






お仕事でご多忙な方、静かに1人でお家で過ごす方も
いらっしゃると思います。





しっとり静かなクリスマスも、楽しいわいわいパーティーも、
どうぞ、みなさまがそれぞれ充実した時を過ごしますように!!




Merry Christmas to you!
朝、起きてみますと、、、
窓の外がやけに明るい。。。。


ブラインドとカーテンを開けて、やっぱり!!


夕べから雪がふっているようです。


そいうえば、暖房をかけていたのに、寝る前、なんだか寒かったです。


ぞくぞくとした寒さの後は、必ず雪。


今日一日、わたしの住んでいるエリアは、吹雪くそうです。


お品発送は、滞りなく予定通りです。(笑)


雪の日は、どこも空いていて良い!

ど、妙にポジティブなダンナが、梱包済の発送予定のお箱や包みたちを
さらにおおきなIKEAの袋に入れ、朝、サンタのように出かけていきました。

どうぞ、到着をお楽しみに。。。。
アンティークシューズ
素敵なアンティーク・シューズを、古いお宅から譲って頂きました。

きれいな濃い紫色のベルベットのシューズです。

シルクリボンの刺繍が、きれいにほどこされています。
裏はレザー製。 色々と細かな作業が見てとれます。

そして、靴の中には、ちいさな紙切れが。 

代々、古いお宅に伝わったお品の場合、
このようなちょこっとしたメモが、覚え書きとして、
お品とともに保管されていることがあります。

書いておかなくても覚えている、というのは結構間違いで、
長い年月の間に、誰のだこれは?なんて、同じファミリー内でも
混乱することがあるそうです。

特に、持ち主が3人目あたりから、そのお品の年代も記憶もおぼろけに。
最終的に、わたしのようなディーラーの手に渡ることもあるわけです。

素敵なお品との出会いは、スキップしちゃうくらいとても嬉しい。
でも、最初の持ち主のことなど考えますと、お品を手にして、
胸がきゅんとなることもあるのです。笑

特に、手刺繍や、時間をかけた当時の手作り品には
出会えたことに感動すると共に、胸きゅんと寂しいような思いも。

こんな丁寧な刺繍をした人は、どんな人だったのだろう?とか、
どんな思いを込めて作ったのだろう?なんて、考えすぎ?笑
なわたしです。いつも、お品が素敵であればある程、
なんとも複雑な気持ちになります。

私たちよりずっと昔に誕生して、今もここにあるアンティーク。

何人の人に愛されたのかしら?と、タイムトラベル気分に入ります。

わたしは、こういうお品にまつわる、エピソードを
探すのが大好きで、このメモももちろん調べました。

さて、今回のメモは、、、

”この靴は、サラ・ジェーン・ホール、もしくは、ホールおばあさんに属する”

と、英語の鉛筆書きがあります。それ以外は、何もありません。

カンザス州内で、サラ・ジェーン・ホールさんを調べました。
記録で同名の人は、1人だけ。いました!!

しかも、この靴の年代とほぼ合う、1800年代の方でした。

現在、カンザス州の、スミス郡というところで、だんな様の
トーマス・ホール氏と並んで眠っているそうです。

生まれは、1853年、亡くなったのは1933年。
記録によりますと、この方のだんなさまも、
サラ・ジェーンと同じ、1933年に亡くなっています。

これ以外は、まったくわからなかったのですが、
このシューズ自体は、1800年代半ば~頃のお品かと
思われます。”風と共に去りぬ”が舞台になった頃、
遠い昔の時代です。

メモと、実際の記録がクロスしました。

彼女のおばあさんに関しては、何の記録も見つかりませんでしたが、
もう、1700年代生まれの、かなり昔の方かと思われます。 

ちいさなメモをクリアな袋に入れ、靴とともにそっとしまいました。

いつ、どんな方のもとへ、旅立っていくのでしょうか。
今は、わたしのクローゼットでお休み中です。
ジョアンのクリスマス
ジョアンさん、、、義母を中心としたブティークのお友達です。

