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裏庭のランチタイム
今日もやって来ました。

元気なリス。

キャラメルの裏庭によくやってくる子です。

私と目が合うと、じい~~~~っと見つめ、
そして、手に持っていた何かをモゴモゴと食べて、
さささと消えていきます。



この他、鳥も元気。キッチンの窓の外に、巣まで作っています。
お母さん鳥が、なにやら口にくわえて、ぶーんと飛んできます。
。。。ミミズなど、巣で待つヒナ鳥に与えるご飯です。

私を見ると、警戒して、なかなか巣に入ろうとしません。
棲家を知られたくない様子です。(もう、知っていますよ。)

そして、私が家の中に入りますと、さっと巣に入り、
ピーピーと鳴くヒナ鳥に、えさを与えて、またすぐに
飛び立っていきます。一日中これを繰り返しています。

一生懸命育てているのが、わかります。

この他、おなかがオレンジカラーで、きれいな鳥もいます。

♪プーリティ、プリティ、プリティ♪ と聞こえる鳴き声です。
プリティ (pretty)と、自分で言っちゃうくらいですから、
可愛いのかな?なんて見てみましたら、なかなか美人さんでした。笑。

春になって、とてもにぎやかになった、お昼時の裏庭です。

メロンの苗は食べないでね。。。



エル・ドラド
先日、車でフリーウェイを30-40分程北上し、
小さな町、エル・ドラドへ早朝の仕入れに行ってきました。



朝の7時より開始のお家開放セール、
そして、私の町のアンティークディーラーたちはまず、行かないであろう、
ちょっと離れた地ですので、期待も高まります。



行ってみますと、実生活中心のカントリーなお品たちでした。
農具や工具、といった渋いお品が納屋に多数。。。
でも、雰囲気はとても素敵ですし、なんじゃこりゃ?という工具にも、
それぞれ使い勝手やアイディアがつまっていて、とても面白かったです。



その後、せっかく遠くまで来たので、この辺にあるはずの
アンティークショップを目指して、車を走らせます。
だんだん、思いっきり普通の住宅街に入ってしまい、

「こんなところにショップがあるわけがない!」

と口走った途端、目の前に現れたのが、このレンガの古い建物です。



まだ、オープン前の早い時間でしたが、確かにアンティークショップです。
良く見ますと、もともと学校だったそうです。



そして、ふとお隣を見ますと、こちらは赤くペイントされた、
いかにもアーリーアメリカンな雰囲気のもと教会だったという建物が。
(建物の壁に、それぞれ、昔の記録のプレートがあったので、すぐにわかりました。)



そして、そこは今はなんと、ドール・ミュージアム!
しかも、「御用の方はお電話ください」という、見たい人がいたら、
担当の人が出てきてオープンしますよ、といういかにも田舎ならではの、
のんきな張り紙がドアにあります。笑。



この、もと学校=今はアンティーク・ショップ、そして、教会=今はドール・ミュージアムの裏側には、古い線路があり、ちょっと驚きました。子供たちが危険だったのでは?

でも、良く考えれば、山手線のように(!?)頻繁に電車が来る訳ではなく、
昔、小さな町には、3日に1回とか、1週間に1回くらいしか、汽車は来なかった訳ですね。そして、町中の人が、汽車のスケジュールを把握していたわけです。



