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ハーリントン
今日は、自宅より2時間東北へ、早起きして
仕入れがてらの観光に行きました。











高速を走っていてふと気がつきました。
すでに、風景は秋の気配です。




赤い壁をした田舎のバーン(納屋)も、
夏が終わった景色に、しっくりとなじんでいます。






カンザスに来て3度目の秋。
あれ?こんなに長くいるはずじゃあ、、、、。笑






今日行ってきた田舎町は、ミシガン州からやって来た、
デイヴィス・ハーリントンさんという方がこの地に定住し、
1887年、正式な町になったそうです。その名もハーリントン。

カンザス州にある町は、その多くは1800年代に建設され、
農地の中に、大小のオールドタウンがちらばって点在しています。

でも、このハーリントンは、その町の名前がつくよりずっと昔の1500年代、
スペインから宣教師がやって来ていました。
(日本にも、この頃宣教師たちが来ていますね)



当時のこの地の住民は、ネイティブ・アメリカン、いわゆる、インディアンたちです。
彼らに教えを説こうと、布教を試みたファーザー・パディラと言う宣教師、
志半ばに、この地で一生を終えたそうです。


今では、町外れに彼の名前のついた公園があります。


その後、300年たって、ハーリントンさんがやって来て
ドイツ系移民とスコットランド系移民を中心に人口が増えました。

先住民である数種族のインディアンたちとも仲良く、
みんな、平和に暮らしていたそうです。


シカゴとの流通が栄え、テキサスからの鉄道も敷かれ、
ダウンタウンエリアには、レンガづくりの商業ビルが並びました。
開拓移民が続々と入植して来た、1800年代~1900年代初頃。

いまだに、東ヨーロッパなどから、農業移民がやって来ています。

それでも、今は過疎化が進み、人口もわずか2600人足らず。









心地よい秋風の中、10分もあるけば、もう町外れ。






公園があり、鉄道のミュージアムがありました。

いつの頃のものか、、、、幌馬車も置いてあります。

こういう走り心地の悪い馬車で、何週間も大陸を渡った
当時の開拓民を思うと、大変だったのだろうなあ、と本当に思います。

私なんて、家から車で2時間走っただけで、疲れました。笑






街路樹には、ちいさな赤い実がなっていました。
祝!大将
ロサンゼルスには、大好きな大将&マミーさんがいます。

このご夫婦、ロスのアーティスト、もしくはちょっとだけ
アートをカジッタ、私のようなもとデザイン学生には、
ゴッドファーザー的存在なのです。大将を中心に、いつも
わいわいがやがや、日本人、アメリカ人、国籍を問わず
人が集まります。

大将(とみんなが呼んでいる安在氏)は、若い頃ブラジルへ渡り、
その後南米各地で生活し、スペインへ。

お子様の教育のため、最終的な棲家をアメリカ、カリフォルニア州の
ロサンゼルスに選びます。

この方、普段は、おいしいお料理を作るシェフなのですが
実は、ものすごいアーティスト。スペイン在住のとある有名画家さんなど
彼には頭が上がらないとかなんとか、(笑)うわさもある程です。

実際、彼の作品を初めて拝見した時、その頃の私は
スランプ。絵なんて描けないし、(今もあまり描いてないのですが)
生活自体がスランプでした。笑

でも、大将のおしゃべりに語りかけてくるたくさんの
絵を見せてもらって、私は本当に感動しました。
そして、優しい口調の大将ご夫妻に、とっても癒されました。

日本にいる、自分の両親に、イメージを重ねてしまったかもしれません。

それからは、ダンナと私、夫婦揃ってお世話になっています。

いつもおいしいご飯をご馳走してもらい、大将の新作を見せてもらい、
久しぶりに日本から集まっている、クリエーターのお友達たちとおしゃべり。。。

大将のもとでみんな楽しい時間を過ごします。

土曜日から、大将の南米時代を中心とした作品が
ウェストLAのアートギャラリーで展示されています。

おめでとうございます!

*画像: 大将の絵、
大将宅: スペインのアンティーク家具、
ポルトガルの砂糖ツボ、大将ご友人作の絵
そして、スペインの彫刻。マミーのおはじき。



来年は、ゆっくりご挨拶に伺いますね!!

