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ジョアンのクリスマス
ジョアンさん、、、義母を中心としたブティークのお友達です。

”ブティーク”は、仲良しの奥様方が集まり、ハンドメイドのキルトや小物、
クッキーやパウンドケーキ、ジャムなどを販売する季節事の行事です。

イースター、ハロウィーン、クリスマス、、、などの前に、
素敵な大きなお家を開放し、可愛い手作り品をみんなで販売します。

画像は、そのブティーク仲間である、ジョアンさん宅の12月の様子です。

冬でも暖かい南カリフォルニア、お庭にもカラフルなお花が咲いています。

そして、中に入ってびっくり仰天!

サンルームの一角(4畳くらいでしょうか)に、
ちいさなスノータウンが出来上がっています!

サンタさんや、町の人々、丘や素敵な建物、
スケートリンク(電気が入りますと、人形がくるくる滑り出します)
そして、夜になると、内側からきれいにライトアップされる町中のお家たち。


どどーんと現れたその様子は、まさに、小人の国のクリスマス!!
彼女が、長い年月をかけて、大切に集めてきたコレクションたちです。


12月になり、これらを箱から取り出すのが何より楽しいというジョアン。
日本のお雛さまのような感覚でしょうか。

毎年、本物のクリスタルのクリスマスオーナメントを
大切に1つずつ増やしていく人や、年ごとに、まったく
違ったテーマで、お家を飾っていく人、、、。

みんなそれぞれ自由に、クリスマスの
インテリアを楽しんでいるようです。







日本の恋人たちのロマンティックなクリスマスとは異なり、
こちらのクリスマスは、家族で集まるホリデーです。





クリスマスの朝、ツリーのしたのプレゼントをみんなで
集まって開けたり、ゆっくりとブレックファストを頂く雰囲気は
どこか、日本の元旦の朝のような空気なのです。





留学生だった頃のわたしは、こういったホリデーシーズンになりますと
ちょっぴり、(ああ、家族は日本なんだ)と寂しい気分になったりも
しました。笑

それでも、お友達や恋人の家族におよばれして
1人で過ごしたことは、あまりないかもしれません。




今は、実母より?頻繁に電話をくれる義母や、
横で、テレビを見ている(笑)オット、気が付いたら
わたしは異国の地で家族を持っていました。







。。。人生は不思議です。笑






ジョアンさん、今年も今頃は、スノータウンのお箱をあけて
にんまり、ディスプレイにうかれているに違いありません。
ストーリーブック・ハウス
もう、すでに去年の夏のお話なのですが、
ロサンゼルスに行った時の、お散歩写真です。

カルバーシティ、わたしのだんなの実家のある町です。

わたしが以前住んでいた、サンタモニカからも近いのですが、
車社会のロス、わたしもいつも車で移動していました。

でも、あらためて、ゆっくりとお散歩してみますと、
今まで気が付かなかった建物や、ちょっとした町の発見があります。

重厚な建て構えの古い教会。






通りをはさんで、映画会社のソニースタジオがあります。
カルバーシティは、SONYの町として有名なのです。








そして、ちょっと裏通りに入って、見つけた可愛いお家。。。



門構えからして、夢みたいな雰囲気です。












1つの敷地に3つの離れがあり、アパートとして使用されている
お家のようです。 古ぼけたレンガが良い感じ。







奥には、ところどころステンドグラス入りの
木枠の窓があります。下のほうを見てください。
おとぎ話の中の建物のように、窓枠がカーブ!

。。。と、木が屋根を突き抜けています?









屋根も壁も、なんとなく、カーブが入り、メルヘンチック。










このタイプのお家は、ストーリーブック・スタイル・ハウスと呼ばれ、
1920-30年代に、流行したスタイルだそうです。

こちらのお宅は、1940-70年までに建てられたもので
ロサンゼルスの歴史的建造物に、登録されています。

今では、ストーリーブック・ハウスは、現存しているものは
大変少なく、私も、以前、数件見たことがあるだけです。







梁の様子などは、チューダー風や、中世のおうちを思わせます。







それにしても、どこから見ても、違うつくりといいますか、
これ、家の中は一体どうなっているのだろう?と
考え出したら、きりがありません。笑







色々な植物も生い茂り、池があり、猫がレンガの小道で
ひなたぼっこをしていたり、、、LAにありながら、
まさに、ここだけは、別世界。







まさに、おとぎ話(ストーリーブック)の中に迷い込んだ気分でした。











お庭にあった、白いブーゲンビリア。
Thanks Giving
本日アメリカでは、サンクスギビング、いわゆる感謝祭の日です。

ターキーの丸焼きに、クランベリーソース、さまざまなつけ合わせのお料理、
デザートは、パンプキンパイ、、、とアメリカ中が、この感謝祭ディナーに
向けて動きます! ちょうど日本のお正月かお盆の感覚で、離れた土地に
暮らすファミリーも、この日には、集まってお祝いします。