朝だというのに、なんだか蒸し暑いお天気で、
緑が濃くなったこの季節、いつかどこかで来たことのあるような、
ないような、田舎町。

子供の頃の記憶でここにいたような?(絶対ない!)のですけど、
多分、昔見た映画の影響なのでしょう。妙に懐かしい思いが胸をよぎりました。



アメリカは州ごとに、まるで外国のように雰囲気も人種も違ってきます。



中西部~南部は、本当に時が止まってしまったような町が多いです。
Apple Tree
うちの前庭にある、りんごの木です。

お花がたくさん咲きました。











この画像は数日前に撮ったものなのですが、
暖かい日が続いたので、今はもう、はらはらと散り始めています。






りんごの花をこんなに近く、じっくりと眺めたことがなかった私は、
なんだか感動しました。うすくピンクが入っていて、とてもかわいい
お花なのですね。






きちんと実がなるには、お手入れをしなければいけないのでしょうけれど、
この木があると知らずに、越してきた家なので、なんだか嬉しいです。









浮かれた私は、すみれのお花も少しゲットしてまいりました。










アンティークカードを整理していまして、
すみれのカードを目にした影響です。笑。

可愛いですね♪
スノーマン?
先日のブログで、ふれました、

「いかにも、お化けが出そうだな。。。。」 という古いお家ですが、




← ちょうどこんなイメージです。ね、出そうでしょ?笑。






このお宅では、この画像のハウスには、もう誰も住んでいません。
そのまま放置しているようです。

広い同じ敷地内に、新しいお家を建てて、ファミリーはそちらで
暮らしているようです。

だから、お庭の手入れや芝刈りも、何気なく行きとどいています。

普通でしたら、草ぼうぼう、木の枝が家を隠すほどに、鬱蒼としています。






そして、この不思議な物体。

ハロウィーンにちょうど良い感じですが、スノーマン調。
雪が降ると、自動的に、雪だるまですね。




鉄のワイヤーなのか、木の枝で出来ているのか、、、
素材チェックを怠りました~! 

田舎道に、ポツンとあるのですが、古いお家といい、この雪だるまといい、
妙にエンターテイメント性の高いお宅です。

オールド・ハウス
今日は、街中のヴィクトリア時代のおうちのご紹介です。

町の中心がダウンタウンで、そのまわりは、たくさんの古い家が
あります。みんな、かなり、朽ち果てています。

ターコイズカラーの壁のおうち。。。こちらもヴィクトリアンなのですよ。
100年以上前に建てられた、ちいさな、ちいさなハウス。
今はもう、誰も住んでいません。
窓も板が、はられているくらいです。家の基盤も、すでに曲がっています。

二番目は、誰か住んでいるのかもしれません。
昔はきっと可愛いらしいお家だったのだろうな、と想像しますが、
なんだか悲しい姿に見えます。

キャラメルは、今、住んでいるちいさなレンガのおうちを見つけるまで、
色々と不動産をめぐってきました。そして、お仕事の仕入れなどでも
実際のアンティークのオーナーさんから、直で仕入れる場合などは、
そのお宅まで行きます。よそ様のお宅に入る機会が、最近多いのです。
ゆえに、色々とまた考えてしまいます。笑。

(3番目の画像のような)
今でも、当時の職人さんのプライドを守っているような素敵なお家を見ると、
嬉しくなります。でも、たくさんのヴィクトリアン・ハウスは、何十年も見捨すてられた
感じで、取り壊されるのを待っている物件が多数です。








そんな中、道を通っていて、いつもドキッと目を向ける大邸宅です。

このように、きれいに修復されたお宅を見ますと、非常に嬉しいものです。

すごいですね。新しい息を吹き込まれたら、こんなに素敵になります。

まだ、修復されずに残っている、大邸宅はたくさんあります。
みんな「出そうだな。」←お化けが。笑。という雰囲気です。






この、白い大邸宅などは、まるで風と共に去りぬの、スカーレットが
玄関から、飛び出してきそうです。

1階の広いテラスでは、レースの白いドレスに大きなお帽子姿の、
上流のご婦人たちが、お茶会などをしたのでしょう。








想像するだけで、優雅です。
チャイルド・ドレス
週末は、アイロンがけがたまっています。




自分のお洋服でも、オットのシャツのアイロンがけでもなく、
アンティークのチャイルド・ドレスのアイロンです。




画像は、お洗濯後、自然乾燥させて乾いた山盛りのドレスたちです。
コットンの白さがまぶしい! フリルが可愛いなあ、、、と眺めていて飽きません。




ドレスのアイロン中も、

「成長の早い子供のドレスでも、こんな丁寧に作ってあって。。。」

「ここに、こんな飾りがある!」 

アンティーク・リネンやドレスのお洗濯同様、
アイロンがけ作業も簡単に、わたしを100年前に、
タイムトリップさせてしまいます。



歴史やアートが好きですから、アンティークとこうして、
じかに触れあうことが出来て、とてもハッピーだと感じます。




それにしても、

「昔の、鉄製の重いアイロンを使う時代でなくて、ホントに良かったよなあ。。。」

と、ちょっと邪道な思いも頭をよぎります。 笑。
ファームハウス
数日前に、仕入れで通った道からの眺めです。
遠くにちらほらと、見えるファームハウスたち。
画像の白く大きな建物は、バーン(納屋)です。