おめでとうございます。
インローガーデン
日曜日にお休みより、戻ってまいりました。


色々な予定がつまっていて、あっという間のロスでの4日間でした。


カンザスでは、色々な秋の虫が大合唱中、少し秋を感じていたのですが、
ロスについたら、まだまだ夏!と言わんばかりの、元気が出るお天気です。



そして画像は、夏らしい?義母のガーデンです。



紫の袋状のものは、通称:ブレインフラワー。本当の名前はわかりませんが、
お豆の花が巨大化したような、南米産の植物です。

お花ひとつが、30-40cmはあります。









むーっといるこの犬は、最近ファミリーに加わった、グレートデン。

ブルー系グレートデンなので、
ブルー、→ インディゴブルー、→ ”インディ” という名前になりました。

実は、昨年に白黒のグレートデンを老衰で亡くし、
今年になって、またまた巨大な犬が恋しくなったダーリンの両親が
見つけてきた子です。馬のように走っていますが、本人まだ子供。

とっても元気で遊びたい盛りのようです。







大好きなプルメリアの花。










グレープフルーツ?










そして、こちらは、長いサボテン。













その前には、大きな研ぎ石が。


これ、日本のアンティークと聞きましたが、本当でしょうか?






こちらは、気立ての良いルーシー。
最近、動きが鈍くなり、身体の具合でも悪いのかしら?
とちょっと心配していました。でも、ご飯となるとものすごいダッシュ!
巨大なグレートデンを押しのけてやって来ます。。。。。安心しました。







オレンジの明るいお花、フルーツ、カラフルな義母のガーデンでした。


カンザスの私のガーデンは、帰宅後、雑草がりっぱに育っていました。。。

お手入れしよう。
行って来ます
今週いっぱい、LAに行って来ます。


帰宅後は、たくさんのお品をUP予定です。


どうぞ、お楽しみに!


*画像: 前回の旅で出会ったお品たち
ハーパー
先日、自宅より南西へ車で一時間、人口6500人、
ちいさなファーミング・コミュニティー(農村)である、
ハーパーという町へ行ってきました。

仕入れのため、ライブオークションを目指してのドライブ。
相変わらず、小さな町ならではの広告とともに。

オークション会場:水色のウエアハウス

このいい加減な説明で、どうやってオークション会場へたどり着くか。
コツは、会場を探すのではなく、どこに車が密集して駐車しているかです。
静かな小さな町で、車が何台も停まっている=何かあるぞ、となります。
そんなこんなで、無事に会場にたどり着きました。

水色のウエアハウスは、トタンで出来たような建物で、
その隣には、牛舎のようなものがあります。

わくわく、どきどき、会場にならんだお品の下見をして行きます。
1800年代後半から現代のものまで、色々なお品が並んでいます。

が、今回、落札がはじまり、びっくり!
ものすごい高値でどんどん落札が進みます。
となりの席の地元の方とお話をしていて、この高値落札が続く謎がとけました。

会場にいる町の人はみんな農業で生計をたてています。
そして、この季節、みんな小麦の収穫を終えたばかり、
1年で1番、住民のお財布がふくらんでいる時期なのだそうです。

ちいさな町には、アンティークショップどころか
十分な雑貨屋さんもありません。だから、ライブオークションは
住民唯一の楽しいショッピングの場。
みんな、頑張った自分へのご褒美に、たくさんアンティークを
買って行きます。

この町の小麦が、その後オレゴン州のポートランドへ渡り、
そこから、日本へもたくさん輸出されているのです。

カンザスの風にゆれる小麦畑は、もう見飽きるくらい見てきました。
時にはその果てしない光景に、感動したり、うんざりしたり。笑

でも、それが日本の母親の手に届き、キッチンで調理されていると思うと、
なんだか不思議で嬉しい気持ちになりました。

オークションの後、住宅街を通りましたら、
ちょうど金髪の可愛い、6-7歳くらいの女の子が、
あるお家から出てきました。郵便ポストの手紙を取りに来たようです。
そして、私たちを見たかと思うと、元気に手を振りました。

カントリーにいくと、このように、子供が無邪気に手をふってくることがあります。
明るく純粋な心が伝わってきます。 

自由の国と言われるアメリカ、
でも、時が止まったような内陸部や南部などの田舎では、
まだ人種差別や、男女差別、古い因習等、根強く残っているのです。

そんな時に、こんな可愛い子に出会いますと、これからの未来、
きっと、まんざらでもないと思います。

。。。ユートピアは、こんな片田舎にもある!?笑

画像:オールドペーパー類、
グリーンの1800年代手縫いチャイルド・ドレス、
レンガの廃墟
嬉しい便り
りんごの始末に困り(!?)今日は、アップルパイを2つも焼いてしまいました。