Thanks Giving: 記録に残っている最初の感謝祭ディナーは、1621年。
当時、イギリスの植民地であったこの地で、ヨーロッパからの移住者と
この土地の先住民であるインディアンが、一緒にハーベストを祝ったのが
はじまりです。もともと、インディアンもヨーロピアンたちも、それぞれの
作物の収穫を祝うお祭りはありましたが、新天地での記録に残るお祝いは
これが初だったようです。

作物が収穫出来たこと=生きることに感謝、
そして、家族と食卓を囲む喜びに感謝、
インディアンとヨーロッパからの移住者との同席=友情に感謝、


わたしも、色々なことに感謝しながら
今夜は、ターキーを頂こうと思っています。

100年前の日向ぼっこ
セピア色がかった、1枚の写真があります。
枯葉も全て落ちてしまい、裸になった木々の向こうには、
フロントポーチで、日向ぼっこをしている女性がいます。

ウェーブのある髪をアップでまとめ、フリルのブラウスを
きっちりと着用、ロングスカート、そして、素敵なヒールのある
シューズをはいています。

とてもきびしいカンザスの冬。そのほんのつかの間の
晴れて暖かい日。そんな時、太陽の光にまぶしそうな目をした
彼女。100年の時を経て、今、この写真の中にいます。

実は、この写真の中にあるお家は、何代も同じファミリーに
受け継がれ、その都度修理をしながら、今も健在です。

写真の彼女が座っている、装飾のあるフロントポーチの木枠やフェンスは
長い年月の間に、すでに失われてしまいましたが、
暖炉の煙突や、お家全体はそのまま。今もその姿を留めています。

いつか、現在の姿の写真を撮りに行こうと思いつつ、、、
(もう、1年以上経ってしまいました。。。ニガ笑)

お庭の木々は、お家を隠すほどの、大木と化しております。。。
新大統領誕生!
本日、アメリカ史上初の、アフリカン・アメリカンの大統領が誕生しました。

わたしは、アメリカ市民ではないので、もちろん選挙権はありません。
ゆえに、離れたところから、この選挙を見てきました。

しかも、アメリカのニュースは見ずに、BBC(英国放送)で
アメリカのニュースを見ていると言う、へんなわたしでもあります。
その国のメディアでなく、外から見てみたいのです。

それぞれの候補が、当選した州を記したアメリカの地図。
これを見てひと目で、わかってしまうことがあります。

オバマ氏が票を勝ち取った州は、西と東の海側、
そして五大湖付近で、内外ともに流通も盛んで、
色々な文化や人種が入ってくる土地です。
要は、昔から開けている地域なのです。

マッケイン氏は、アメリカ人から言わせると、
”保守派の怒りんぼおじさん”

でも、そういう保守派の怒りんぼおじさんを
大好きなのは、わたしのいるカンザスをはじめとした
内陸部であったり、変化を嫌う土地の人たちです。

美しい自然とは裏腹に、普段から選挙以外でも、
あまりに、視野の狭い意見が多いこの地域、
わたしには、息苦しくなる時もあります~~~。笑

アメリカは、若くエネルギー溢れる国、お祭り騒ぎ大好きな、明るいお国柄。
カリフォルニアにいた頃は、まさにそれがこの国のイメージでした。
でも、実は、良くも悪くも、古い時代のモラルが、色濃く残っていたりします。
これは、内陸部のカンザスに来て、はじめて実感したことでした。

国土が果てしなく広いため、外からの情報を受け入れない
かたくなな姿勢でいますと、本当にその州 (地域)は、
進むことを知らずに、前の時代に取り残されてしまうのです。

理不尽で、摩訶不思議?なことが、実はゴロゴロとしているのです。笑

アフリカンアメリカンの人々は、南北戦争や奴隷制度の頃の
歴史までさかのぼって、150年たって、やっとわたしたちが認められた。
と今回の大統領選の結果を見て言います。

