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12月のキャラメルスペシャル
12月初めの更新のお品たちです。
キャンディボックスを開ける時みたいに
わくわくする、セットを色々ご用意しました。

木製スプールに、真紅のシルク糸、
様々なレースパーツ&トリム
シルクリボン、、、
ロマンティックなこちらのセットは、限定1です。


ふわふわの白いフェザーに、クリスタル・シャンデリアパーツ、
リモージュ・ポーセリンパーツに、ハンドメイドレース、、、

クオリティ・アイテムに、キャラメルが、コロラドリバーで
出逢った小さな白いシェルも仲間に入れました。
素敵な色合いのセットです。こちら限定3セットです。



フレームに入れても素敵な、ロココ・マドモアゼルのプリント画(リプロ)
ヴィクトリアンのカード数枚、エドワディアンの雑誌ページ、
薔薇のデコパージュに、ミュージックレッスンの厚紙。
コラージュやスクラップブック、ラッピングのアクセントなどに
楽しい、28枚~+エフェメラ・セットです。 限定4セット。





そして、こちらは、ピンクのお花ボタンが10個!
他、ニードルセットや、ミルクキャップ、
木製せんたくばさみなど、カジュアル&キュートで
まとめて見ました。明るいカラーで、うきうき元気なセットです。
限定3セット。

このほか、デュシェスレース、アイリッシュクロシェの大物など
素敵なお品満載です。更新をお楽しみに!!
サンクスギビング・ディナー
アメリカでは昨日、サンクスギビングでした。
日本のお盆やお正月並の、大型休日です。


この日のために、全米中が家族のもとや
お友達のもとへ集まります。感謝祭前後は
大変な交通渋滞も発生するくらいです。


全ては、この日のディナーテーブルにみんなでつくために!
でも、郊外に住む私たちは、オットの両親や大勢の親戚の
招待にも遠慮して、今年は静に2人で過ごすことにしました。
(これはこれで、気を使わなく楽しいかな~。笑)





我が家では、たまには、違ってもいいよねと
今年は七面鳥ディナーではなく、ローストビーフにしてみました。




ペッパーをきかせて、付け合せには、ヨークシャープディング、
マッシュポテトや、グラタン、スタッフィング、アスパラガスと
マッシュルーム・ソテー、などなど。




この日の朝、青い空がぬけるようにきれいで、
ちょっと肌寒くも見える窓の外。


ベッドから起き出すと、キッチンのオーブンが
お部屋を暖かくしていました。

オットが、お料理の準備をして、オーブンを
早めに温めていたのでした。


午後遅くになり、全てのお料理がテーブルに並びます。




。。。よくよく考えると、もくもくと食べること意外、
何もしてないこの日の私。。。!


全てのお料理を用意してくれた、オットに、
まさに”感謝”の一日でありました!!