と言いましても、市販のパイシートを使って、さささ~の、にわか手作りパイです。
一番大変だったのは、りんごの皮むきでした。笑。

カットしたりんごに、シナモン、シュガー、ナツメグ、ミント、
バニラ、レモンジュース少々をまぜて、冷蔵庫で一晩寝かしました。
翌日、しっとりといい感じです。

それをパイ地に盛って、適当な飾りをつけオーブンに入れました。
こんがり焼けたパイは、甘さ控えめ、りんごの風味も良かったです。


そんなパイのにおいが漂う中、
懐かしいお友達から電話がありました。


このお友達は、うちがご飯の用意をしていると
偶然やってくる、ザ・タイミング男でして(笑)
ロスにいた頃は、いつもみんなでご飯を食べていました。

また、とてもおいしそうにもりもりと食べてくれます!
そして誉め上手。ディナーのご馳走のし甲斐のある、お友達です。

あまりの、突然の連絡に、きっとパイのにおいがロスの彼のもとまで
届いたのだろうか?とダンナと話してしまいました。笑

近くにいたら、食べにおいで!パイを取りにおいでよ、と言えるのですが
それが出来ないのが、さみしいですね。

いったん帰国していた、カレッジ時代の日本人同級生たちが、
みんな偶然に、今ロスに集まっています。

アートの先生や、絵の展覧会などを一緒に開催した、友人グループです。
色々なお友達のニュースは、田舎でのんびりしている私には、ココロの活性剤です。

また、わいわい出来る日が来るといいな~。

と、絵を描こう描こうと思いつつ、真っ白で何も描いていない、
お部屋の片隅にある、カンバスを見てしまいました。



頑張ろう。
ハーベスト
お庭のりんごが、熟して自然に落ちるようになったので、

わたしも収穫してみました。

鈴なりになっていたので、いくつとっても、きりがありません。




実は、わたしの前に、すでにご近所さんがわらわらと木に登り収穫していました!

それでも、まだまだたくさんなっています。




何かを収穫するのは、いつも楽しいものです。
(などと言いながら、全然お手入れしてないで、ほったらかしなのですが。。。。)






アップルパイでも作ってみようかと思っています。

ピーバディ
今日は、久々に少し足を伸ばして、ピーバディという、
小さな小さな町へ行ってきました。




人口も1000人程かと思われるこの小さな町。




メインストリートには、1800年代の建物が当時のままの姿で並び、
国の歴史的建築物に指定されているそうです。




実際に、とても可愛いストリートですが、
銀行、カフェ、郵便局、古本屋さん、アンティークショップ3店、
その他は、オフィスとして使用はされているものの、
半分は、閉まっている建物たちです。




それでも、町のあちこちに、色とりどりのお花が配置され、
住人さんたちのプライドが感じられます。ゴミも落ちていません。





町の南はずれにある、赤レンガの建物。





細かいところまで、色々な飾りのモチーフがあってとても素敵です。





ビルの上のほうに、ちゃんと1884とこの建物が完成した年が入っています。





この他にも、古い建物には出来た年が刻まれていることが
多く、分かりやすくていいなあ~(笑)と、いつも思います。


















今日は、この町でアンティーク・ライブオークションがあると聞きつけ
朝早く起きてやってきたのですが、町はいつも通り静かです。


おかしいなあ~と、通り行く人に聞いたところ、
先週だったのでは?との答え。ええ~!と思いながらも
主催者がメインストリートの銀行と聞き、中にまで入って
たずねたところ、、、やはり先週だった!!!


。。。。。。


ちなみに、オークションの広告もすごかったですよ。

”アンティークオークション
ピーバディのメインストリート南側の、ウェアハウス
10時から~”

↑これだけ。番地も電話番号も主催者の情報もない!