いつまでそんな昔のことを、、、という人たちがいますが、
それ程、アフリカンアメリカンの人々はつらい歴史の中、
生きてきたのでしょう。

わたしにとっては、本当に、想像でしかありませんが、
ここで、アメリカは、歴史を振り返って見るのも、
とても大切なのだと思いました。

でも、オバマ氏の政策を応援した人は、”黒人”だからと
選んでいないと思いますし、肌の色ばかり話題になったのは
びっくりもしました。まだアメリカは、そんなことを言っているの?と。

政治、人種、宗教のお話は、しないほうが無難なアメリカ。
問題は、依然と存在するのに、蓋をしてきました。
今、それをオープンする時が来たようです。

”変化を望んだアメリカ”に、わたしは、エールを送りたいと思います。
turning leaves
先日の土曜日で、サマータイムが終わりました。


春と秋に、1時間、時計の針を進めたり戻したり。。。


電気の節約と申しますか、太陽の光を
最大限に利用できるシステムではあります。


最近は全てデジタルで、自動的に時間変更を
キャッチするものが多いです。
コンピューターやサテライトTVなどもそう。


夏は、時計の針を1時間進める計算になるので、
夜の8時でも、まだ外は明るかったりします。
(本当は、7時だから)

冬は、一時間戻します。夕方5時でもう真っ暗、、、。
(本当は、6時だから)


とまあ、ややこしいのですが、これをしっかり覚えていないと
お仕事や学校に遅刻、もしくは、1時間早く着いちゃった!なんて
こともあります。カレッジ時代、よくやりました。笑



今、通りの木々がとてもきれいになっています。

はらはらと、葉が風に舞って落ちていきます。

カメラ持参で、1人でお散歩に出ました。



こういうときに、可愛いわんちゃんがいると
お散歩もさまになるよなあ、、、と
1人あやしく、家の前の通りを徘徊するわたし。



でも、キーンとした澄んだ空気に、お日様の光。
やはり、カンザスはこの季節が一番素敵です。



白い飾り気のないお家が、紅葉の木々と
とても素敵なコントラストを描いています。






自宅に戻り、窓の外を見ましたら、やはり
景色はイエロー。光がまぶしかったです。

こういう何気ない時、自然にふれた後が
一番ハッピーかもしれません。

i-Podがないと、お散歩したくない
(散歩=つまらん)という人もいます。

うちのダンナです。笑
ハッピーハロウィーン
もう、ハロウィ-ンですね。

アメリカは今、前日の30日ですが、通りにはすでに
ハロウィーンの仮装をしたキッズたちが歩いていました。 
ちいさな魔女や、プリンセス、そして、サイケデリックが多い、女の子の仮装。
男の子は、スパイダーマンに、スーパーマンだったり。。。

↑地球は安全です。笑

大人の女性のハロウィーン仮装になりますと
こちらでは、今年は、マリー・アントワネットが人気だそうです。


話は変わりますが、今日は裏庭に、大きなピザの食べ残しを抱えた
リス君を発見! 動きが早いので、大変でしたが、何とか画像をゲット!

写真では、ちょうど、顔のあたりが葉に隠れていますが、
しっかりと口にくわえたピザ、1スライスのはじが
そのまんま!! 笑

私のいるところは、ハンバーガーのホワイトキャソルや
ピザハットのスタートした地なのですよ。 
リスにとっても、ジャンクフード天国!?? 
危険地帯です。笑


なにはともあれ、、、Happy Halloween! 
Winter
毎朝、どんどんまわりの景色が変わっていくのを感じます。



秋を通り越して、もう冬のような気候です。
この前のブログで、秋で~す。と話したばかりなのに。笑



3日前には、夜中に、少しだけ初雪が降りました。
今年は早いです!