アリガトウ!
ジャパン・ビスク ~80年間ずっと一緒~
ちいさなミニ・ビスクドールのカップルたち。

インディアンの衣装をまとったり、
チャイナ服のカップルだったり、、
インドの紳士&淑女だったり、、、

でも、そのピンクのほほと、つぶらな瞳、
マンガチックなそのお顔は、素朴な日本製。

昔々に、遠いアメリカに向けて、みんなカップルで出発しました。

ペアで出かけたのに、長い年月の中、バラバラになってしまった子たち、、、
そして、壊れてしまった子たちもいます。

今回ご紹介のカップルたちは、80年近く離れることなく、
ずっとカップルで過ごしてきた、ミニチュア・ビスクたち。

ただ今、長い時を経て、日本へ帰国準備中です!
緊張する本
ボロボロのヴィクトリアンブック。


見つけたきり、おうちの本棚の奥につんだままの、その絵本。
ある日、何気なく広げて見ました。


100年を過ぎて、それでも物語を伝えるべく、
かろうじてつながっている、セピア色のページたち。





愛らしい子供や美しい女性たち、元気な動物の挿絵、、、
通常のヴィクトリアンの、そんな優雅な光景はどこへやら。


どこか挑戦的で、意思のしっかりした少女の様子が
描かれています。


はさみを握り、美しい長い髪を切ろうとしているその姿。


きちんとした身なりの少女。


手に持ったはさみは、彼女のその長い髪を
今まさにカットしようとしています。





まだ読んでいない物語の挿絵、
非常にドキドキさせられます。。。
夜中の訪問客
夜中にベランダの外で、ガサガサと音がしました。


わたしは一応、街中に住んでいるのですが、
となりには、小川が流れる広大な公園があります。
そのせいで、キツネ?まで見たことがあるような気もします。
(それか、巨大な猫だったのでしょうかね?笑)


そして近所には、たくさんのノラ猫ちゃん達が歩いているので、
この、がさがさ音にも、どの猫かな?と外を何気にチェック。。。


!??


ベランダ脇にある、屋根まで届くくらいの高い木に、
まるでコアラのように、あらいぐま?が張り付いていました。


わたしと目が合うと、のろのろと、木からおりはじめました。


カメラ、カメラ、と戻って見ますと、あらいぐまちゃんは、
ちょうど、地面に着陸したところ。


それでも、あまり急ぐ風もなく、面倒くさそう~に
ノロノロ、ノロノロ、、、、。


屋根で、どんどんっ。とこの間からの騒音の原因は、、、
あなただったのですね? 犯人発見です!
キャンベルさん、夢のお城
こちら、先月の仕入れまわりで、偶然通りかかったお宅です。





以前からそこにあるのは、知っていましたが、
今回、はじめてマジマジと観察?して参りました。





この日はどんより曇り空、この古い豪邸も
まったりと眠っているかのようでした。












リバーサイドに位置するこのお宅を
地元の人々は”キャンベル城”と呼びます。













この”キャンベル城”は、1800年代に、バートン・キャンベルさんという人が、
ヨーロッパのお城を夢見て施工した、28部屋の豪邸なのです。









お家自体は、ヴィクトリア時代のものですが、
階段の手すりは275年前のロンドン製のもの、
暖炉はなんと700年前のフランスもの、
ランプはスペインのアンティーク、、、。

(↑ちょとお国がバラバラですが。ニガ笑)

と、まさにヨーロッパから、よりすぐったアンティークを
集めて、彼は夢の城を完成させたのです。









三角屋根のタワーや、重厚な円柱タワー。

























屋根の上には、エンジェルかガーゴイル?
ずっと、このお城を守ってきたのでしょうか?

ガーゴイルは、お屋根の、といから流れてくる
雨水の排出用としての役目が本当らしいのですが、
どうも、敷地の守り神みたいに見えてきます。

だんだん私の中では、鬼瓦とか、しゃちほこに
イメージがだぶって参ります。。。笑




キャンベルさん亡き後、残念ながら彼の子孫が
この家を継ぐことはなく、お城は後に人手に渡って行きます。


1900年代の間に、何回もこのお城の”王様”はかわりました。


1970年代には、この老朽化の進む28部屋の豪邸維持費が
莫大な額にふくれあがり、ついに、当時のオーナは、
このお城を美術館のように、一般公開することにしました。


色々あっても、朽ち果てたり、解体されることなくこの地に残ったお城です。


現在は、ベッド&ブレックファストとして営業中。


きれいにお手入れされており、
紅葉のはじまった中、堂々たるたたずまいでした。
秋のヴィクトリアン・ストリート ~サライナ~ カンザス
今回は、10月半ばの、仕入れ旅の様子を少しご紹介です。