カフェに入れば、見慣れぬよそ者のわたしとダンナ。
店内の人々の視線が、一斉に私たちに注がれます。




こういう小さな町は、町中が知り合いですし、
何も大きな事件もない平凡な日。。。




。。。きっと、私たちは、1週間遅れてオークションにやってきた
マヌケカップルとして、今日の町のニュースになっていることでしょう。。。笑
いろいろ
コロコロとある柑橘類、お気に入りのアンティーク・プレートにのっています。

このプレートには、大きなかけが、ボコボコといくつもあります。
でも、かけ自体も古いので、時の経過でなめらかになった
その表面、さわってももう、危なくもありません。

1個しかない、フラワーモチーフのティーカップ。

ざらざらした感じの残るミルクピッチャー。

どこかのベビー誕生のお祝いの、シルバースプーン。
1912年と刻まれています。もう少しで100年ですね。



どれも、きれいにセットで揃ったものではありませんが
とても気になるものたち。

完璧さを求めない、キズもまた魅力。、、、と、ボコボコの
お皿を見て、そう思えるようになった自分がすごい!



レモンとオレンジはマドレーヌを焼くために。ライムは飲料水に入れています。
りんごの木
春のブログで、りんごのお花が咲いた画像をUPしたのですが、
こちら、もう、実が鈴なりになっています!


きちんと、実を選んで、袋をかぶせて、と作業をしている
りんご園の方を見たことがあります。


我が家のりんごの木は、野生のまま、枝が、実の重さで地面にまで届きそう。。。


小鳥たちに、食べられちゃいそうですが、
これだけあれば、うちにもおすそ分けが残りそうです!




少しだけ赤く色付いたものも出てきたので、
なんだかわくわくします。



蝉の鳴き声の下、ひまわりや、りんごや、もくもくと育つハーブたち、
うさぎが走り、蛍が飛ぶ夜、あまり、整備されていない町はずれ、
つながれていないどこかの犬が、お庭に入ってきたり、、、


わたしが子供時代に過ごした、日本の片田舎の光景が、
まだ、ここに残っているような感じです。


だから胸がきゅんとするのですね。
むせかえるような、夏の緑を見ていますと。。。笑

Sun Flowers
旅行前に見た時は、かなり大きなつぼみとなっていた、お庭のひまわり。
旅行中に咲いてしまうかな、と思ってはいましたが、なんと昨日開花したようです!

種を蒔いた時は、キッチンの窓からお花が見えるように、、、、
と考えて、種を配置しました。しかし、窓から見えるのは、ひまわりの葉と茎だけ。。。 

おかしい。
外に出て見上げると、もう、屋根のほうまで伸びています。まるで木みたいです。
キッチンの窓など、すでに通り越して成長しておりました。

自慢ではないですが、種を蒔いた日にお水をあげたきり、、、
その後、一回もお水を与えておりません。(自分でひどいと思います。ニガ笑。)

それなのに、きれいに咲いてくれました。

カンザスの、コロコロかわるお天気のせいで、
ちょうど水加減が良いのかもしれません。

ひまわり街道、と呼ばれる場所があるくらい、
ひまわりは、カンザスの州花、そして象徴でもあるのです。

良く育つわけです。。。。笑  
アンティーク・ハウス
わたしのレースコレクションの強い見方、先輩ディーラーの素敵な金髪女性。
彼女は、白いヴィクトリアンのお家を改造したショップに
ところせましと、素敵なお品を並べています。

レースが大好きな彼女、今日も少しキャラメル用に譲って頂きました。

フランスっぽいものも大好きな彼女。ヨーロッパに仕入れに行くの?
と聞いたら、田舎のお屋敷にいけば、まだまだ、おもしろいものは、
たくさん見つかるのよ。。。と。

(わたしの行く田舎と、彼女の行く田舎、どこが違うのでしょうか?笑)


でも、古くから移民を受け入れてきたアメリカは、
世界中のものが、確かに溢れています。


きっと、今日もどこかのお屋敷の屋根裏に、クローゼットに、地下室に、、、、
わたしが大好きなお宝が眠っているに違いありません。


しかし、アメリカ人は、どうして屋根裏に荷物を残したまま
家を売ったりするのですかね?いまだに謎でございます。

古いお屋敷を購入した、新オーナーが、屋根裏から、
前のオーナーの持ち物を発見したり、家具も当時のまま
残っていたり、などと色々あるそうです。

そして、必ずと言って、地元の図書館などに通い、
町の歴史や、そのお屋敷のもとの持ち主の
エピソードなどを調べてまとめていくものです。

そして、自分たちが、いつか家を売ったとしても、
その資料など、オリジナルのオーナーに関するものは
家とともに残して行くといいます。

次の新オーナーに、その家に関する
歴史とエピソードを語り継いでもらうためです。


なんだか、初代オーナーと家の歴史に対して
とても素敵な、尊敬の念だと思いました。
アメリカ西部横断の旅 ~カリフォルニア州に到着~
@このブログは、アメリカ西部7州の旅の様子です。
7/14のブログにさかのぼって、ご覧頂くと旅の流れと同じになります@