何もない畑の中を走っていますと、眠くなります。


そんな中、赤いバーンが突然視界に入ります。手前が新しいもので、
その横に少し見えているのは、一代前のバーンのようです。

広い敷地の中に、先祖代々のバーンが建っている、ということも良くあります。
斜めになっていて、危ない!と思うような100年以上経っているものから、
現代の鉄筋もののバーンまで色々と。

曾おじいさん、おじいさん、父親、そして自分の代のもの、
と言ったところでしょうか。

地域によっては、石を土台に沢山使っていたりして、
なかなか風情があったりします。素敵、石造りだわ!と
思ったわたしですが、別に石がカッコよかったからではなく、
昔、その辺りは、木材が豊富になかったからだそうです。
資源の問題だったのですね。

カンザスは太古の昔、泥質に水があった土地です。
ジャングルみたいに森があり、今の草原地帯は、
その森林の名残!なのだそうです。
こういう草原に生きている、自然の草花や、ちいさな虫たちも
大切な研究資料なのだそうです。

大地が乾燥したから、ジャングルみたいな森が、草原地帯になり、
これがさらに乾燥すると、アリゾナ州やネバダ州みたいな
乾いた砂漠地帯へと変わっていくそうです。

アメリカの内陸部は、リサイクルや環境保全運動などに、積極的ではありません。
こんな自然あふれる田舎にいたら、実感はないかもしれませんが、
いつか、草原が砂漠になる可能性もあるわけです。

そうなったら、曾おじいさんのバーンも、砂漠の中ですか。。。
見たくないですねえ。。。
町中、ホワイト!
去年も気になった、大木に咲く白いお花たち。
確か、ナシ科のお花だったと思います。でも、実はならないそうです。

日本のサクラを見られない私にとって、サクラの代わり?な気分。
白い花が、そこら中、咲き乱れています。
一夜明けたら、町中真っ白! くらいなスピード開花でした。

それとも、キャラメルが忙しさにまぎれて、外に目をやる余裕が
なかったのかもしれません。きっと、わたしの知らないうちに、
木の芽も膨らんで、今咲くぞー! と言っていたのだと思います。

どこの通りもこの花でいっぱいです。ちょっと嬉しくなります。
あとは、木蓮やアーモンドのうすいピンクの花がきれいです。

うちの前庭には、実はりんごの木があるのです。
去年1つだけ (笑) 実がなっていて、りんごだと知りました。
トリたちに、散々食された後の実でした。おいしかったのね~。

今日は、お天気が良かったので、バジルの苗を外に出して出かけました。
帰ってきたら、根こそぎなくなっていました。←トリかリスの仕業です!涙。

春で嬉しいのは、私だけではないですね。虫も鳥もリスも木も花も、みんな元気。

カンザスは激しく四季があります。
春と秋が短めですが、それでも、確かに四季がある。

昔、まだ日本に住んでいた頃、
「日本のトクチョウは?」 とイギリス人の友達に聞かれて、
「四季がある!」 と答えたら、笑われました。
「世界中に、四季がある国はたくさんあるよ。。。」 と。
そーなのか。と、まだ10代だった私は思いました。

でもね、「日本くらいきれいな四季は、そんなにないですよ!」
と今なら言い返せるかな?←ジャパンびいき。笑。
アンティーク・ハット
わたしは、アンティークのドレスやお帽子、そしてシューズなどが大好きで、
こういった関係のお品たちが手に入りますと、それはもう、ただの布ではなく、
大げさですが、歴史の一片を手にしたような、嬉しい感覚なのです。

先日、きれいなお色のベルベットのお帽子が旅立って行きました。
1920年代頃のフラッパーガールなどが、着用したものかと思うのですが、
旅立ったお家から、送って頂いた画像を拝見して、新鮮!!