もうすでに慣れてきた、カリフォルニア-カンザスの大陸半分横断旅行。
平坦な大地を片道2日間運転、途中のニューメキシコ州で一泊です。



長い道中、運転に飽きてくるだんなと二人、アメリカ合衆国の
州名を全部を言い合うとか、へんてこな言葉遊びまで飛び出します。





紅葉のはじまった、アメリカン・ハートランド(アメリカ中心部)に到着です。

落ち葉がハラリと落ちる様子に、ちょと胸きゅん、秋を感じていました。
南カリフォルニアですと、強風の後に、巨大なパームツリーの葉が
道路に落ちていることはありますが。笑 






今回、最初におじゃましたお宅は、左のブラウンの三角屋根のお家。

1900年初頃の建築。画像では小さく見えますが
さすがアメリカン・ハウス、中は巨大です。
インテリアには、重厚な家具など、素敵なものがたくさんでした。

このお宅は、今は初老のご夫婦が25年間以上ここで過ごし、
子供たちもみな、このお家から巣立って行ったそうです。

そして先日、ロッキー山脈のふもと、
コロラド州にログハウスを購入し引越し!!
これから引退後は、そちらで山の生活を謳歌するそうです!

カンザスに山はまったくありません。どこまでも平ら~、、、です。
長い間、山の暮らしが憧れだったそうです。

奥様は、ドールコレクター、だんな様は、鉄道模型マニア。
お家の中にも、そういったコレクションの様子が溢れていました。

必要なものだけを厳選して引越してしまい、
家もろとも、残りは全部処分、もしくは子供たちで分けるように!
との、彼らのメッセージが、子供たちに届いた時、、、

もうご夫婦はすでに、コロラドへ行った後でした!笑

第二の人生、お二人とも、存分に謳歌していますように!!






その後、ハロウィーンのかぼちゃや、黄色いフラワーの
ショップを通り越して、北に向かって1時間半ドライブしました。








こちらの町は、ヴィクトリアンハウスがかなり残っていて
ちょっとした、タイムトリップ気分です。





レンガのお家。









カラフルにペイントされたアメリカン・ヴィクトリアンたち。


















まるで、お菓子の家のような、ドールハウスのような
可愛いおうちたちです。













円柱のある、迫力あるお宅もあります。









こちらは、ちょっと濃い目の色合いが素敵な
コテージスタイルのおうち。













すらっとしたレディを思うような、きれいなヴィクトリアンハウス。










最後のグリーン屋根に、白い壁のオールドハウスは、
まるで、トム・ソーヤのお家みたいです。

その昔、窓から出入りしちゃう、いたずらっ子は
ここに住んでいたのでしょうか?


秋の木漏れ日の中、ヴィクトリアンハウスのある
ストリートで、ちょっぴりタイムトリップでした。
帰還致しました~!
昨日、仕入れの旅より戻りました。

パシフィック・タイムから、マウンテン・タイムと
国内の時差も超え、広大なアメリカ大陸の
田舎町をめぐって来ました。

紅葉の始まったカントリーは、温かい人々と
素敵なお品に溢れていました。

準備が整いましたら、旅の様子などと共に、
HP更新致します。どうぞ、お楽しみに!

*お客様には、留守中も、温かいお便りや、ご注文を
頂きまして、どうも有難うございました。m(_)m
行って参りま~す!
10/22まで、仕入れのため、田舎めぐりをして来ます。


今回も広いアメリカ大陸、平坦で一直線な
田舎道を眠らないよう頑張って行って参ります。笑


町外れの、いつ開いているかもわからないような、アンティークショップや、、、





何代にも渡り、同じ古いお家に住んでいるファミリーから、
直接お品をわけてもらうため、ひたすら収穫を終えたばかりの
小麦畑の中の一本道を走って行きます。


屋根裏から、地下室から、、、当時美人だった
曾おばあさんの宝ものが、懐かしい昔話と共に、
出てくるかもしれません。




古いヴィクトリアンのアーモアの扉を開いたら、
手刺繍やアンティークレースが
そっとしまわれているかもしれません。


まだ夏みたいな日もある南カリフォルニアから
気温差があり、かなり寒くなっている内陸部へ
ひたすら車を走らせます。



きれいな紅葉が見られると思います。


PS: 留守中も、お買い物OKです。カートオープンしております。
発送・メールへのお返事は、10/22頃、戻り次第となります。
宜しくお願い致します。

素敵なアンティークと、お話をたくさん集めて帰ってきます。

いって参りま~す。
間違っちゃったお話
私の家の斜め向かい側には、公園がありまして、
ちょっと朝のお散歩に行ってまいりました。
公園入り口には、星条旗があり、
その下には、カリフォルニアの州旗が
風にゆらゆら。熊さんのイラストです。笑