”ブティーク”は、仲良しの奥様方が集まり、ハンドメイドのキルトや小物、
クッキーやパウンドケーキ、ジャムなどを販売する季節事の行事です。

イースター、ハロウィーン、クリスマス、、、などの前に、
素敵な大きなお家を開放し、可愛い手作り品をみんなで販売します。

画像は、そのブティーク仲間である、ジョアンさん宅の12月の様子です。

冬でも暖かい南カリフォルニア、お庭にもカラフルなお花が咲いています。

そして、中に入ってびっくり仰天!

サンルームの一角(4畳くらいでしょうか)に、
ちいさなスノータウンが出来上がっています!

サンタさんや、町の人々、丘や素敵な建物、
スケートリンク(電気が入りますと、人形がくるくる滑り出します)
そして、夜になると、内側からきれいにライトアップされる町中のお家たち。


どどーんと現れたその様子は、まさに、小人の国のクリスマス!!
彼女が、長い年月をかけて、大切に集めてきたコレクションたちです。


12月になり、これらを箱から取り出すのが何より楽しいというジョアン。
日本のお雛さまのような感覚でしょうか。

毎年、本物のクリスタルのクリスマスオーナメントを
大切に1つずつ増やしていく人や、年ごとに、まったく
違ったテーマで、お家を飾っていく人、、、。

みんなそれぞれ自由に、クリスマスの
インテリアを楽しんでいるようです。







日本の恋人たちのロマンティックなクリスマスとは異なり、
こちらのクリスマスは、家族で集まるホリデーです。





クリスマスの朝、ツリーのしたのプレゼントをみんなで
集まって開けたり、ゆっくりとブレックファストを頂く雰囲気は
どこか、日本の元旦の朝のような空気なのです。





留学生だった頃のわたしは、こういったホリデーシーズンになりますと
ちょっぴり、(ああ、家族は日本なんだ)と寂しい気分になったりも
しました。笑

それでも、お友達や恋人の家族におよばれして
1人で過ごしたことは、あまりないかもしれません。




今は、実母より?頻繁に電話をくれる義母や、
横で、テレビを見ている(笑)オット、気が付いたら
わたしは異国の地で家族を持っていました。







。。。人生は不思議です。笑






ジョアンさん、今年も今頃は、スノータウンのお箱をあけて
にんまり、ディスプレイにうかれているに違いありません。
ストーリーブック・ハウス
もう、すでに去年の夏のお話なのですが、
ロサンゼルスに行った時の、お散歩写真です。

カルバーシティ、わたしのだんなの実家のある町です。

わたしが以前住んでいた、サンタモニカからも近いのですが、
車社会のロス、わたしもいつも車で移動していました。

でも、あらためて、ゆっくりとお散歩してみますと、
今まで気が付かなかった建物や、ちょっとした町の発見があります。

重厚な建て構えの古い教会。






通りをはさんで、映画会社のソニースタジオがあります。
カルバーシティは、SONYの町として有名なのです。








そして、ちょっと裏通りに入って、見つけた可愛いお家。。。



門構えからして、夢みたいな雰囲気です。












1つの敷地に3つの離れがあり、アパートとして使用されている
お家のようです。 古ぼけたレンガが良い感じ。







奥には、ところどころステンドグラス入りの
木枠の窓があります。下のほうを見てください。
おとぎ話の中の建物のように、窓枠がカーブ!

。。。と、木が屋根を突き抜けています?