このお帽子の新しい持ち主である、とても可愛いお嬢さん。
彼女ががかぶりますと、サイズがゆったり、まるでルネッサンス風の素敵なイメージです。どこか、アーティな雰囲気までします。あまりに似合っていて、本当に感心しました。彼女のお母さんが、青い瞳に、またお帽子の青味が映りキレイ。とおっしゃっていました。おしゃれして、お出かけでしょうか。 お帽子、飛ばさないようにね!( ^-^ )*.,

*Aさま、きれいな画像をお寄せくださり、どうも有難うございました。 

~素敵な画像を送ってくださったお客様方へ~
いつも嬉しく拝見させて頂いております。全てをご紹介出来ませんが、
お客様のお便りや画像等は、本当に、キャラメルの原動力です。
この場をおかりしまして、お礼を申し上げます。有難うございます!! 
m(_)m 
イタリアのいとこ
先日、友人宅へディナーに招待されました。
このお宅は、ダンナさんがカンザス出身、奥さんがカリフォルニア出身、
今は、可愛い8歳の男の子がいて、犬2匹に子猫1匹、広い芝生のお庭に
白い柵のあるお家。 まさにアメリカン・ファミリーと言った感じです。

ちょうどカリフォルニアから、奥さんのお母さんが、来ていました。
このお母さん、イタリア系3世なのです。彼女のお母さん(2世)
まではイタリア語OKだったそうですが、今では、アメリカにいる
ファミリーは、誰もイタリア語は話せないそうです。

そんな彼女も、1度イタリアへ渡ったことがあるそうです。
自分の母親から聞いた話や情報を頼りに、南イタリアの小さな漁村、
自分の家族のルーツである土地に1人旅立ちました。

自分のいとこ達が住んでいるはずの町に着きました。
タクシーに乗る際、昔に送られて来たイタリアの家族の写真を運転手さんに
見せたそうです。ちいさな田舎町ならでは。なんと運転手さんは、「わかった!」
と言った様子で、彼女をちいさなお家の前まで連れて行きました。

「ここに、自分と同じ血筋のファミリーがいる。」

緊張しながらドアをノックして、カタコトのイタリア語を並べ立てて、
家族の写真を見せて、そこで彼女は、自分のいとこ達とはじめて
逢ったのです。「本当にこの家であっているのかな?」と不安ながらも
壁に並んである、古い写真に気がつきました。

そこには、若い頃アメリカに渡ってきた、自分のおばあさんの
写真が飾ってあったそうです。

そして、さらに彼女の母親の子供の頃の写真、昔に、手紙で送られて来た
いとこ達の子供の頃の写真も。「ここだ!」と、来るべき家に辿り着きました。
その後は、もう、自称親戚がどこからともなく、大勢集まり、
全然わからないイタリア語を浴びて、夜、自分のホテルに戻りました。

翌朝、ホテルの部屋をノックする音が。 まだ8時前です。

起きだして、ドアを開けると、昨日のいとこたちがいます。
ぺラぺラと話ながら、しぐさなどでわかったのが、
「こんなホテルにいないで、家族なんだから、うちに泊まりなさい!!」
なんと朝一番に、彼女を向かえに来たのです! どんどん荷物を運び出し、
チェックアウトさせられ、それから数日間、帰国までいとこのお家で
とても親切にしてもらったそうです。

彼女は、わたしに言いました。
「逢ったこともないような、外国から来たいとこをホテルまで迎えに来て、
そして自分の家に、当たり前のように迎え入れるなんて。わたしなら出来ない。」と。

知らない人を、自分の家に招き入れるのが怖いという、今のご時世+
アメリカならではのコメントでした。それはそれで当然だと思うのです。
反対に、家族なんだから、とドアをオープンして彼女を招き入れたイタリア側も、
それはとても素敵で、自然な家族の行為だと思いました。

自分が育った、常識の範囲から出ることはなくても、
彼女はふと、彼女の母親が生きていた頃のことを思い出したそうです。

近所にいる労働者や、お金があまりなくて、
おなかすかしている人がいると、必ず、夕飯などを
多めに作り、彼らに分け与えていたことを。それを知って、
何人かは、夕飯時にドアの外で待っているようなことも
あったそうです。