やっとカリフォルニアに到着です。



最初、ロスの夫の実家へ顔を出し、その後は、少し北上して義父のボートが
停泊してある港町へ。 サンタバーバラも目と鼻の先です。




ボートで2泊しました。




お天気も良く(カリフォルニアはいつも晴天なのですが)

青い海に、きれいな夕日。。。。




サンタモニカに住んでいた頃は、この海辺の美しい光景も
いつの間にか、日々の当たり前の風景となってしまいました。



今、戻ってみますと、なんて贅沢なことだったのだろう、と感じます。



お天気が良くて、ぬけるような青空やきれいな夕日。

わたしが、今でもカリフォルニアが恋しいのは
このお天気と景色、そして、さらさらとした風なのだと実感しました。



この後、ロスで数日過ごし、所用を済ませ、また帰途に着きました。




帰りは、ミッドウェスト(オクラホマ、カンザスあたり)に入って
お天気は、いつも通りの荒れ模様。稲光や大雨で高速が走れない程です。

オズの魔法使いの舞台が、カンザスであることに納得。

竜巻以外にも、あまりのお天気の激変に、
お空には魔女がいて、彼女のご機嫌で、お天気が変わるんだ!
と、なんとなく思いたくもなります。


今回の旅、あと30分で帰宅、のあたりで体力の限界?だったわたしと夫は、
今度は、飛行機にしようね。。。と情けない言葉を交わすのでした。笑。

それでも、あと一回は、またカリフォルニアまで、ドライブしそうですが。


でも、それは、またいつか別のお話になりそうです。
アメリカ西部横断の旅 ~ネバダ州~
やって来ました、ネバダ州ラフリン。

もうここからロスまでは、車で5時間くらい。

ここまで来ますと、一気に旅の緊張もやわらぎます。




グランドキャニオンを通って流れてくる、コロラド・リバー、
その下流に出来た町が、ラフリンです。

ホテルもみんな、このコロラド・リバー沿いにあります。
私たちの部屋からも、川の眺めがきれいに見えました。



ラスベガスから見ますと、本当に田舎なのですが、
ベガスの華やかさと引き換えに、自然とアットホームな
雰囲気が、なんだか和みます。



義父と祖父母とも、無事に再会。

でも、祖父は、ホテルのカジノのスロットマシーンに
夢中で、あいさつもそこそこ。(笑) 

このおじいちゃん、数ヶ月前まで、腎臓を悪くして入院していたとは
とても思えない程、ハッスルしています。 杖をついていましたが、
トイレやレストランに入るたびに、杖を忘れて出てきます。
杖、いらないくらい元気なのですね。笑。

ホテルのお部屋も、ニューリアルが売りのお部屋だったので
とてもきれいで、ぐっすりと眠りました。

次は、いよいよカリフォルニアです。
アメリカ西部横断の旅 ~アリゾナ(3)~
アリゾナ州セドナ付近、まだまだ空気は涼しいです。

ここは、山の中の旧街道、ルート66沿いの町です。









ちょっと休憩して、カフェで、エスプレッソを頂きました。

砂漠の暑さとはうって変わり、シャツ一枚では寒いくらいです。
カーディガンが恋しかったのは、久しぶりです。

カフェのトイレに入りましたら、洗面所のミラーに大きく文字が書かれています。

”BE KIND TO OTHERS, SMILE.”

人に優しく。微笑んで。ですね。

なんだか、改めてミラーに言われますと、ふーむ。です。

これを毎日見ているであろう、カフェのお姉さんは、確かにとても親切でした。




その親切だったお姉さんに教えてもらった、町で唯一のアンティークショップです。

地域ごとにアンティークにも、確かに特色が見られます。

この町は、、、と楽しみに(ココロはスキップ状態)ショップに急ぎます。










!? びっくりしましたよ、等身大のインディアンの人形がベンチにおります。

中は、ちいさいスペースながらも可愛いものが、並んでいました。
ドアでは、よぼよぼの猫が、迎えてくれました。

オーナー夫妻いわく、(アンティーク・猫)だそうで。。。

このご夫妻に、どこの出身と聞かれ、だんなが、カリフォルニアと言いましたら、
こちらのご夫妻もカリフォルニア。ニューメキシコで出会った女性ディーラーは、
もとはカンザス出身、、、、みんな広い大陸、引越しているのですね~。
なんだか、とても元気付けられます!