去年の話ですが、突然やって来た大寒波に
その葉を全て凍らせてしまった通りの木。

まるでブリザードフラワーのように、葉は全てそのまま。
春まで(落葉樹なのに)葉がついたままでした。笑




寒くて、曇っている日は、お家の中で、
小物を出したりしまったり。。。

今日は、シェルボタンを出してみました。

こちらは、カリフォルニアの海でとれた、
アワビのシェルをボタンにしたものです。

きらきらと7色に光って、とてもきれいです。

直径3cm程の大きなボタンたちなのですが、
カリフォルニアでは、1900年代半ば過ぎに出来た、
アワビ漁の規制があり、このようなボタンが作れる、
おおきなアワビはもう、あまり採れないそうです。

でも、まとまった昔のデッドストックを
今年の夏、サンタモニカで、見つけてきました。

アクセサリーにしても、きれいですね。

次回の更新で、ご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
Fall
そろそろ、紅葉も見られそうなこの季節、
西へ東へと、せっせとドライブの私です。




最近は、小さな町へ遠出するのが楽しみでもあります。




お仕事の仕入れのためでもあるのですが、
色々な人に出会ったり、町ごとの雰囲気を肌で感じますと、
とてもリフレッシュ出来ます。


日曜日は、南のウェリングトンという町へ行ったのですが、
お天気も最高で、風がそよそよと本当に気持ちよかったです。


お外に出て太陽を見ているだけで、ハッピーな気分!!
になりました。




先週まで、、オクトーバ・フェスタと言って、
ドイツのお祭りが、各地で勃発しておりました。
1800年代からあるこのお祭りも、
すっかりアメリカに馴染んだようです。


ご先祖さまのその多くが、ドイツ移民であるこちらの地域、
いたる箇所で人が集まって、飲めや歌えやのようです。


普段何もない、カンザスのイベントマップに、
ぼこぼこと、オクトーバ・フェスタのマークが増え、
面白かったです。

近所では、教会の庭にテントを張り、
子供はトランポリンで跳ねて遊び、大人は横でドイツビールを
大飲みという光景もありました!

その光景を見ながら、ボソッ。とささやくうちのダンナ。

”大人も子供も、酔いそうだなあ~。。。”





今月末は、ハロウィーンです。


こちらも、アイルランドからやって来て、
大騒ぎなお祭り騒ぎにしてしまったアメリカ。
あっけらかんな国民性が出ております。笑。




これからの、短いけどきれいな紅葉が見られる晩秋に、
せっせと未知なる田舎まで行き、たくさんのアンティークと、
そのお品たちにまつわる、素敵なエピソードを集めて行きたいと
思っています。







、、、と、冬ごもり前の抱負になっていしまいました。笑
レンタル・キャット
昨夜の夢です。
猫をレンタル出来るサービスがあり、
私はそこで、1匹レンタルして来ました。
友人の猫が、なぜかレンタル屋にいたので、
その子を連れて帰って来たのです。

↓ここから現実。笑
その子のお父さんは、USアーミーで
牧師さんのアシスタントをしています。

先週イラクへ旅立って行きました。1年間帰ってきません。
違うお友達のお家で、お父さんの帰国を待っている
チャリ猫〈チャリティーという名前)です。
早くパパが、帰ってくるといいね。
ハーリントン
今日は、自宅より2時間東北へ、早起きして
仕入れがてらの観光に行きました。











高速を走っていてふと気がつきました。
すでに、風景は秋の気配です。




赤い壁をした田舎のバーン(納屋)も、
夏が終わった景色に、しっくりとなじんでいます。






カンザスに来て3度目の秋。
あれ?こんなに長くいるはずじゃあ、、、、。笑






今日行ってきた田舎町は、ミシガン州からやって来た、
デイヴィス・ハーリントンさんという方がこの地に定住し、
1887年、正式な町になったそうです。その名もハーリントン。

カンザス州にある町は、その多くは1800年代に建設され、
農地の中に、大小のオールドタウンがちらばって点在しています。

でも、このハーリントンは、その町の名前がつくよりずっと昔の1500年代、
スペインから宣教師がやって来ていました。
(日本にも、この頃宣教師たちが来ていますね)



当時のこの地の住民は、ネイティブ・アメリカン、いわゆる、インディアンたちです。
彼らに教えを説こうと、布教を試みたファーザー・パディラと言う宣教師、
志半ばに、この地で一生を終えたそうです。


今では、町外れに彼の名前のついた公園があります。


その後、300年たって、ハーリントンさんがやって来て
ドイツ系移民とスコットランド系移民を中心に人口が増えました。

先住民である数種族のインディアンたちとも仲良く、
みんな、平和に暮らしていたそうです。


シカゴとの流通が栄え、テキサスからの鉄道も敷かれ、
ダウンタウンエリアには、レンガづくりの商業ビルが並びました。
開拓移民が続々と入植して来た、1800年代~1900年代初頃。