「そんな知らない人に、ドアを開けてご飯あげるなんて。。。。」
と言う、まだ子供だった彼女に、母親は言いました。

「自分を頼って、たずねてくる人を追い返すことは出来ないよ。」

彼女のイタリア移民の歴史や、家族を大切にするイタリアの文化
などを聞きながら、飲んでいた赤ワインのせいもあったのでしょうか、
わたしはとても感動して、思わず涙ぐむところでした!笑。

彼女は、イースターが終わる頃、カリフォルニア、サンディエゴに帰っていきます。

画像:木製イタリアン・ギルトBOX 
St. Patrick's Day
今日は、アイルランドのお祭り、聖パトリックの日ですね。

緑の大地と呼ばれるアイルランド、シャムロック(クローバー)カラーをテーマに、アメリカでも、パブやバーで緑のビールを飲んだり、アイリッシュ・ミュージックやダンスを楽しみ、大賑わいの1日です。この日、緑色の服を着ていない人は、みんなにつねられる、という妙な風習が有名ですが、実際みんなふざけてやっています。笑。

この日、グリーンカラーのものを身につけるのを忘れた人の言い訳→「いや~、着用してるんだけど、見せられなくて残念だ。」 (下着で着用していると言い張る。笑)

アメリカは移民で出来た国ですが、そのふるさとの国としては、ドイツ系が1番多く、そして2番目がアイルランド系だそうです。大飢饉の災害にあったアイルランド人たちは、新天地アメリカに希望をたくし、1850-1930年の間には、なんと450万の人々が、アメリカに渡って来ています。

国民の5-6人に1人は、何かしらアイルランド系の血筋が入っている計算だそうです。うちのダンナも、アイルランド系の血筋が少し入っています。赤毛の人が多いアイルランドですが、うちのだんなのひげに、赤毛が出ると、「おお、アイリッシュ!」 とへんなところで感動します。

本人曰く 「ストレスだ!」そうで。。。  赤毛がストレス!? 初耳です。笑

Spring
3月に入り、少しだけお天気がマイルドになって来ました。

冬の間、外に出たとたんに、(寒くて)顔が痛い!ということが多かったのです。
野外で、アンティーク・オークションなどがありましたが、
ライブ・オークションは、長丁場。 あまりの寒さに、帰る!と叫んだ私です。笑。

お写真は、裏庭から見える大木にある鳥の巣です。
なぜにまた、あんな高いところに。。。。



雨、雪、氷、突風に耐えてついに春。
鳥さんのおうちは、無事に冬を越しました。木が大揺れに揺れていても、
巣は無事なものなのですね。なんだか感心しちゃいます。




先日、冬の間は閉まっていた植木屋さんがついに再オープンしました。
COX FARM(以前のブログでご紹介した八百屋さん)も、もうオープンかしら?




早速、ちいさな春をお家に取り入れようと、チューリップや、ハーブを購入しました。

嬉しいなあ、、、、春だなあ、、、、。 しみじみ。笑。 
クッキー
美味しいチョコチップを一袋買ってきて、クッキーを焼きました。
チョコチップのパッケージの裏に、クッキーのレシピがありますので、
素直に従います。まず、これで失敗することはありません。笑。
今日も、簡単においしく出来上がりました。

アメリカの多くの子供たちは、18歳で親元を離れます。
ルームメイトと一緒に、アパートを借りたりするのが当たり前なので、
経済的にも、無理なことではないのです。

そんな彼らは、パーティーなどがあると、男女とわずに、
気軽にクッキーを焼いたりしています。お客さんが来る前に、、、、
ではなく、お客さんと一緒に、キッチンでお喋りしながら、
紅茶をいれたり、オーブンの具合を見たりしています。
それがまた、なんとも言えない楽しいひと時なのです。

アメリカンの彼らが親元を離れて、恋しいと思う食べ物の1つが
各家庭で手作りされたクッキー。好みによって、レーズンに
オートミール・クッキーが一番の人もいれば、チョコチップが一番の人もいます。

ちいさな頃のクッキー作りの思い出などに重なって、
大人になってもクッキーは、精神的にやさしい食べ物のようです。
失恋したお友達をなぐさめるのに、話を聞きながら、熱々クッキーを
オーブンから出す友人。。。そんな場面が日常に良くありました。