屋根も壁も、なんとなく、カーブが入り、メルヘンチック。










このタイプのお家は、ストーリーブック・スタイル・ハウスと呼ばれ、
1920-30年代に、流行したスタイルだそうです。

こちらのお宅は、1940-70年までに建てられたもので
ロサンゼルスの歴史的建造物に、登録されています。

今では、ストーリーブック・ハウスは、現存しているものは
大変少なく、私も、以前、数件見たことがあるだけです。







梁の様子などは、チューダー風や、中世のおうちを思わせます。







それにしても、どこから見ても、違うつくりといいますか、
これ、家の中は一体どうなっているのだろう?と
考え出したら、きりがありません。笑







色々な植物も生い茂り、池があり、猫がレンガの小道で
ひなたぼっこをしていたり、、、LAにありながら、
まさに、ここだけは、別世界。







まさに、おとぎ話(ストーリーブック)の中に迷い込んだ気分でした。











お庭にあった、白いブーゲンビリア。
Thanks Giving
本日アメリカでは、サンクスギビング、いわゆる感謝祭の日です。

ターキーの丸焼きに、クランベリーソース、さまざまなつけ合わせのお料理、
デザートは、パンプキンパイ、、、とアメリカ中が、この感謝祭ディナーに
向けて動きます! ちょうど日本のお正月かお盆の感覚で、離れた土地に
暮らすファミリーも、この日には、集まってお祝いします。

Thanks Giving: 記録に残っている最初の感謝祭ディナーは、1621年。
当時、イギリスの植民地であったこの地で、ヨーロッパからの移住者と
この土地の先住民であるインディアンが、一緒にハーベストを祝ったのが
はじまりです。もともと、インディアンもヨーロピアンたちも、それぞれの
作物の収穫を祝うお祭りはありましたが、新天地での記録に残るお祝いは
これが初だったようです。

作物が収穫出来たこと=生きることに感謝、
そして、家族と食卓を囲む喜びに感謝、
インディアンとヨーロッパからの移住者との同席=友情に感謝、


わたしも、色々なことに感謝しながら
今夜は、ターキーを頂こうと思っています。

100年前の日向ぼっこ
セピア色がかった、1枚の写真があります。
枯葉も全て落ちてしまい、裸になった木々の向こうには、
フロントポーチで、日向ぼっこをしている女性がいます。

ウェーブのある髪をアップでまとめ、フリルのブラウスを
きっちりと着用、ロングスカート、そして、素敵なヒールのある
シューズをはいています。

とてもきびしいカンザスの冬。そのほんのつかの間の
晴れて暖かい日。そんな時、太陽の光にまぶしそうな目をした
彼女。100年の時を経て、今、この写真の中にいます。

実は、この写真の中にあるお家は、何代も同じファミリーに
受け継がれ、その都度修理をしながら、今も健在です。

写真の彼女が座っている、装飾のあるフロントポーチの木枠やフェンスは
長い年月の間に、すでに失われてしまいましたが、
暖炉の煙突や、お家全体はそのまま。今もその姿を留めています。

いつか、現在の姿の写真を撮りに行こうと思いつつ、、、
(もう、1年以上経ってしまいました。。。ニガ笑)

お庭の木々は、お家を隠すほどの、大木と化しております。。。
新大統領誕生!
本日、アメリカ史上初の、アフリカン・アメリカンの大統領が誕生しました。

わたしは、アメリカ市民ではないので、もちろん選挙権はありません。
ゆえに、離れたところから、この選挙を見てきました。

しかも、アメリカのニュースは見ずに、BBC(英国放送)で
アメリカのニュースを見ていると言う、へんなわたしでもあります。
その国のメディアでなく、外から見てみたいのです。

それぞれの候補が、当選した州を記したアメリカの地図。
これを見てひと目で、わかってしまうことがあります。

オバマ氏が票を勝ち取った州は、西と東の海側、
そして五大湖付近で、内外ともに流通も盛んで、
色々な文化や人種が入ってくる土地です。
要は、昔から開けている地域なのです。

マッケイン氏は、アメリカ人から言わせると、
”保守派の怒りんぼおじさん”