いまだに、東ヨーロッパなどから、農業移民がやって来ています。

それでも、今は過疎化が進み、人口もわずか2600人足らず。









心地よい秋風の中、10分もあるけば、もう町外れ。






公園があり、鉄道のミュージアムがありました。

いつの頃のものか、、、、幌馬車も置いてあります。

こういう走り心地の悪い馬車で、何週間も大陸を渡った
当時の開拓民を思うと、大変だったのだろうなあ、と本当に思います。

私なんて、家から車で2時間走っただけで、疲れました。笑






街路樹には、ちいさな赤い実がなっていました。
祝!大将
ロサンゼルスには、大好きな大将&マミーさんがいます。

このご夫婦、ロスのアーティスト、もしくはちょっとだけ
アートをカジッタ、私のようなもとデザイン学生には、
ゴッドファーザー的存在なのです。大将を中心に、いつも
わいわいがやがや、日本人、アメリカ人、国籍を問わず
人が集まります。

大将(とみんなが呼んでいる安在氏)は、若い頃ブラジルへ渡り、
その後南米各地で生活し、スペインへ。

お子様の教育のため、最終的な棲家をアメリカ、カリフォルニア州の
ロサンゼルスに選びます。

この方、普段は、おいしいお料理を作るシェフなのですが
実は、ものすごいアーティスト。スペイン在住のとある有名画家さんなど
彼には頭が上がらないとかなんとか、(笑)うわさもある程です。

実際、彼の作品を初めて拝見した時、その頃の私は
スランプ。絵なんて描けないし、(今もあまり描いてないのですが)
生活自体がスランプでした。笑

でも、大将のおしゃべりに語りかけてくるたくさんの
絵を見せてもらって、私は本当に感動しました。
そして、優しい口調の大将ご夫妻に、とっても癒されました。

日本にいる、自分の両親に、イメージを重ねてしまったかもしれません。

それからは、ダンナと私、夫婦揃ってお世話になっています。

いつもおいしいご飯をご馳走してもらい、大将の新作を見せてもらい、
久しぶりに日本から集まっている、クリエーターのお友達たちとおしゃべり。。。

大将のもとでみんな楽しい時間を過ごします。

土曜日から、大将の南米時代を中心とした作品が
ウェストLAのアートギャラリーで展示されています。

おめでとうございます!

*画像: 大将の絵、
大将宅: スペインのアンティーク家具、
ポルトガルの砂糖ツボ、大将ご友人作の絵
そして、スペインの彫刻。マミーのおはじき。



来年は、ゆっくりご挨拶に伺いますね!!

おめでとうございます。
インローガーデン
日曜日にお休みより、戻ってまいりました。


色々な予定がつまっていて、あっという間のロスでの4日間でした。


カンザスでは、色々な秋の虫が大合唱中、少し秋を感じていたのですが、
ロスについたら、まだまだ夏!と言わんばかりの、元気が出るお天気です。



そして画像は、夏らしい?義母のガーデンです。



紫の袋状のものは、通称:ブレインフラワー。本当の名前はわかりませんが、
お豆の花が巨大化したような、南米産の植物です。

お花ひとつが、30-40cmはあります。









むーっといるこの犬は、最近ファミリーに加わった、グレートデン。

ブルー系グレートデンなので、
ブルー、→ インディゴブルー、→ ”インディ” という名前になりました。

実は、昨年に白黒のグレートデンを老衰で亡くし、
今年になって、またまた巨大な犬が恋しくなったダーリンの両親が
見つけてきた子です。馬のように走っていますが、本人まだ子供。

とっても元気で遊びたい盛りのようです。







大好きなプルメリアの花。










グレープフルーツ?










そして、こちらは、長いサボテン。













その前には、大きな研ぎ石が。


これ、日本のアンティークと聞きましたが、本当でしょうか?






こちらは、気立ての良いルーシー。
最近、動きが鈍くなり、身体の具合でも悪いのかしら?
とちょっと心配していました。でも、ご飯となるとものすごいダッシュ!
巨大なグレートデンを押しのけてやって来ます。。。。。安心しました。







オレンジの明るいお花、フルーツ、カラフルな義母のガーデンでした。


カンザスの私のガーデンは、帰宅後、雑草がりっぱに育っていました。。。

お手入れしよう。
行って来ます
今週いっぱい、LAに行って来ます。


帰宅後は、たくさんのお品をUP予定です。


どうぞ、お楽しみに!