わたしは大学時代に、クッキーを焼こう!と言う友人とウキウキ
粉を混ぜたりしていたら、みんな焼く前に、クッキーのもとを食べちゃって
(クッキー・ドー、こねて焼く寸前の甘くて美味しい状態です)
焼かずに終わったクッキーの思い出があります。身体に悪そう!?
ビーフ・ジャーキー
チャイルド用やベビー用の、ちいさなシューズ。
ガラス・ボタンUPの、レザーブーツなどは、本当に可愛いものです。
ただ、さすがに”靴”ですので、コンディションの良いものを見つけるのは、大変です。

画像のチャイルド・シューズ。
見た途端に、「ビーフ・ジャーキーみたい!!」 と叫んでしまいました。
その場にいた一同で大笑い。 ぺッタンコ。 トランクの一番したで、
他のものに埋もれて、この状態になってしまったそうです。

その他も穴が開いていたり、擦り切れているシューズをたくさん見ました。

その場にいたご婦人が、

「カンザスのような内陸部では昔、物資が豊かでなかったから、
一足の靴でも、一枚のお洋服でも、ふつうは、何人もの子供が着用したのよ。」
と言っていました。

それを聞いて、ボロボロの靴も、きっと姉妹で履いたり、その後は、
ご近所の子へ受け継がれた様子を思いました。

何人もの子供たちの足を守ったブーツ。
 
コミュニティで助け合って、寒い冬を越し、みんな頑張って生きてきたと
言います。今のように、飛行機もセントラルヒーティングもスーパーもないヴィクトリア時代。

大陸を横断する鉄道が通り、カリフォルニアからのオレンジをはじめて手にします。
当時は、ご馳走だったそうです。

物質的に豊かでなくても、ご近所で助け合ったり、
心はきっととても豊かだったんだろうなあ~、なんて、勝手に想像していましたが、
コミュニティーのみんなで支えあわなければ、生き残ることが出来なかった 
「パイオニア(開拓)時代」 だそうです。

画像: バギーに一緒の双子の兄弟。つるんとした頭が可愛いです。笑。
ウェールズ人のタフィ
Taffy was a Welshman,
Taffy was a thief;
Taffy came to my house
And stole a piece of beef.

タフィーはウェールズ人
タフィーは泥棒
タフィーはわたしの家へ来た
そして、ビーフの一片を盗んで行った

今日は、画像のお肉を持って走る、タフィーについて。

一定の簡単なリズムを持つ、このお話といいますか、ポエム。
これは、「ナーセリー・ライム」と呼ばれるものだそうです。
ナーセリーは幼児部屋。そこで、昔々子供に読んだお話(童謡)だったとか。

わたしの持っているペーパーでは、上の英文しかないのですが、
このタフィーのお話、まだかなり続きがあるようです。

その後も、タフィーは色々と盗んでいきます。
盗まれた人が、そのたびに、タフィーの家に行きますが、いつも留守。
ある日、ついにタフィが在宅で、ベッドにいるところを見つけます。
そして、タフィーの頭に火かき棒を投げつけたところで、お話が終わります!
すごい終わり方です。とても、子供に読んで聞かせる内容ではないところから、
やはり、内容より、押韻などのリズム重視であることがわかります。

タフィとは別に、ナーセリー・ライムの代表である、マザーグース。
こちらも、なんだか奥が深いですよね?

(イラストが) 大好きなハンプティ・ダンプティ

この有名なポエムは、、、

Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together again.

ハンプティ・ダンプティが塀の上
ハンプティ・ダンプティが落っこちた
王様の馬みんなと王様の家来みんなでも
ハンプティを元には戻せない

これもまた、せつない終わりです。

どちらもナーセリー・ライムですが、
タフィとは、ウェールズ人を軽視する呼び名であったという歴史があり、
ハンプティとは、ドジで小柄な男の人の呼び名であったとか。。。

ちょっとしたことから、昔の風習や歴史が見えて来ます。
人を軽視するような呼び名であっても、時代が過ぎ、
その言葉の持つ、当時の皮肉な意味は薄れました。

今は昔のお話として、素敵なオールドペーパーに
なって、蚤の市に並べられています!?(笑)