そして、白い壁にくすんだグリーンのペイントが
可愛い、後期ヴィクトリアンのちいさな建物があります。

1800年代、この地にはじめて出来た学校です。

ロサンゼルス郡の、東北に位置するこの町パームデールは、
当時、アメリカ中西部にやって来ていた
スイスとドイツからの人々が、入植した町です。

カリフォルニアの海岸をめざし、何ヶ月もかけ、
大陸を渡って来た記録があります。

一同目指すは、話に聞いているとげとげの奇妙な葉を持つ、
パームツリー。この木を見たら、暖かな南カリフォルニアの証。
海岸が近い証拠だと。

実際に、サンタモニカなどの海岸までには、あと山を3つくらい
超えないと駄目だったのですが、(今では車で一時間ですけどね)

彼らは、砂漠や乾燥地帯に生える、とげとげの葉を
持つサボテン科の木(ジョシュアツリー)を見て、

「おお!これがウワサに聞いていたパームツリーに違いない!!
ここから海はすぐそこなのだ!!」

と、みなさん、この地で旅を終えて、落ち着いてしまったそうです。笑

生まれてこのかた見た事もない、パームツリーを夢に描き、
間違ってサボテンみたいな植物をパームツリーと思い込んでしまった。



← 海岸沿いに生えるパームツリー







← 砂漠に生えるジョシュアツリー



そして、町の名前はドイツ語で、’パームツリーの谷’とう意味である、
’Palmenthal’、と名づけられ、現在のパームデール市に至ります。

ちょっとした間違いで、町が1つ出来てしまったわけですね。
良く考えますと、すごいことでです!笑

そんな小話を思いながら、ヴィクトリアンのスクールハウスをチェック。

公開はしていないようで、鍵がかかっていました。残念。
でも、とってもちいさくて1部屋くらいしかありませんので、
窓から中の様子は良く見えます。

ここも、きっと何かの物語の中のように、
年の違う子供たちが、一緒に机を並べて
お勉強したのでしょう。


パームデールの1900年時の町の人口は、100人ちょっと。
その後、1950年代までは、眠ったように静かな町だったのが
空港が出来、そして、80年代のバブルにのって、新興住宅が
次々に建設され、郊外の町としては、驚くほどの成長を
遂げたそうです。

でも、海はやっぱり山の向こう。

彼らはその後、山を越え、海を見たことがあったのでしょうか?
東へ(6) ラスベガス最終 ~夜景~
*こちら、ブログをさかのぼって、”東へ(1)” からご覧ください。