でも、そういう保守派の怒りんぼおじさんを
大好きなのは、わたしのいるカンザスをはじめとした
内陸部であったり、変化を嫌う土地の人たちです。

美しい自然とは裏腹に、普段から選挙以外でも、
あまりに、視野の狭い意見が多いこの地域、
わたしには、息苦しくなる時もあります~~~。笑

アメリカは、若くエネルギー溢れる国、お祭り騒ぎ大好きな、明るいお国柄。
カリフォルニアにいた頃は、まさにそれがこの国のイメージでした。
でも、実は、良くも悪くも、古い時代のモラルが、色濃く残っていたりします。
これは、内陸部のカンザスに来て、はじめて実感したことでした。

国土が果てしなく広いため、外からの情報を受け入れない
かたくなな姿勢でいますと、本当にその州 (地域)は、
進むことを知らずに、前の時代に取り残されてしまうのです。

理不尽で、摩訶不思議?なことが、実はゴロゴロとしているのです。笑

アフリカンアメリカンの人々は、南北戦争や奴隷制度の頃の
歴史までさかのぼって、150年たって、やっとわたしたちが認められた。
と今回の大統領選の結果を見て言います。

いつまでそんな昔のことを、、、という人たちがいますが、
それ程、アフリカンアメリカンの人々はつらい歴史の中、
生きてきたのでしょう。

わたしにとっては、本当に、想像でしかありませんが、
ここで、アメリカは、歴史を振り返って見るのも、
とても大切なのだと思いました。

でも、オバマ氏の政策を応援した人は、”黒人”だからと
選んでいないと思いますし、肌の色ばかり話題になったのは
びっくりもしました。まだアメリカは、そんなことを言っているの?と。

政治、人種、宗教のお話は、しないほうが無難なアメリカ。
問題は、依然と存在するのに、蓋をしてきました。
今、それをオープンする時が来たようです。

”変化を望んだアメリカ”に、わたしは、エールを送りたいと思います。
turning leaves
先日の土曜日で、サマータイムが終わりました。


春と秋に、1時間、時計の針を進めたり戻したり。。。


電気の節約と申しますか、太陽の光を
最大限に利用できるシステムではあります。


最近は全てデジタルで、自動的に時間変更を
キャッチするものが多いです。
コンピューターやサテライトTVなどもそう。


夏は、時計の針を1時間進める計算になるので、
夜の8時でも、まだ外は明るかったりします。
(本当は、7時だから)

冬は、一時間戻します。夕方5時でもう真っ暗、、、。
(本当は、6時だから)


とまあ、ややこしいのですが、これをしっかり覚えていないと
お仕事や学校に遅刻、もしくは、1時間早く着いちゃった!なんて
こともあります。カレッジ時代、よくやりました。笑



今、通りの木々がとてもきれいになっています。

はらはらと、葉が風に舞って落ちていきます。

カメラ持参で、1人でお散歩に出ました。



こういうときに、可愛いわんちゃんがいると
お散歩もさまになるよなあ、、、と
1人あやしく、家の前の通りを徘徊するわたし。



でも、キーンとした澄んだ空気に、お日様の光。
やはり、カンザスはこの季節が一番素敵です。



白い飾り気のないお家が、紅葉の木々と
とても素敵なコントラストを描いています。






自宅に戻り、窓の外を見ましたら、やはり
景色はイエロー。光がまぶしかったです。

こういう何気ない時、自然にふれた後が
一番ハッピーかもしれません。

i-Podがないと、お散歩したくない
(散歩=つまらん)という人もいます。

うちのダンナです。笑
ハッピーハロウィーン
もう、ハロウィ-ンですね。

アメリカは今、前日の30日ですが、通りにはすでに
ハロウィーンの仮装をしたキッズたちが歩いていました。 
ちいさな魔女や、プリンセス、そして、サイケデリックが多い、女の子の仮装。
男の子は、スパイダーマンに、スーパーマンだったり。。。

↑地球は安全です。笑

大人の女性のハロウィーン仮装になりますと
こちらでは、今年は、マリー・アントワネットが人気だそうです。


話は変わりますが、今日は裏庭に、大きなピザの食べ残しを抱えた
リス君を発見! 動きが早いので、大変でしたが、何とか画像をゲット!