良かったね、タフィーにハンプティ!  (あ、タフィーは犯罪者だ。)
スプリング・クリーニング
アメリカは、春に家中のお掃除をする習慣があります。

その名も、スプリング・クリーニング。

日本の年末の大掃除に似ています。




まだ春ではないのですが、春を待ちわびるキャラメルは、
クローゼットの中を整理しました。 

ピンク・フラワーとペイズリーのボックスを見たら、心は春♪




色々なものが、クローゼットから出てきます。ドラえもんのポケットも顔負けです。

全て専用のお箱に収めた後は、お気に入りだけをきれいに、
見えるところへと並べていきます。

リネンやファブリックも、見やすく取り出しやすくなりました。



可愛いシャビーシークな、収納ボックス。

おリボンまで付いているのもあります。

こういうのには、特別なものをしまってみます。

お箱を開けるのが楽しくなるようなもの。レースとかシルクリボン、ボタンなど。。。




やっと思い通りに整理されました。これで、必要なものにもすぐに手が届きます。
目にも楽しいクローゼット~。



結局、ピンクとホワイトのお箱が使いたかっただけですね。
お掃除という、大義名分のもと。。。。笑。
コーナー
今日も雪ではじまった一日です。

でも、朝早くから予定があったので、しっかりと出かけました。

雪がふった町並みは、本当にきれいに見えます。

リバーサイドのヴィクトリアン・ハウスの美しさには、ドキドキしました。


そんな道を通りながら、地元ディーラーである、ベッキーのセールに行きました。

ベッキーは、お孫さんもいるのですが、彼女自身が少女みたいな愛らしい雰囲気の人。

巻き毛が、大変可愛い女性です。

いつも、"BECKY"と入ったエプロンをつけて、笑顔で迎えてくれます。笑。

さすがに雪の日の今日は、静かなセールでした。彼女も、今日はのんびり。

わたしものんびり。笑。外も雪で静かです。

ベッキーの素敵なお品を見た後は、郵便局に寄っただけで、すぐに帰宅しました。


いくつか、彼女のところでめぐり合ったお品をダイニングルームの
隅に、ディスプレイしてあります。

アーモンド形のカタマリ。モールドです。
1900年代初期のモールドは、本当に迫力あります。ふたもついています。

牛さんマークの木の板は、何かの箱だったようです。
今はどちらも、お役目ご苦労さまでしたと、ダイニングの壁で休んでいます。


白いストーンウェアは、最近、少し集めました。
ちいさめピッチャーが可愛いです。ポテっとした、温かみのある、ちょっといびつな
感じも古いものならではです。






朱色のフラワーにピンクのふちが可愛い、ヴィンテージのホーロー。
昔の輸入品ですが、雰囲気あります。





世界のお料理の本をしまってあるキャビネット、発見時は
へんな茶色のスプレーペイントがまだらで、悲しい姿でした。

やすりをかけたら、トップだけグリーン、下には白いペイントが
出てきて、色んなカラーにペンキ塗られたんだなあ、と歴史を感じます。

結局、やすりをかけまくった後、これはこれで、いいかな~、と、
もう、わたしがペンキを塗ることはなく、リフォームした椅子と一緒に、
コーナーに置かれました。







以来、落ち着いてるコーナーです。笑。



ニュートン
週末は、NEWTON という町へ行ってきました。
わたしのいる町から、北へ車で1時間程です。

(ちなみに、わたしのいる町はカンザスで、いえ、多分アメリカ大陸でも真ん中です。笑)

前から、NEWTONは古い町並みがきれいだよ、と言われていましたが、
カンザスの田舎=小屋&トタン屋根の建物 と想像してしまい、
あまり期待はしていませんでした。小屋も風情があって好きですけどね。

でも、行ってみたら、なかなか可愛い町です。
線路を渡るまでは、普通のショッピングモールや、新興住宅街でした。
そして、この線路から先が、古い町の中心です。



茶色のレンガの建物は、駅。人もたくさんいて、活気がありました。
色々な流通が盛んな感じがしました。







白い建物は、ワイナリーでした。










空気は、キーンと冷たかったのですが、お日様の光がキレイです。





古いお店の前を通りかかって、昔たずねたロンドンをふと思い出しました。





ちょっとした裏通りに、こういう感じの建物が多かったような気がします。



















教会もりっぱです。









このレンガもはげて、石がむき出しな感じが、いい雰囲気。
でも、しっかりサテライト・ディッシュはつけています!