*画像: 前回の旅で出会ったお品たち
ハーパー
先日、自宅より南西へ車で一時間、人口6500人、
ちいさなファーミング・コミュニティー(農村)である、
ハーパーという町へ行ってきました。

仕入れのため、ライブオークションを目指してのドライブ。
相変わらず、小さな町ならではの広告とともに。

オークション会場:水色のウエアハウス

このいい加減な説明で、どうやってオークション会場へたどり着くか。
コツは、会場を探すのではなく、どこに車が密集して駐車しているかです。
静かな小さな町で、車が何台も停まっている=何かあるぞ、となります。
そんなこんなで、無事に会場にたどり着きました。

水色のウエアハウスは、トタンで出来たような建物で、
その隣には、牛舎のようなものがあります。

わくわく、どきどき、会場にならんだお品の下見をして行きます。
1800年代後半から現代のものまで、色々なお品が並んでいます。

が、今回、落札がはじまり、びっくり!
ものすごい高値でどんどん落札が進みます。
となりの席の地元の方とお話をしていて、この高値落札が続く謎がとけました。

会場にいる町の人はみんな農業で生計をたてています。
そして、この季節、みんな小麦の収穫を終えたばかり、
1年で1番、住民のお財布がふくらんでいる時期なのだそうです。

ちいさな町には、アンティークショップどころか
十分な雑貨屋さんもありません。だから、ライブオークションは
住民唯一の楽しいショッピングの場。
みんな、頑張った自分へのご褒美に、たくさんアンティークを
買って行きます。

この町の小麦が、その後オレゴン州のポートランドへ渡り、
そこから、日本へもたくさん輸出されているのです。

カンザスの風にゆれる小麦畑は、もう見飽きるくらい見てきました。
時にはその果てしない光景に、感動したり、うんざりしたり。笑

でも、それが日本の母親の手に届き、キッチンで調理されていると思うと、
なんだか不思議で嬉しい気持ちになりました。

オークションの後、住宅街を通りましたら、
ちょうど金髪の可愛い、6-7歳くらいの女の子が、
あるお家から出てきました。郵便ポストの手紙を取りに来たようです。
そして、私たちを見たかと思うと、元気に手を振りました。

カントリーにいくと、このように、子供が無邪気に手をふってくることがあります。
明るく純粋な心が伝わってきます。 

自由の国と言われるアメリカ、
でも、時が止まったような内陸部や南部などの田舎では、
まだ人種差別や、男女差別、古い因習等、根強く残っているのです。

そんな時に、こんな可愛い子に出会いますと、これからの未来、
きっと、まんざらでもないと思います。

。。。ユートピアは、こんな片田舎にもある!?笑

画像:オールドペーパー類、
グリーンの1800年代手縫いチャイルド・ドレス、
レンガの廃墟
嬉しい便り
りんごの始末に困り(!?)今日は、アップルパイを2つも焼いてしまいました。

と言いましても、市販のパイシートを使って、さささ~の、にわか手作りパイです。
一番大変だったのは、りんごの皮むきでした。笑。

カットしたりんごに、シナモン、シュガー、ナツメグ、ミント、
バニラ、レモンジュース少々をまぜて、冷蔵庫で一晩寝かしました。
翌日、しっとりといい感じです。

それをパイ地に盛って、適当な飾りをつけオーブンに入れました。
こんがり焼けたパイは、甘さ控えめ、りんごの風味も良かったです。


そんなパイのにおいが漂う中、
懐かしいお友達から電話がありました。


このお友達は、うちがご飯の用意をしていると
偶然やってくる、ザ・タイミング男でして(笑)
ロスにいた頃は、いつもみんなでご飯を食べていました。

また、とてもおいしそうにもりもりと食べてくれます!
そして誉め上手。ディナーのご馳走のし甲斐のある、お友達です。

あまりの、突然の連絡に、きっとパイのにおいがロスの彼のもとまで
届いたのだろうか?とダンナと話してしまいました。笑

近くにいたら、食べにおいで!パイを取りにおいでよ、と言えるのですが
それが出来ないのが、さみしいですね。

いったん帰国していた、カレッジ時代の日本人同級生たちが、
みんな偶然に、今ロスに集まっています。

アートの先生や、絵の展覧会などを一緒に開催した、友人グループです。
色々なお友達のニュースは、田舎でのんびりしている私には、ココロの活性剤です。

また、わいわい出来る日が来るといいな~。

と、絵を描こう描こうと思いつつ、真っ白で何も描いていない、
お部屋の片隅にある、カンバスを見てしまいました。



頑張ろう。
ハーベスト
お庭のりんごが、熟して自然に落ちるようになったので、

わたしも収穫してみました。

鈴なりになっていたので、いくつとっても、きりがありません。




実は、わたしの前に、すでにご近所さんがわらわらと木に登り収穫していました!