わたしたちが、店を出る頃、アンティーク猫は、いびきをかいて
椅子の上で眠っていました。


さあ、ガソリンも十分に補充し、次はネバダ州です!

道端にあった、へんなオブジェにさよならし、ネバダ州最南端、
アリゾナとカリフォルニアにはさまれた、ちいさなカジノリゾートである
ラフリンへ。 

同じネバダ州のラスベガスが、大人のカジノリゾートとすれば、
ラフリンは、川や湖のフチにホテルがならび、ボート遊びやジェットスキーが
出来る、家族で楽しめるリゾートです。

ここでは、カリフォルニアの義父、そして祖父母と落ち合う予定です。
アメリカ西部横断の旅 ~アリゾナ(2)~
アリゾナの砂漠の中に突然現れた、ストーン・ショップ。
ターコイズやアメジスト、色々なストーンがあります。



でも、ここのお勧めは、この”木”だそうです。

太古の樹木が、年月を経て石のように固まり、きれいな模様を作り出しています。
砂漠の中で見つかるのでしょうか?



さすがに、これを抱えて帰るわけには行きませんが、
たまご型に、可愛くカットされたものがあったので、
ロスの、だんなの両親へのおみやげにゲットしました。




このショップは、本にも載ったくらい、有名なのだそうです。←店主談。

そして、店主は、ダチョウのタマゴを食べたことがあるか?

と、レジの横にあった高さ20cm以上のタマゴを
わたしの、手のひらにのせました。

おもちゃのタマゴ?と思ったくらい、不思議な感覚です。
恐竜のタマゴといいますか、、、、。

まだまだドライブは続きます。タマゴはちょっと、、、と
躊躇するわたしたちに、じゃあ、庭にいるダチョウにえさはどう?
と、1カップ4ドルで、えさを与える権利を得たのでした。



わたしの頭の中では、この猛暑の砂漠の中で、なぜ、ダチョウに餌を?
しかも、お金を払ってまでする作業であろうか?

でも、だんなは嬉しそうに、ダチョウにはなしかけて、餌を与えています。

彼らはなかなかおりこうさんで、ちょっとしたすきに、
餌が入っている赤いカップをすっと、くちばしで
奪おうとします。

みんな、おいしそうに、食べていましたよ。










この奇妙な体験のあと、山道へ入りました。

濃い緑の木々が並び、空気もすーっと涼しくなります。
しっとりとした空気が、砂漠で乾燥したお肌にやさしいです。

なんて、気持ちがいいのだろう!と思いましたが、それもそのはず。
ここは、フラッグスタッフという町で、すぐ近くには、世界でも有数の
マグネティック・フィールド(いわゆる磁場ですか)のある、セドナという
町があります。

科学でも証明されているくらい、”気”が良いのです。
山からは自然なお水がふんだんにわきでていて、
大自然の中を流れ、マイナスイオンたくさん!なイメージでもあります。

観光客たちは、このセドナの自然にふれると、何か人生を変えるような
不思議な体験をするといいます。

今回は、セドナを楽しむことはなかったのですが、
いつかまた、ゆっくりと行きたいなあと、思いました。
アメリカ西部横断の旅 ~アリゾナ(1)~
ニューメキシコ州の白っぽい岩山の砂漠が終わると、

今度は、赤い岩山が見えてきました。

アリゾナ州です。




道端に咲いていた黄色いお花。
(可愛い!と写真をとっていますと、横には、”蛇に注意!”との立て札が。。。)



アリゾナの観光案内所があったので、入ってみました。
ネイティブ・アメリカン(インディアン)の歴史や、それに
ちなんだ名所情報などが展示されています。



ターコイズやシルバーのインディアン・ジュエリーもありました。






さあ、ここから先の高速沿い、岩山のふもとは、
全てお土産やさんの看板攻撃です!