さて、ラスベガスといえば、まさに眠らない町。
夜景の美しさで有名です。

カジノ、ショー、ショッピング、有名レストランなど、
エンターテイメントのメッカです。

今ではきれいなホテル郡が昼間も、目を楽しませて
くれますが、昔は、昼間はゴーストタウンみたいに、
砂漠の町といった感じで、今ほど華やかではありませんでした。

アメリカのバブルに乗って、一気に開発が進んだ
ラスベガスです。




昼と夜、違う顔を持つ、ラスベガス。






その昔、ネバダ州はメキシコ領でした。

住民は、ネイティブアメリカン(インディアン)と、スパニッシュ系を中心とした
未開発な砂漠地帯だったのです。



初めて白人が、この地域へやって来たのは、1820年代と記録にあります。

1850年代には、ネバダ州の隣である、ユタ州に拠点を置く
モルモン教徒が、カリフォルニアへ向けて布教の旅をはじめました。

長くつらい旅路の中継点として、疲れを癒す
教徒の宿場町として栄えたのが、このラスベガスだったのです。

布教の旅の中継地点であった町。

今では、そこが世界でも有数の、巨大カジノ・リゾートとなったのでした。

なんともまあ、ヘンテコ?不思議な歴史であります。



今回も、まだまだ建築中のあたらしいビルがあったり、
これからも変わり続けるであろう、ラスベガスでした。




それにしても、暑かったです。
夏に(もう秋ですけど)行く場所ではありませんでした。。。笑




PS: 現在、キャラメルでお買い物されたお客様には、
梱包形式が許す限り、ラスベガスのポストカードを同封中です。
どちらのホテルのカードが入るか、どうぞお楽しみに!
ちょっとした会話のきっかけに、お楽しみください。

*在庫がなくなり次第、終了です。m(_)m
東へ(5) ラスベガス ~パリス~
さて、こちらは、ホテル・パリス(パリ)です。











ミニチュアの凱旋門から、エッフェルタワーまで

ホテル敷地内に、ぎゅっとつまった、ミニチュアパリ、

と言ったところでしょうか。笑















エッフェルタワー。。。。 (許してやってください。笑)
町中がエンターテイメントのラスベガスです!






















やけに高い建物は、ホテルの客室部分です。

これでもか、とお空へ向けての25-30階建てくらいでしょうか。

間延びした感じですが、そこはご愛嬌。笑












ホテルチェックイン・カウンター周辺は、
きらきらシャンデリアが、ふんだんに使用され、
ベルサイユ宮殿風。




わたし、こういうキラキラ、結構好きです。。。笑
東へ(4) ラスベガス ~べラージオ~
さあ、やって来ました、お次は、なんちゃってイタリアです!笑

ホテル、べラージオ。








こちらは、水をテーマにしたショー、Oを観る事が出来ます。

このショーを行なっているサーカス(といいますか、それ以上ですが)
シルクドソレイユは、日本でも頻繁に公演を行なっているそうです。
お近くにサーカステント見つけられたら、是非オススメです!

幻想的ですばらしいショーたちですよ。




ホテルロビーの天井。
いつ見てもきれいなガラスのお花が覆っています。








そして、私の一番好きな空間。

ラスベガス中で、ここが一番好きかもしれません。

ホテルロビーのつきあたりにある、季節ごとのお花などのディスプレイ。

今回のテーマは、秋、でした。







かぼちゃがロマンティックに見えてしまいます。笑

また、この横にあるカフェでは、お花を見ながら
ゆっくりと何杯でもおいしいコーヒーが頂けるのです。

学生時代からの大好きな親友と、以前、何時間でも
ここで、楽しくおしゃべりした思い出がよみがえります。
ちょっと懐かしくて胸キュン、です。


おいしいチーズケーキとコーヒー+チップを込みましても
1人、10ドルで充分足りちゃう嬉しいカフェ。
当時、20代の私たちでも、充分楽しめたプチ優雅な空間でした。


そして、数年前、30代になっても、同じ親友と同じ場所で、
同じように笑いながら、お喋りを楽しめた私は幸せ者だと思いました。


今回は、お腹減った~、なダンナと一緒でしたので、
カフェではなくバフェへ。 (バイキングへ)

たらふくディーナーをつめこみ、ほろ苦い後悔とともに、
すっかり、優雅な気分も消え去りました。ニガ笑
東へ(3) ラスベガス ~モンテカルロ~
さあ、モナコは、モンテカルロをイメージしたホテルです。