それでも、まだまだたくさんなっています。




何かを収穫するのは、いつも楽しいものです。
(などと言いながら、全然お手入れしてないで、ほったらかしなのですが。。。。)






アップルパイでも作ってみようかと思っています。

ピーバディ
今日は、久々に少し足を伸ばして、ピーバディという、
小さな小さな町へ行ってきました。




人口も1000人程かと思われるこの小さな町。




メインストリートには、1800年代の建物が当時のままの姿で並び、
国の歴史的建築物に指定されているそうです。




実際に、とても可愛いストリートですが、
銀行、カフェ、郵便局、古本屋さん、アンティークショップ3店、
その他は、オフィスとして使用はされているものの、
半分は、閉まっている建物たちです。




それでも、町のあちこちに、色とりどりのお花が配置され、
住人さんたちのプライドが感じられます。ゴミも落ちていません。





町の南はずれにある、赤レンガの建物。





細かいところまで、色々な飾りのモチーフがあってとても素敵です。





ビルの上のほうに、ちゃんと1884とこの建物が完成した年が入っています。





この他にも、古い建物には出来た年が刻まれていることが
多く、分かりやすくていいなあ~(笑)と、いつも思います。


















今日は、この町でアンティーク・ライブオークションがあると聞きつけ
朝早く起きてやってきたのですが、町はいつも通り静かです。


おかしいなあ~と、通り行く人に聞いたところ、
先週だったのでは?との答え。ええ~!と思いながらも
主催者がメインストリートの銀行と聞き、中にまで入って
たずねたところ、、、やはり先週だった!!!


。。。。。。


ちなみに、オークションの広告もすごかったですよ。

”アンティークオークション
ピーバディのメインストリート南側の、ウェアハウス
10時から~”

↑これだけ。番地も電話番号も主催者の情報もない!




カフェに入れば、見慣れぬよそ者のわたしとダンナ。
店内の人々の視線が、一斉に私たちに注がれます。




こういう小さな町は、町中が知り合いですし、
何も大きな事件もない平凡な日。。。




。。。きっと、私たちは、1週間遅れてオークションにやってきた
マヌケカップルとして、今日の町のニュースになっていることでしょう。。。笑
いろいろ
コロコロとある柑橘類、お気に入りのアンティーク・プレートにのっています。

このプレートには、大きなかけが、ボコボコといくつもあります。
でも、かけ自体も古いので、時の経過でなめらかになった
その表面、さわってももう、危なくもありません。

1個しかない、フラワーモチーフのティーカップ。

ざらざらした感じの残るミルクピッチャー。

どこかのベビー誕生のお祝いの、シルバースプーン。
1912年と刻まれています。もう少しで100年ですね。



どれも、きれいにセットで揃ったものではありませんが
とても気になるものたち。

完璧さを求めない、キズもまた魅力。、、、と、ボコボコの
お皿を見て、そう思えるようになった自分がすごい!



レモンとオレンジはマドレーヌを焼くために。ライムは飲料水に入れています。
りんごの木
春のブログで、りんごのお花が咲いた画像をUPしたのですが、
こちら、もう、実が鈴なりになっています!


きちんと、実を選んで、袋をかぶせて、と作業をしている
りんご園の方を見たことがあります。


我が家のりんごの木は、野生のまま、枝が、実の重さで地面にまで届きそう。。。


小鳥たちに、食べられちゃいそうですが、
これだけあれば、うちにもおすそ分けが残りそうです!




少しだけ赤く色付いたものも出てきたので、
なんだかわくわくします。



蝉の鳴き声の下、ひまわりや、りんごや、もくもくと育つハーブたち、
うさぎが走り、蛍が飛ぶ夜、あまり、整備されていない町はずれ、
つながれていないどこかの犬が、お庭に入ってきたり、、、


わたしが子供時代に過ごした、日本の片田舎の光景が、
まだ、ここに残っているような感じです。


だから胸がきゅんとするのですね。
むせかえるような、夏の緑を見ていますと。。。笑