カラフルで、これでもか、これでもか、と色々な看板が
目に入ってきます。









でも、こんなすごい岩山を見てしまうと、
ああ、昔はこういうところで、インディアンたちが
生活していたのに違いない、と思わずにはいられませんでした。






画像にはないのですが、{家族全員でモカシンを履こう!}
というすごい看板もありました。笑


でも、どこかで可愛いアンティークの、
子供用モカシン・シューズが見つかればいいなあ、
なんて思いながら、アリゾナ州に入ったのでした。
アメリカ西部横断の旅 ~カンザス、オクラホマ、テキサス、ニューメキシコ~
今日は、旅の写真の整理を始めました。

気が付いたのですが、、、カンザスからニューメキシコの写真がほとんどない!

それもそのはず、夜中にカンザスを出て、暗いうちにオクラホマ州を通り過ぎ、
テキサスに入ってやっと朝日が見えたのです。

まぶしー!と朝日の写真を撮り、そのまま
ドライブインのレストランで、ハッシュブラウン、スクランブルエッグ、ベーコン、
と、もろアメリカン・ブレッククファスト、そしてコーヒー3杯!!





一気に目覚めた私は、だんなに代わり、運転手として
ニューメキシコ州にある町、アルバカーキまで、一気に500マイル走りました。






アルバカーキにお昼前に到着しました。カンザスを夜中に出たので、
ちょうど10時間くらいのドライブで、旅の中途地点まで来たことになります。

岩山や石ころの砂漠地帯にある町です。町自体は大きく都会でした。
人は、インディアン系や、南米系の方が多かったです。そして、
ここでは、前から行ってみたかったアンティークショップへ足を運びました。

不思議なのですが、そこには、日本の大正時代くらいの着物などが、
たくさんあるのです。

それも観光みやげ、といった品ではなく、日本人が持参してアメリカにやって来た。
というイメージのお品ばかりで。。。外を見渡せば、日系人もたくさん歩いています。
ちいさな通りには、テリヤキ、スシ、テンプラ、とレストランがたくさんあり
アジアン・マーケットまであります。???

きっと調べたら、日系移民の歴史が見えてくるに違いありません。
ニューメキシコ、、、南米のスペイン系文化を強く残す、サンタフェで
有名な州ですが、以外な発見でした。




また、ショップにいた女性アンティークディーラーとお話をしていたら、
なんと、もともとカンザス出身の方だそうで!妙に話に華が咲きました。
そして、色々と教えてもらったり、とても親切にしてくださいました。


わたしは、なぜかこういう偶然が多く、ロスでも、レストランのバーに
座っていたら、話かけて来た隣の席の男性が、自分の母方の遠縁の人だった!
なんてこともありました!!

その後、ホテルにチェックインし、グーグー爆睡!
気が付いたら、もう夜。。。

明日は、アリゾナ~ネバダです!

それにしても、砂漠の町は、くちびるが乾きました。

*画像:テキサスの朝日、お馬さん
*ニューメキシコの岩山、ルート66のサイン、カトリックのミッション、
アドービ建築の小さなお家。
戻って参りました~!
昨日の明け方に、アメリカ西部7州ドライブより戻って来ました。

カンザスより南下し、オクラホマ・シティから、フリーウェイのナンバー40にのり、
延々と西の果てのロスまで行ってきました。

途中、旧街道である有名なルート66に、ちょっと寄り道したり、
大雨にあったり、反対に砂漠のからから気候の地域もあり、
夕日のきれいな海辺も見ました。

テキサスでは、夜中のフリーウェイでポリスに呼び止められました!

今は、まだ旅の経験が、頭の中で、ごちゃまぜになっています。

少しずつ、ブログで旅の様子をUPしながら、自分でも
今回の旅の経験を頭の中で、しっかりと消化して行こうと思っています。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

道中、たくさんの素敵なアンティークとも出会いがありました。
可愛いものをたくさん車につんで帰ってきましたので、こちらも、どうぞお楽しみに!!

画像:ルート66 
行って来ます
もうすぐ、アメリカ大陸(半分)車で横断の旅へ出発です。
おやつやジュースを用意して、ほとんど遠足気分です。
アメリカの地図で見ますと、まず真ん中より南下、
そしてひたすら西側(地図の左)の海を目指して走ります。

ルート的に、田舎で何もない道がほとんどかと
思いますが、ネット回線につながりましたら
ブログで、旅の様子などお知らせしたいと思います。

出発前は、お買い物してくださったお客様の
すばやいお手続きとお知らせメールの
お陰で、発送業務もスムーズに進みました。
どうも、有難うございました。

帰宅後は、たくさんの素敵なお品を更新する予定ですので
どうぞ、お楽しみに!

それでは、行って参ります~!