そのまんま、ホテル名はモンテカルロ。












このホテルは、石像や噴水など堂々とした造りなのですが、

実際は、他のホテルに比べますと、地味でシンプルなのです。















よいしょっと。。。


はい、これでもラスベガスにおいては、地味なのです。笑














クラシックな雰囲気で私は好きですが。







あまり人もいないで静かですしね。



























と思ったのが大間違いです。


いつの間にか、ホテルのすぐ外に、スポーツバー!!
が出来ていて、大勢のお客さんでにぎわっていました。















バーの外壁に描かれたデビルちゃん。

なんだか可愛いですこれ。ホテルの外観にあっていませんが。

こういうお茶目は、やっぱりラスベガス風。笑
東へ(2) ラスベガス ~NYNY~
さあ、LAより東北へ4-5時間、やって来ましたネバダ州。

さばくの中にどどーんと現れる、眠らない町ラスベガスです。

ラスベガスは、カジノやショービジネスで有名ですが、
町中が”大人のディズニーランド”といった感じです。

各ホテルは、それぞれの都市などをテーマに、
ホテル自体が、見所でもあります。




KAのポスター。

MGMホテルで公開されている”火”をテーマにしたショーです。
日本人の役者さんも、主役格ですばらしい演技を見せています。










はい、こちら、なんちゃって自由の女神。


ホテルNY・NYの見所です。笑



ホテルNY・NYは、外側に自由の女神、そしてブルックリンブリッジ、
エンパイアステートビルなどを真似た建物(中はホテルです)
に、大胆にもまわりをぐるりとジェットコースターが回っています。



朝10時くらいから、ジェットコースター利用客が
きゃ~~~!と叫んでいます。お寝坊さんには、
ちょうど良い目覚ましかもしれません。。。笑



ラスベガスに、おもちゃみたいなニューヨークの町並があると
いったところでしょう。



真剣に考えますと、とても馬鹿馬鹿しいのですが(汗)
この町に来ましたら、日頃の常識はさようなら!です。



あくまで、何でもあれ!で楽しんじゃう
明るくオープンな気持が大切です。



もちろん、本物の町と、ホテルを比べるなんて
トンでもありません。なんちゃってニューヨークで良いのです。
大人のディズニーランドなのですから。笑



そんなことを言っている私も、実はお仕事で来たのです。

昼間は、お仕事で、町中に色々と出かけました。
が、何しろ暑いです。暑くて暑くて、この季節の
ラスベガスにおいての、記録的暑さを観測するかも?
と、ホテルのテレビが言っていました。



昼間のあまりの暑さに、夜はグーグー熟睡です。
水泳の後、疲れて眠るような感覚で、すぐに眠れました。



不景気とはいいつつも、まだまだ開発の止まらないラスベガス。
世界中から、大資本が集まってきているこの町です。
3年前に訪れた時から、もう町の雰囲気は変わってきています。

お写真頑張って撮ってきました。



次回のブログでは、なんちゃってイタリア、なんちゃってモナコ、
なんちゃってパリにご一緒しましょう!笑


東へ(1) カリフォルニア→ネバダ州へ
またまた、広いアメリカ大陸を走っている私です。

それでも今回は、カリフォルニアからおとなりのネバダへ。
目的地まで、4時間くらいのドライブです。

さほど、緊張感もなく、東へ進みます。




いつもここを通る度に思うのですが、この通り名は一体!?

ZZYZX Road

読めません。。。。

一体誰がつけた名前なのか!?

ZZYZXって、”間違ってタイプしちゃった” 
みたいなスペルです。笑

カリフォルニア州ですと、スペイン語由来の名前の地域が多く、
ネバダ~アリゾナ州ですと、ネイティブアメリカン(インディアン)を
語源としたストリート名や、地域などが多数あります。