写真では、ちょうど、顔のあたりが葉に隠れていますが、
しっかりと口にくわえたピザ、1スライスのはじが
そのまんま!! 笑

私のいるところは、ハンバーガーのホワイトキャソルや
ピザハットのスタートした地なのですよ。 
リスにとっても、ジャンクフード天国!?? 
危険地帯です。笑


なにはともあれ、、、Happy Halloween! 
Winter
毎朝、どんどんまわりの景色が変わっていくのを感じます。



秋を通り越して、もう冬のような気候です。
この前のブログで、秋で~す。と話したばかりなのに。笑



3日前には、夜中に、少しだけ初雪が降りました。
今年は早いです!



去年の話ですが、突然やって来た大寒波に
その葉を全て凍らせてしまった通りの木。

まるでブリザードフラワーのように、葉は全てそのまま。
春まで(落葉樹なのに)葉がついたままでした。笑




寒くて、曇っている日は、お家の中で、
小物を出したりしまったり。。。

今日は、シェルボタンを出してみました。

こちらは、カリフォルニアの海でとれた、
アワビのシェルをボタンにしたものです。

きらきらと7色に光って、とてもきれいです。

直径3cm程の大きなボタンたちなのですが、
カリフォルニアでは、1900年代半ば過ぎに出来た、
アワビ漁の規制があり、このようなボタンが作れる、
おおきなアワビはもう、あまり採れないそうです。

でも、まとまった昔のデッドストックを
今年の夏、サンタモニカで、見つけてきました。

アクセサリーにしても、きれいですね。

次回の更新で、ご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
Fall
そろそろ、紅葉も見られそうなこの季節、
西へ東へと、せっせとドライブの私です。




最近は、小さな町へ遠出するのが楽しみでもあります。




お仕事の仕入れのためでもあるのですが、
色々な人に出会ったり、町ごとの雰囲気を肌で感じますと、
とてもリフレッシュ出来ます。


日曜日は、南のウェリングトンという町へ行ったのですが、
お天気も最高で、風がそよそよと本当に気持ちよかったです。


お外に出て太陽を見ているだけで、ハッピーな気分!!
になりました。




先週まで、、オクトーバ・フェスタと言って、
ドイツのお祭りが、各地で勃発しておりました。
1800年代からあるこのお祭りも、
すっかりアメリカに馴染んだようです。


ご先祖さまのその多くが、ドイツ移民であるこちらの地域、
いたる箇所で人が集まって、飲めや歌えやのようです。


普段何もない、カンザスのイベントマップに、
ぼこぼこと、オクトーバ・フェスタのマークが増え、
面白かったです。

近所では、教会の庭にテントを張り、
子供はトランポリンで跳ねて遊び、大人は横でドイツビールを
大飲みという光景もありました!

その光景を見ながら、ボソッ。とささやくうちのダンナ。

”大人も子供も、酔いそうだなあ~。。。”





今月末は、ハロウィーンです。


こちらも、アイルランドからやって来て、
大騒ぎなお祭り騒ぎにしてしまったアメリカ。
あっけらかんな国民性が出ております。笑。




これからの、短いけどきれいな紅葉が見られる晩秋に、
せっせと未知なる田舎まで行き、たくさんのアンティークと、
そのお品たちにまつわる、素敵なエピソードを集めて行きたいと
思っています。







、、、と、冬ごもり前の抱負になっていしまいました。笑
レンタル・キャット
昨夜の夢です。
猫をレンタル出来るサービスがあり、
私はそこで、1匹レンタルして来ました。
友人の猫が、なぜかレンタル屋にいたので、
その子を連れて帰って来たのです。

↓ここから現実。笑
その子のお父さんは、USアーミーで
牧師さんのアシスタントをしています。

先週イラクへ旅立って行きました。1年間帰ってきません。
違うお友達のお家で、お父さんの帰国を待っている
チャリ猫〈チャリティーという名前)です。
早くパパが、帰ってくるといいね。