すぐに一周終わっちゃう小さな町でしたが、
かわいい、ドイツのミニドールたちをつれて帰ってきました。

今は、お部屋のディスプレイとなっています。
★1891年のバースディプレゼント★
今日は、たくさんのヴィクトリアンなお品を更新しました。

その中でも、キャラメルが感動?したお品が数点あります。

ひとつは、パンジーが手描きで描かれている、古いハンカチケース。
ハンカチケースは今の時代となっては、本当にハンカチを入れるとは思いませんが、
それでも、その優雅なデザインたちは、こちらでも人気のアンティーク品です。

今回のお品は、そのデザインもさることながら、オリジナルのタグ付きなのです。
パンジーの絵のタグをつけて、当時ショーケースに、誇らしげに並んでいたのでしょう。

タグの裏には、多分お誕生日のギフトとしてこれを貰った年、
そしてその子の名前が、英語で入っています。
年は、1891年。 これを贈られた女の子は、タグをつけたまま、
大切に、、、きっとおばあさんになるまで、大切に保管していたのだと思います。

送った人の気持ちや、少女が、きっと一生手放さなかったであろうハンキーケース。
(トランクに入れたきり、忘れていた可能性もありますが。笑)

と、また過去のドラマにひたっていて、ハッと思い出しました。

今日は、大切な人のお誕生日です!! 

ハンキーケースのギフトはないですが、電話します~!笑。
レート石鹸
冬休み中に、訪れたロサンゼルスでは、なかなかの珍品にめぐり合えました。

明治時代から、沢山の日本人が、アメリカへ渡っています。
だから、日本のアンティークものも、この太平洋側のカリフォルニアには多いはず。

それがまた、古い日系スーパーの片隅に、ちょこん、なんて置いてあったりするのです。
アンティークものが、、、。笑。

キルト作りが大好きなアメリカンの義母と、日系スーパーでお買い物中、

「ねえねえ、これどうかしら?」と、古い帯を見つけて、ご機嫌な様子の彼女。

夏っぽい、きれいなブルーとホワイトの麻風な帯。

さっそく、イヒヒ。とゲットし、家に帰って帯の縫い目をほぐしていきます。
(彼女は、キルトに使用したいので、帯として布をとどめいてる気はさらさらなし。)

中から、紙が出てきました。あー、帯の芯ね~。って、ボロボロの紙を見ます。
義母が、その紙を開いて見て。。。

その場にいた数人で、顔を見合わせてしまいました。

中から出てきたのは、なんともまあ、レトロなポスター。

何も言わずに、顔を見合わせ、そのまま私の手の中へ。
(みんな、わたし好みと知っています。笑)

この紙、石鹸のポスターみたいです。とてもセクシーな女性が描かれています。


調べてみましたら、明治11年(1878年)創業の平尾賛平商店というお店の品。

この石鹸は、大正13年(1924年)に、発売されたようです。フランス語の
クリーム(LAIT)という意味で、クリーミーな石鹸という意味だそうです。

このレート石鹸を調べていく中、色々な当時の石鹸や化粧品などの
情報が出てきます。

わたしが気になった他社商品は、マルセル石鹸、と、たまごシャンプー。
どちらも、想像を掻き立てられるネーミング!

でも、明治・大正の頃、石鹸は高級品。
日露戦争中の頃、軍以外ではあまり使用出来なかったとも、ありました。

今は、おしゃれな液体ソープになったりして、きれいな色やボトルにおさまった石鹸たち。

知人で、色々な石鹸を試してみて、一番いい!と最後にたどり着いたもの。。。

なんと、牛乳石鹸 だそうです!

アレルギー質なお肌を持つ彼女も、この石鹸を使うと、カイカイがなくなるそうです。

赤箱、青箱も可愛いですよね♪ ってパッケージに弱い私。

ずっとなくならないでいて欲しいなあ、、、と牛のロゴの牛乳石鹸を思うのでした。