でも、こちらZZYZXは、未だに意味不明であります。笑

この日は、ひたすらに暑かったです。

いつもの岩山砂漠も、蜃気楼が出そうな
サハラ砂漠みたいに見えてきます。

車内はクーラーが効いていますが、窓からビシバシッと
容赦ない太陽の光が照り付けてきます。

じりじり、トーストされること4時間。

見えてきました。砂漠の中の高層ビルたち。。。

これから数回にわけて、続きをつづってまいります。
お楽しみに!
スーツケースの中身
先日、ポアンドガーズのレースピースを
お求め頂いたお客様より、お便りを頂きました。
手にしたハンドメイドレースの細かさに感動なさったご様子を
大変嬉しく拝見しました。どうも、有難うございました。m(_)m

そして、そのお便りを読みながら、
”心臓がドキドキした”私のレース体験をふっと、思い出しました。

少し前になりますが、大好きなお友達で、
アンティークディーラーでもあるその人のショップで、
お茶を頂いていました。

ミシガン州出身である彼女は、
アメリカ東海岸~5大湖付近にある豪邸からの
仕入れを常に充実させています。

昔、アメリカ5大湖付近には、鉄道とその湖の水路を
流通経路として、さまざまな産業が栄えました。
そのため、当時は多くのお金持ち・上流社会の人々が集まっていたのです。

そんな古いお宅へのアクセスを持つ彼女。
彼女のショップも、とても居心地の良い、趣味の良い空間です。

クランベリーとブルーチーズのディップに、
クラッカーをほおばりながら、おしゃべりに花を咲かせていると、
突然席をたった彼女。

外にとめてあった車のトランクから、
合成革でボロボロのレトロなスーツケースを持ってきました。

「これは、譲れないのだけれど、あなたに
見せたくって。。。!」 

と、言い終わらないうちに、パカーンッ!と
広げたそのボロボロスーツケースの中身は。。。。

ぎっしりつまった、アンティークレースの山!
それも全て、ハンドメイドのクオリティ高いものばかりです。

「アンティークレース・ミュージアムが、
スーツケースにつまったみたい!!」

あまりの美しいお品の数々に、心臓が高鳴りコーフン状態の私。
きっと私の目も、赤く血走っていたに違いありません!笑

彼女とのアンティークレース話に花が咲きます。

「これは、カリフォルニアにいた頃、見つけた品なのだけれど、、、」
と、ポアンドガーズのゴージャスなレース襟を取り出す彼女。

「一緒に出てきたメモを見たら、昔のカンザス州知事の
娘のウェディングドレスについていたものなのよ!」
と、現在カンザスに暮らす彼女、レース襟もしかるべき場所に
戻ったというところでしょうか?笑

いいなあ!と大興奮の私に、彼女は言いました。

彼女の母親、そして彼女と、親子2代に渡り長年少しずつ
集めた品であること。大切に大切に、家にあるリネンクローゼットに
重ねてしまってあるレースや刺繍リネンたちのこと。
娘がいないので、いつかは息子の嫁に譲る、もしくは、
自分のショップで販売していくであろうこと、、、。

美しいものに囲まれているのが幸せ、という彼女が
アンティークディーラーになって、もう25年以上になるそうです。

100年以上前の職人さんたちが、長い時間をかけて、
自分たちでは決して、着ることはなかったであろう
その豪華なレースたちをを綴って行ったこと。

芸術品でもあり、その一本一本の糸の編目に
魂を感じるお品たち。

美しいものを愛でる、心の豊かさの象徴。
彼女や私の中では、その対象がアンティークレースになっているようです。

来月、寒くなる前に、また片道2日間車を走らせ、
カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス、オクラホマ、
そしてカンザスと、6州を超え、彼女に会いに行きます。

また、どんなアンティークストーリーが飛び出すか、とても楽しみです。
窓の外の相棒
何か?  
と、聞かれた気がするこの視線。笑
うちの近所をよく歩いている、ボス級の猫ちゃんです。

朝、窓の外を見たとき、ドキッとしました。
塀と塀のすき間に頭を突っ込んで(おしりをこちらに向けて)
寝ている姿は、毛のカタマリ。。。
べたっと大きな身体を地面にはべらかせ、堂々たるお昼寝。

時間が経っても、頭の位置がこちらに向いただけで、
まだいます。そうやって朝から夕方まで、塀と塀の間で
ゴロゴロ寝ているのでした。具合が悪いのかと心配しましたが
そうでもなく、暑さにやられて涼んでいたようです。

お仕事中に、ふと窓の外を見ると、べたっと寝ているその猫。
なぜか嬉しい私。笑
干草のお買い物
先日、キルトつくりの上手な義母が、
アンティークの布を洗う専用洗剤を探しており、
そのお買い物へ、私も一緒にお出かけしました。








ちょっと町外れのショップへドライブです。







このお店は、ホームセンターのような感じですが、
近くにファームも多いことから、家畜の餌である
干草なども、ふんだんにおいてあります。

新しくまだ、グリーンの残っている干草から、
カラカラに乾燥したものまで、倉庫の天井まで高く積み上げられています。

わあ、カンザスの風景を思い出す~!と、
以前住んでいた、カントリーを思い出します。

干草の間からは、子猫がじゃれあって遊んでいる姿が見えました。
可愛い。。。でも、残念ながら、元気な子猫は、私の
写真にはおさまってくれませんでした。笑

シルバーの大きなたらい?のようなものは、馬などの
水のみ用の器です。人間のバスタブくらいは余裕である大きさです。








いきなり、お店のお兄さんがあらわれて、干草を運びだしました。
ふわふわとした見かけによらず、干草の束は、かなり重いようです。

ふーん、誰が買うのだろう?農場を持っている人かな。
と振り返ったら! な、なんと、ロサンゼルスの街中に住んでいる
義母が2束購入しているではありませんか!!!

一体、何に使うの?とびっくりする私たち。

「わからないけど、欲しい。」 とのことで。笑

これからハロウィーンですから、カボチャをディスプレイしたり
裏庭の、ガーデンの隅に置いて、そのうち植物の肥料と
しても良いのかもしれません。。。







なかなか見つからない、動物の毛を洗うのに
安全でオーガニックな、やさしい洗剤。

これが、アンティークの落ちやすい古い染めをおとさずに、
きれいに、お洗濯可能のコツなのです。

私も、他の洗剤と使い分けて、キャラメルデザインの
アンティークリネンをこれで、お洗濯したりすることもあります。

そうそう、干草じゃなくって、こちらがお買い物のメインアイテムなのでした!

(すっかり、干草の迫力におされて、忘れるところでした。)笑
ハッピー・ウエディング
ご自身の実際の結婚式に、アンティークのウェディング
アイテムを上手に取り入れていらっしゃる方が
増えているみたいですね。

キャラメルにも、アンティークのヴェールやドレス、
ティアラ、ハンカチなどをお探し中の、”未来の花嫁さん”から、
たくさんのお問い合わせを頂きます。

お便りのやり取りをしていますと、花嫁さんの
幸せが伝わってきて、わたしまで、ニコニコしてしまいます。

ブーケに使用するために、フランスのアンティークレースを
お求め頂いた方、何ヶ月もご検討頂いて、映画の中に見た
同じスタイルのウェディングティアラをご注文なさった方、
ウェディングのハンカチは、サムシング・ブルーは、、、
と、海の向こうからのたくさんのお便り。

一生の思い出になる素敵なお式にするために
アンティークを通して、ちょっとしたお手伝いが出来ること。
キャラメルにとって、本当に光栄なことです。

「人とは違う、自分だけの大好きなアンティークを
お式で身に付け、いつか子供が出来て、、、そして、
その後も(アンティークは)代々ファミリーに、残していけるように。。。」
。。。お客さまの素敵な想いは、とても美しく私の耳に響きました。

皆様、ご結婚おめでとうございます!!

*画像上から: 
すずらん付ウェディングヴェール、オレンジフラワーのワックスティアラ、
1800年代の結婚証明書とシルバークロス、アールデコ時代の、
すずらんのブーケを持ったブライドのフォト。